鍼灸臨床論Ⅰ

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授業コードa212046
科目分野専門
科目名鍼灸臨床論Ⅰ
科目責任者中川 萌海
実務経験
配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

将来、医療現場で医療従事者として施術を行うためには、現代医学の基礎理論、および臨床の知識は必要不可欠となる。鍼灸臨床の現場において、今後経験することの多い症候の病態・原因・症状を現代医学的見地(解剖学・生理学・病理学)から説明し理解させる。特に内科疾患については診察から治療までを学習し、病能把握と治療方法を習得することを目的とする。さらにあらゆる内科疾患についての鍼灸治療適応・不適応について学習し、その治療方針・治療経穴について学ぶ。

一般学習目標 GIO

臨床において現代医学的な観点から症候・疾患を分析し、治療方法・治療穴を考える力を身に付ける。内科系疾患に対する現代医学的な概念・診察・鍼灸治療について理解できる。
主要症候の病態が現代医学的見地から理解できる。
内科的な各疾患に対して必要な検査、臨床所見を理解できる。
検査・症状をもとに各疾患の病態把握ができる。
検査・症状をもとに各疾患の鍼灸治療の適否を判断できる。
臨床に応用できる知識を習得できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

オリエンテーション
第1章 治療総論(P2~4)

個別目標

現代医学的鍼灸治療においての治療原則・治療計画について理解できる。

予習

教科書(P2~4)を読み、現代医学的にはどのように選穴を行うか理解する。(15分)

復習

治療計画について確認し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第2回】
授業内容

1)頭痛(P14~16)

個別目標

筋収縮性頭痛・片頭痛(片頭痛性血管性頭痛)の症状・治療経穴を理解できる。頭痛においての鍼灸治療の適否について説明できる。

予習

教科書(P14~20)を読み、筋収縮性頭痛と片頭痛の病態を理解する。(15分)

復習

鍼灸治療対象の頭痛と群発頭痛・くも膜下出血との見極めについて復習し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第3回】
授業内容

2)顔面痛(P18~20)

個別目標

三叉神経の支配領域を理解し、三叉神経痛の治療経穴を説明できる。

予習

教科書(P18~21)を読み、三叉神経の支配領域・トリガーゾーンについて復習し、症状を確認する。(15分)

復習

非定型顔面痛・特発性三叉神経痛についてのそれぞれの特徴を確認し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第4回】
授業内容

3)顔面麻痺・4)歯痛(P22~27)

個別目標

中枢性顔面神経麻痺と末梢性顔面神経麻痺の違いについて理解し、ベル麻痺の症状・治療経穴を理解できる。歯の構造について復習し、上歯痛・下歯痛それぞれの治療経穴を理解する。

予習

教科書(P22~23)を読みベル麻痺について調べ、特徴的な症状を確認する。教科書(P25)を読み上歯痛・下歯痛の違いを確認する。(15分)

復習

中枢性顔面神経麻痺・末梢性顔面神経麻痺違い、歯痛の適応疾患について確認し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第5回】
授業内容

5)眼精疲労(P27~29)

個別目標

現在患者数の多いVDT症候群について学び、眼精疲労の治療経穴を説明できる。

予習

教科書(P27~28)を読み、視器要因などの眼精疲労の原因について調べ理解する。(15分)

復習

眼精疲労の治療経穴について確認し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第6回】
授業内容

6)鼻閉・鼻汁(P30~32)

個別目標

鼻過敏症の病態・生理・治療方針を理解できる。

予習

教科書(P30)を読み、アレルギー性鼻炎の症状について確認する。(15分)

復習

鼻過敏症に特徴的な症状について確認し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第7回】
授業内容

7)脱毛症・8)めまい(P33~39)

個別目標

円形脱毛症・男性型脱毛症の治療方法・治療経穴について説明できる。メニエール病の特性がわかり治療経穴を理解できる。

予習

梅花鍼での治療方法を確認する。教科書(P36~37)を読みメニエール病の病態・生理の確認をする。(15分)

