鍼灸基礎実習Ⅳ(きゅう)

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授業コードa212560
科目分野専門
科目名鍼灸基礎実習Ⅳ(きゅう)
科目責任者山口 大輔
実務経験
配当年次1年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午後コース
授業方法実習
曜日・時限
単位数1
時間数45
授業概要

灸術とは一定の方式に従い、艾(もぐさ)を燃焼させ、またはこれに代わる材料や器械を用いて、身体表面の一定部位に温熱刺激を与え、それによって自然治癒力を高め、病気にならない体づくり(疾病予防)や治療に広く応用する施術である。
一定の技術で施灸できることは、安定した灸治療に繋がり、それが2年次の鍼灸応用実習に不可欠な技術となるため、臨床ですぐにでも使えるレベルになるまで繰り返し練習を行い、安定した艾炷作成スキルを身に付ける。
また、実際の臨床を想定し、艾炷が立ちにくい場所であっても施灸対象者の体位を換えず、教員から指示された経穴を正しく取穴し、指定された方法で安全かつ適切に施灸できるスキルを身に付ける。

一般学習目標 GIO

・指定された大きさの艾炷を、指定時間内に指定個数作成できる。
・一定の燃焼温度になるよう艾炷を捻ることができる。
・指定された経穴部位に正確に施灸できる。
・指示された施灸方法で適切に施灸できる。
・灸療法の特性が理解でき、目的に応じた使い分けが実践できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

対人施灸前技術評価1・知熱灸練習1

個別目標

施灸温度センサー上で米粒大または半米粒大で連続して5壮45度以下の施灸ができる。
対人施灸実技レベル到達確認テスト
施灸板上で8分灸の練習を行う。

予習

一定の艾炷が捻ることができるよう十分に練習しておく。授業開始までに半米粒大連続5壮作成できるか試行しておく。

復習

授業中に確認した艾炷の硬さをイメージし、半米粒大の艾炷作成練習を行う。

【第2回】
授業内容

対人施灸前技術評価1・知熱灸練習1

個別目標

施灸温度センサー上で米粒大または半米粒大で連続して5壮45度以下の施灸ができる。
対人施灸実技レベル到達確認テスト
施灸板上で8分灸の練習を行う。

予習

一定の艾炷が捻ることができるよう十分に練習しておく。授業開始までに半米粒大連続5壮作成できるか試行しておく。

復習

授業中に確認した艾炷の硬さをイメージし、半米粒大の艾炷作成練習を行う。

【第3回】
授業内容

対人施灸前技術評価2・知熱灸練習2

個別目標

施灸温度センサー上で米粒大または半米粒大で連続して5壮45度以下の施灸ができる。
対人施灸実技レベル到達確認テスト

予習

温度のばらつきを防ぐため、大きさと硬さが均一になるようしっかりと練習しておく。

復習

授業中に確認した艾炷の硬さをイメージし、半米粒大の艾炷作成練習を行う。

【第4回】
授業内容

対人施灸前技術評価2・知熱灸練習2

個別目標

施灸温度センサー上で米粒大または半米粒大で連続して5壮45度以下の施灸ができる。
対人施灸実技レベル到達確認テスト

予習

温度のばらつきを防ぐため、大きさと硬さが均一になるようしっかりと練習しておく。

復習

授業中に確認した艾炷の硬さをイメージし、半米粒大の艾炷作成練習を行う。

【第5回】
授業内容

対人施灸前技術評価3・知熱灸練習3・対人施灸1・知熱灸1

個別目標

施灸温度センサー上で米粒大または半米粒大で連続して5壮45度以下の施灸ができる。
対人施灸実技レベル到達確認テスト
失眠穴へ半米粒大の透熱灸連続施灸ができる。施灸板上で米粒大8分灸を施灸できる。
実技課題確認1

予習

温度のばらつきを防ぐため、大きさと硬さが均一になるようしっかりと練習しておく。失眠穴の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。8分灸の施灸方法を教科書で確認しておく。

