機能性構音障害

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授業コードs235068
科目分野専門
科目名機能性構音障害
科目責任者友野 祐喜
実務経験

病院において6年間の臨床経験を積む。その臨床経験を基にして、臨床実践的要素を取り入れながら、機能性構音障害をわかりやすく授業する。

配当年次1年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限水曜2限
単位数1
時間数30
授業概要

構音(一般には発音とも言う)は呼吸器官、発声器官、構音器官等種々の器官機能の共働作業によって産生される言語音である。では、ヒトは生後どのような過程を経て順調に構音が産生できるようになるのであろうか。あるいは構音障害となるのであろうか。本科目では構音障害のうち構音器官に特別形態的異常が認められないと考えられるにもかかわらず(非器質性という)同年齢の子供達に比べて構音が順調に産生できない機能性構音障害について、関与する要因を探り、支援の方法について考える。

一般学習目標 GIO

構音産生に関係する要因は多い。したがって支援にあたっては各器官機能に関する知識、言語発達に関する知識、環境要因等患者に関する要因から問題点を見抜く広い知識が必要となる。さらに、構音障害の臨床では特に支援に当たる者の音声聴取能力、音声表記力等音声学的能力が必須であり改善効果を左右するので各側面の知識の習得を目指す事である。


授業計画
【第1回】
授業内容

構音の発達

個別目標

機能性構音障害を学ぶにあたっての基礎的知識を培う

予習

教科書内の「構音の発達」を読んでおく。また、他の参考図書から口腔構音器官の構造について調べておく(45分)

復習

学習した内容をノートにまとめる(45分)。

【第2回】
授業内容

構音障害を理解するための基礎知識 ①-1構音とは

個別目標

構音の定義、仕組み、運動特性等を理解する。コミュニケーションにおける構音の役割、位置づけを考える。

予習

教科書内の「機能性構音障害の定義」を読んでおく(45分)。

復習

「構音」に関係する用語や定義を整理する(45分)。

【第3回】
授業内容

構音障害を理解するための基礎知識 ①-2構音とは

個別目標

構音の定義、仕組み、運動特性等を理解する。コミュニケーションにおける構音の役割、位置づけを考える。

予習

教科書内の「機能性構音障害の定義」を読んでおく(45分)。

復習

「構音」に関係する用語や定義を整理する(45分)。

【第4回】
授業内容

構音障害を理解するための基礎知識 ③音声学的側面から

個別目標

言語臨床家は一瞬に消える構音を正確に聴取し、記録し、自らも再現できる能力が必須であり、臨床音声学の知識を深め能力を鍛える。

予習

教科書内の「日本語の語音」を読んでおく(45分)。

復習

「構音」に関係する用語や定義を整理する(45分)。

【第5回】
授業内容

構音障害を理解するための基礎知識 ④生理学的側面から(呼吸運動・喉頭腔、付属管腔・咽頭腔、口腔、鼻腔)

個別目標

生命維持の呼吸と音声言語を発するための呼吸運動は異なる。前者と後者では目的に応じて調節がなされることを学習し、喉頭腔および付属管腔の機能調節、役割を理解する。

予習

他の教科書などから口腔構音器官の働きについて情報を得ておく(45分)。

復習

学習した知識を整理する(45分)。

【第6回】
授業内容

構音検査の目的や種類,実施方法 ①

個別目標

構音検査の目的や種類,実施方法について理解する

予習

教科書内「検査」を読んでおく(45分)

復習

学習した知識を整理する(45分)

【第7回】
授業内容

構音検査の目的や種類,実施方法 ②

個別目標

構音検査の目的や種類,実施方法について理解し、検査用紙内に記入できるようになる。

予習

教科書内「検査」を読んでおく(45分)

復習

学習した知識を整理する(45分)

【第8回】
授業内容

構音検査の目的や種類,実施方法 ③

個別目標

構音検査の目的や種類,実施方法について理解し、検査用紙内に記入した結果や他の検査や聴覚印象を踏まえて評価できるようになる。

予習

教科書内「評価」を読んでおく(45分)

復習

学習した知識を整理する(45分)

【第9回】
授業内容

構音検査の目的や種類,実施方法 ④

個別目標

構音検査の目的や種類,実施方法について理解し、検査用紙内に記入した結果や他の検査や聴覚印象を踏まえて評価できるようになる。

予習

教科書内「評価」を読んでおく(45分)

復習

学習した知識を整理する(45分)

【第10回】
授業内容

構音障害を呈する関連疾患

個別目標

構音障害を呈する関連疾患について理解し、構音障害について多角的な視点を持てるようになる。

予習

教科書内「関連疾患」を読んでおく(45分)

復習

学習した知識を整理する(45分)

【第11回】
授業内容

構音障害児への訓練 ①(セッション構成例,語音聞き取り訓練)

個別目標

構音障害児へのセッション構成を理解し、語音の聞き取り方法を理解する。

予習

教科書内「セッション構成例」~「語音聞き取り訓練」までを読んでおく(45分)

復習

学習した知識を整理する(45分)

【第12回】
授業内容

構音障害児への訓練 ②(音の産生訓練,構音誘導訓練)

個別目標

構音障害児へのセッション構成を理解し、音の産生方法を理解する。

予習

教科書内「音の産生訓練」を読んでおく(45分)

復習

学習した知識を整理する(45分)

【第13回】
授業内容

構音障害児への訓練 ③(訓練の目的と訓練適応)

個別目標

構音障害児へのセッション構成を理解し、訓練目的に沿った訓練計画を立案できるようになる。

予習

教科書内「訓練の目的と訓練適応」~「訓練の進め方」を読んでおく(45分)

復習

学習した知識を整理する(45分)

【第14回】
授業内容

構音障害児への訓練 ④(家族指導)

個別目標

構音障害児への実施した訓練を家庭で継続的に実施できるよう、家族指導の重要性を理解する。

予習

教科書内「家族指導」を読んでおく(45分)

復習

学習した知識を整理する(45分)

【第15回】
授業内容

定期試験と解説

個別目標

定期試験の解説を通じて、臨床で必要な知識を確認する。

予習
復習

間違えた問題を見直す(45分)。

試験実施月日2月実施予定
評価の基準・方法

定期試験80%,形成的評価20%とし、100点満点中60点以上を合格とする。再試験は1回行うものとする。

教科書

本間慎治編著: 『言語聴覚療法シリーズ 7 改訂機能性構音障害』 ,建帛社,2012.

参考書・参考資料

都度資料を配布する。

受講要件
コメント

教科書および配布資料の内容を読み解く力、活用する力を養ってもらいたい。

オフィスアワー

講義終了後