復習

脱毛症の種類・疫学、めまいの際の適応疾患を理解し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第8回】
授業内容

9)耳鳴り・難聴(P39~42)

個別目標

耳鳴り・難聴の分類・鑑別検査について理解し、耳周囲の経穴に治療ができる。

予習

教科書(P39~40)を読み、耳周囲の治療経穴について確認する。(15分)

復習

伝音性難聴・感音性難聴の違いを理解し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第9回】
授業内容

10)咳嗽・11)喘息(P42~47)

個別目標

かぜ症候群の病態・生理を理解し、治療経穴を説明できる。アトピー型、非アトピー型の違いを知り、気管支喘息の治療方針を説明できる。

予習

教科書(P42~46)を読み、咳嗽の原因疾患・所見について調べ説明できる。(15分)

復習

咳嗽で使用する治療経穴、適応となる喘息の病態・症状・治療経穴を理解し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第10回】
授業内容

12)胸痛・13)腹痛(P48~55)

個別目標

特発性肋間神経痛の特有の圧痛点を理解できる。腹痛を起こす疾患を知り、胃の六つ灸を説明できる。

予習

教科書(P48~50)を読み胸痛の原因について学び適応となる疾患を覚える。教科書(P51~52)を読み、腹痛で鍼灸適応となるものを調べ覚える。(15分)

復習

特発性肋間神経痛の特有の圧痛点、腹痛の際適応となる疾患を理解し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第11回】
授業内容

14)悪心・嘔吐(P56~58)

個別目標

急性・慢性胃炎の概念・治療経穴について理解できる。

予習

教科書(P56~60)を読み、悪心・嘔吐について調べ適応となる疾患を覚える。(15分)

復習

悪心・嘔吐を治療する際の注意点を理解し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第12回】
授業内容

15)便秘と下痢(P59~63)

個別目標

急性・慢性胃炎の概念・治療経穴について理解できる。

予習

教科書(P56~60)を読み、悪心・嘔吐について調べ適応となる疾患を覚える。(15分)

復習

悪心・嘔吐を治療する際の注意点を理解し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第13回】
授業内容

16)月経異常(P64~69)

個別目標

月経前症候群(PMS)の病態・生理を理解し、治療経穴を理解できる。

予習

教科書(P64~65)を読み適応となる疾患を覚え、月経異常の病態・生理・症状を確認する。(15分)

復習

月経前症候群・月経困難症の違いを理解し、moodleで復習テストを解く。(30分)

【第14回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

第1回目からの疾患について病態・症状・治療経穴を確認する。

予習

第1回目からの講義資料、教科書を確認し、理解していない部分を理解する。(15分)

復習

国家試験の過去問題を解き復習を行う。(30分)

【第15回】
授業内容

17)排尿障害(P69~72)

個別目標

神経因性膀胱の病態・生理を理解し、体性ー内臓反射に基づいた鍼灸治療について知る。

予習

教科書(P64~70)を読み適応となる疾患を覚え、排尿障害の症状を確認する。(15分)

復習

教科書(P64~70)を読み、国家試験の過去問を解き復習を行う。(30分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

小テスト(30%)、期末試験(70%)として評価する。
毎回授業終了後、moodleにて授業で学んだことを記入すること。

教科書

東洋療法学校協会編「東洋医学臨床論<はりきゅう編>」

参考書・参考資料

東洋療法学校協会編「臨床医学総論」医歯薬出版株式会社
東洋療法学校協会編「臨床医学各論」医歯薬出版株式会社
図解 鍼灸療法技術ガイドⅠ(文光堂)
図解 鍼灸療法技術ガイドⅡ(文光堂)
図解 鍼灸臨床手技マニュアル 第2版 医歯薬出版株式会社
鍼灸臨床最新科学 医歯薬出版株式会社

受講要件
コメント
オフィスアワー

授業後教室にて受け付けます。