復習

授業中に確認した艾炷の硬さをイメージし、半米粒大の艾炷作成練習を行う。

【第6回】
授業内容

対人施灸前技術評価3・知熱灸練習3・対人施灸1・知熱灸1

個別目標

施灸温度センサー上で米粒大または半米粒大で連続して5壮45度以下の施灸ができる。
対人施灸実技レベル到達確認テスト
失眠穴へ半米粒大の透熱灸連続施灸ができる。施灸板上で米粒大8分灸を施灸できる。
実技課題確認1

予習

温度のばらつきを防ぐため、大きさと硬さが均一になるようしっかりと練習しておく。失眠穴の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。8分灸の施灸方法を教科書で確認しておく。

復習

授業中に確認した艾炷の硬さをイメージし、半米粒大の艾炷作成練習を行う。

【第7回】
授業内容

対人施灸2・知熱灸2

個別目標

三陰交(SP6)・足三里(ST36)・太白(SP3)・然谷(KI2)の取穴ができる。
三陰交(SP6)・足三里(ST36)・太白(SP3)・然谷(KI2)へ米粒大8分灸で施灸ができる。
施灸板上で米粒大8分灸を連続して施灸できる。
実技課題確認2

予習

三陰交(SP6)・足三里(ST36)・太白(SP3)・然谷(KI2)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

三陰交(SP6)・足三里(ST36)・太白(SP3)・然谷(KI2)の取穴を再確認する。

【第8回】
授業内容

対人施灸2・知熱灸2

個別目標

三陰交(SP6)・足三里(ST36)・太白(SP3)・然谷(KI2)の取穴ができる。
三陰交(SP6)・足三里(ST36)・太白(SP3)・然谷(KI2)へ米粒大8分灸で施灸ができる。
施灸板上で米粒大8分灸を連続して施灸できる。
実技課題確認2

予習

三陰交(SP6)・足三里(ST36)・太白(SP3)・然谷(KI2)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

三陰交(SP6)・足三里(ST36)・太白(SP3)・然谷(KI2)の取穴を再確認する。

【第9回】
授業内容

対人施灸3・知熱灸3

個別目標

梁丘(ST34)と血海(SP10)の取穴ができる。
梁丘(ST34)と血海(SP10)へ米粒大8分灸で連続3壮施灸できる。
合谷(LI4)と手三里(LI10)の取穴ができる。
合谷(LI4)と手三里(LI10)へ米粒大8分灸で施灸できる。
実技課題確認3

予習

梁丘(ST34)・血海(SP10)・合谷(LI4・手三里(LI10)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

梁丘(ST34)・血海(SP10)・合谷(LI4)・手三里(LI10)の取穴を再確認する。

【第10回】
授業内容

対人施灸3・知熱灸3

個別目標

梁丘(ST34)と血海(SP10)の取穴ができる。
梁丘(ST34)と血海(SP10)へ米粒大8分灸で連続3壮施灸できる。
合谷(LI4)と手三里(LI10)の取穴ができる。
合谷(LI4)と手三里(LI10)へ米粒大8分灸で施灸できる。
実技課題確認3

予習

梁丘(ST34)・血海(SP10)・合谷(LI4・手三里(LI10)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

梁丘(ST34)・血海(SP10)・合谷(LI4)・手三里(LI10)の取穴を再確認する。

【第11回】
授業内容

対人施灸4・知熱灸4・連続施灸練習1・透熱灸温度確認1

個別目標

合谷(LI4)に母指頭大の知熱灸を施灸できる。
施灸温度センサー上で半米粒大透熱灸にて連続して5壮42度以下の施灸ができる。

予習

授業までに「はりきゅう実技」教科書p39~p40を熟読し、知熱灸の手順をイメージしておく。

復習

母指頭大の艾炷をスムーズに作成できるように繰り返し練習する。

【第12回】
授業内容

対人施灸4・知熱灸4・連続施灸練習1・透熱灸温度確認1

個別目標

合谷(LI4)に母指頭大の知熱灸を施灸できる。
施灸温度センサー上で半米粒大透熱灸にて連続して5壮42度以下の施灸ができる。

予習

授業までに「はりきゅう実技」教科書p39~p40を熟読し、知熱灸の手順をイメージしておく。

復習

母指頭大の艾炷をスムーズに作成できるように繰り返し練習する。

【第13回】
授業内容

対人施灸5・連続施灸練習2・透熱灸温度確認2

個別目標

膈兪(BL17)・肝兪(BL18)・脾兪(BL20)・大椎(GV14)・肺兪(BL13)の取穴ができる。
膈兪(BL17)・肝兪(BL18)・脾兪(BL20)・大椎(GV14)・肺兪(BL13)に米粒大8分灸で連続3壮施灸できる。
施灸温度センサー上で半米粒大透熱灸にて連続して5壮42度以下の施灸ができる。

