鍼灸応用実習Ⅷ

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授業コードa212085
科目分野専門
科目名鍼灸応用実習Ⅷ
科目責任者兼森 史峻
実務経験

2011年にはり師・きゅう師免許を取得する。2011年から2年間、鍼灸整骨院で勤務し、2013年から教員養成に進み、2015年から1年間、朝日医療専門学校広島校に勤務する。
2016年から現在まで朝日医療大学校で勤務している。また、附属治療院で一般の患者への施術も行っている。
鍼灸整骨院および附属治療院での施術は、問診や触診により患者の病態を把握し、発症から現在までの症状の経緯から病証を推察する。そして、病証に合わせて配穴の選択をする。

配当年次3年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法実習
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数40
授業概要

東洋医学では、同じ症候であっても病証が異なる場合が多い。例えば、同じ頭痛であっても、気血両虚など虚証によるものがあれば、痰濁など実証によるものもある。病症が異なるということは、施術方針も別のものとなる。虚証による頭痛ならば、不足した気血を補うような施術を行う。実証による頭痛であるなら、過剰な気血や外から侵入した邪を除去するような施術を行う。
この授業では、症候ごとに起こりうる病証の経緯を理解し、病証に合わせた配穴の一例を実践することを目的とする。 また、経絡治療や経筋治療など特殊な施術法を知ることで、臨床における施術の選択肢を広げることも目的とする。

一般学習目標 GIO

1.東洋医学の基礎知識が理解できる。
2.基礎知識を基に東洋医学的治療が実施できる。
3.経絡治療の考え方が理解できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

めまい

個別目標

めまいを症状別に分類ができ、東洋医学的な施術法ができる。

予習

めまい(教科書pp.37-39)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとにめまいに対する施術方針を考える。(10分)

【第2回】
授業内容

不眠

個別目標

不眠を症状別に分類ができ、東洋医学的な施術法ができる。

予習

不眠(教科書pp.115-116)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに不眠に対する施術方針を考える。(10分)

【第3回】
授業内容

咳嗽

個別目標

咳嗽を症状別に分類ができ、東洋医学的な施術法ができる。

予習

咳嗽(教科書pp.43-44)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに咳嗽に対する施術方針を考える。(10分)

【第4回】
授業内容

下痢

個別目標

下痢を症状別に分類ができ、東洋医学的な施術法ができる。

予習

下痢(教科書pp.62-63)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに下痢に対する施術方針を考える。(10分)

【第5回】
授業内容

腹痛

個別目標

腹痛を症状別に分類ができ、東洋医学的な施術法ができる。

予習

腹痛(教科書pp.52-55)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに腹痛に対する施術方針を考える。(10分)

【第6回】
授業内容

月経異常

個別目標

月経異常を症状別に分類でき、東洋医学的な施術法ができる。

予習

月経異常(教科書pp.65-69)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに月経異常に対する施術方針を考える。(10分)

【第7回】
授業内容

耳鳴りと難聴

個別目標

耳鳴りと難聴を症状別に分類でき、東洋医学的な施術法ができる。

予習

耳鳴りと難聴(教科書pp.40-42)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに耳鳴りと難聴に対する施術方針を考える。(10分)

【第8回】
授業内容

冷え

個別目標

冷えを症状別に分類でき、東洋医学的な施術法ができる。

予習

冷え(教科書p.113)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに冷えに対する施術方針を考える。(10分)

【第9回】
授業内容

発疹

個別目標

発疹を症状別に分類でき、東洋医学的な施術法ができる。

予習

発疹(教科書pp.120-122)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに発疹に対する施術方針を考える。(10分)

【第10回】
授業内容

喘息

個別目標

喘息を症状別に分類でき、東洋医学的な施術法ができる。

予習

喘息(教科書pp.46-47)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに喘息に対する施術方針を考える。(10分)

【第11回】
授業内容

疲労と倦怠

個別目標

疲労と倦怠を症状別に分類でき、東洋医学的な施術法ができる。

予習

疲労と倦怠(教科書pp.117-119)の分類、鑑別、主な病証についての内容を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに疲労と倦怠に対する施術方針を考える。(10分)

【第12回】
授業内容

経絡治療

個別目標

脈診で胃気、陽の脈、陰の脈を診ることができる。

予習

脈診の五臓配当を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、脈診で胃気、陽の脈、陰の脈を診る。(10分)

【第13回】
授業内容

経絡治療

個別目標

相尅関係の脈差を利用して最も虚した陰経を探すことができる。

予習

胃気、陽の脈、陰の脈の診方を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、脈診で最も虚した陰経を探す。(10分)

【第14回】
授業内容

経絡治療

個別目標

五要穴と五行穴の使い方の違いを理解できる。

予習

陰経に所属する五要穴、五行穴を確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、脈診をもとに五要穴、五行穴を用いた配穴を考える。(10分)

【第15回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

経脈治療の考え方を用いて、脈診を中心とした患者の病態把握ができる。

予習

第1~14回の講義内容を確認する。(10分)

復習

家族等を患者役として、脈診法の確認をする。(2分)

【第16回】
授業内容

経絡治療

個別目標

祖脈の診方を理解できる。

予習

六祖脈について調べる。(2分)

復習

家族等を患者役として、祖脈を診る。(10分)

【第17回】
授業内容

経絡治療

個別目標

腹診による五臓の虚実を診ることができる。

予習

腹診法について調べる。(2分)

復習

家族等を患者役として、腹診を行う。(10分)

【第18回】
授業内容

経筋治療

個別目標

下肢の運動時痛(あるいはつっぱり、ひきつり、痛み、痙攣)を確認し、これに対する施術ができる。

予習

下肢の運動時痛の主な原因を調べる。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに下肢の経筋の施術方針を考える。(10分)

【第19回】
授業内容

経筋治療

個別目標

上肢の運動時痛(あるいはつっぱり、ひきつり、痛み、痙攣)を確認し、これに対する施術ができる。

予習

上肢の運動時痛の主な原因を調べる。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに上肢の経筋の施術方針を考える。(10分)

【第20回】
授業内容

経筋治療

個別目標

下肢・上肢の運動時痛(あるいはつっぱり、ひきつり、痛み、痙攣)を確認し、これに対する施術ができる。

予習

下肢・上肢の運動時痛に対する経筋治療の流れを確認する。(2分)

復習

家族等を患者役として、患者情報をもとに下肢・上肢の経筋の施術方針を考える。(10分)


試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

口頭試問(20%)、期末試験(80%)により評価する。

教科書

「東洋医学臨床論〈はりきゅう編〉」 医道の日本社
「新版 東洋医学概論」医道の日本社

参考書・参考資料

「針灸学[臨床篇]」東洋学術出版社
中医薬大学全国共通教材「全訳 鍼灸治療学」たにぐち書店

受講要件
コメント

臨床現場でも実際に用いられている施術方法も多く行う。個々の施術のベースになり得る内容となるため、真剣に実習に臨むこと。

オフィスアワー

授業終了後、教室にて受けつける。