予習

膈兪(BL17)・肝兪(BL18)・脾兪(BL20)・大椎(GV14)・肺兪(BL13)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

膈兪(BL17)・肝兪(BL18)・脾兪(BL20)・大椎(GV14)・肺兪(BL13)の取穴を再確認する。

【第14回】
授業内容

対人施灸5・連続施灸練習2・透熱灸温度確認2

個別目標

膈兪(BL17)・肝兪(BL18)・脾兪(BL20)・大椎(GV14)・肺兪(BL13)の取穴ができる。
膈兪(BL17)・肝兪(BL18)・脾兪(BL20)・大椎(GV14)・肺兪(BL13)に米粒大8分灸で連続3壮施灸できる。
施灸温度センサー上で半米粒大透熱灸にて連続して5壮42度以下の施灸ができる。

予習

膈兪(BL17)・肝兪(BL18)・脾兪(BL20)・大椎(GV14)・肺兪(BL13)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

膈兪(BL17)・肝兪(BL18)・脾兪(BL20)・大椎(GV14)・肺兪(BL13)の取穴を再確認する。

【第15回】
授業内容

対人施灸6

個別目標

中脘(CV12)・期門(LR14)・気海(CV6)の取穴ができる。
中脘(CV12)・期門(LR14)・気海(CV6)に米粒大8分灸で施灸できる。
実技課題確認4

予習

中脘(CV12)・期門(LR14)気海(CV6)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

中脘(CV12)・期門(LR14)気海(CV6)の取穴を再確認する。

【第16回】
授業内容

対人施灸6

個別目標

中脘(CV12)・期門(LR14)・気海(CV6)の取穴ができる。
中脘(CV12)・期門(LR14)・気海(CV6)に米粒大8分灸で施灸できる。
実技課題確認4

予習

中脘(CV12)・期門(LR14)気海(CV6)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

中脘(CV12)・期門(LR14)気海(CV6)の取穴を再確認する。

【第17回】
授業内容

対人施灸12

個別目標

百会(GV20)の取穴ができる。
百会(GV20)に半米粒大で透熱灸が施灸できる。
実技課題確認6

予習

百会(GV20)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

百会(GV20)の取穴を再確認する。

【第18回】
授業内容

対人施灸12

個別目標

百会(GV20)の取穴ができる。
百会(GV20)に半米粒大で透熱灸が施灸できる。
実技課題確認6

予習

百会(GV20)の取穴方法を覚え、言えるようにしておく。

復習

百会(GV20)の取穴を再確認する。

【第19回】
授業内容

隔物灸

個別目標

ショウガまたは塩を用いた隔物灸が安全に施灸できる。
実技課題確認7

予習

授業までに「はりきゅう実技」教科書p40~p41を熟読し生姜灸の手順を見ておく。

復習

隔物灸施灸時の注意を再確認する。

【第20回】
授業内容

灸頭鍼1・紙上施灸2分10壮1

個別目標

灸頭キャップを用いた灸頭鍼を大腸兪(BL25)に安全に施灸できる。
紙上で2分以内に10壮施灸できる。
実技課題確認8

予習

授業までに「はりきゅう実技」教科書p104~p105を熟読し灸頭鍼の手順を確認しておく。

復習

灸頭鍼のリスク管理を再確認する。

【第21回】
授業内容

灸頭鍼2・紙上施灸2分10壮2・板上施灸1分10壮1

個別目標

切艾を用いた灸頭鍼を腎兪(BL23)に安全に施灸できる。
紙上で2分以内に10壮施灸できる。
施灸練習板上で1分間に10壮施灸できる。

予習

施灸中の熱さを緩和させる方法およびその手順を再確認する。

復習

腎兪(BL23)と大腸兪(BL25)の取穴を確認する。

【第22回】
授業内容

灸頭鍼3・紙上施灸2分10壮3・板上施灸1分10壮2

個別目標

散モグサを用いた灸頭鍼を左右の大腸兪(BL25)に安全に施灸できる。
紙上で2分以内に10壮施灸できる。
施灸練習板上で1分間に10壮施灸できる。

予習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

復習

授業で学んだ間接灸の種類を列挙できるようノートに書き留める。

【第23回】
授業内容

紙上施灸2分10壮4・板上施灸1分10壮3

個別目標

紙上で2分以内に10壮施灸できる。
施灸練習板上で1分間に10壮施灸できる。

予習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

復習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

【第24回】
授業内容

紙上施灸2分10壮5・板上施灸1分10壮4・施灸温度確認1

個別目標

紙上で2分以内に10壮施灸できる。
施灸練習板上で1分間に10壮施灸できる。
施灸温度計の上で半米粒大40度以下の施灸ができる。

予習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

復習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

【第25回】
授業内容

紙上施灸2分10壮6・板上施灸1分10壮5・施灸温度確認2

個別目標

紙上で2分以内に10壮施灸できる。
施灸練習板上で1分間に10壮施灸できる。
施灸温度計の上で半米粒大40度以下の施灸ができる。

予習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

復習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

【第26回】
授業内容

紙上施灸2分10壮7・板上施灸1分10壮6・施灸温度確認3

個別目標

紙上で2分以内に10壮施灸できる。
施灸練習板上で1分間に10壮施灸できる。
施灸温度計の上で半米粒大40度以下の施灸ができる。

予習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

復習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

【第27回】
授業内容

紙上施灸2分10壮8・板上施灸1分10壮7・施灸温度確認4

個別目標

紙上で2分以内に10壮施灸できる。
施灸練習板上で1分間に10壮施灸できる。
施灸温度計の上で半米粒大40度以下の施灸ができる。

予習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

復習

紙上で2分以内に10壮施灸できるように練習を繰り返す。

【第28回】
授業内容

空白

個別目標

空白

予習

空白

復習

空白

【第29回】
授業内容

空白

個別目標

空白

予習

空白

復習

空白

【第30回】
授業内容

空白

個別目標

空白

予習

空白

復習

空白


試験実施月日試験時間割に従う
評価の基準・方法

授業中の実技課題(60%)、実技レベル到達確認テスト(40%)により評価する

教科書

はりきゅう実技〈基礎編〉(東洋療法学校協会編)
はりきゅう理論(東洋療法学校協会編)

参考書・参考資料

臨床で知っておきたい鍼灸安全性の知識((社)全日本鍼灸学会研究部安全性委員会編集 )
鍼灸医療安全対策マニュアル(鍼灸安全性委員会編集)
鍼灸医療安全ガイドライン(医歯薬出版)

受講要件

施灸温度センサー上で米粒大または半米粒大で連続して5壮45度以下の施灸ができるまでは対人施灸は行えない。時間外に練習を重ね課題をクリアーする必要がある。

コメント

18回目の授業までは90分と50分の組み合わせ授業となるため、シラバスの表記は2コマに同じ内容が記してあります。
授業に係る補足情報はmoodleにより配信します。定期的にアクセスして更新情報が無いか確認をしてください。
教員の手の動きなど、復習したい実技ポイントは動画撮影可能です。
普通教室では火を使用した施灸練習は厳禁です。
学校での火を使った施灸練習を希望する場合はオフィスアワーの時間を利用してください。
白衣や頭髪、爪など常に清潔に保つこと。 対人実技において、火傷など事故防止のため勝手な行動をとらず私語を慎み、体調の変化があれば直ぐに担当教員に報告すること。実技実習を安全に遂行できないと判断した場合、実習を中止することがあります。
この授業の予習復習時間は特に設定していないが、できるだけ多くの時間練習することが望ましい。

オフィスアワー

授業後505実技室での対応を基本としますが、それ以外の曜日・時間帯でも予め yamaguchi@asahi.ac.jp へメールしアポイントを入れスケジュール調整することにより対応可能です。