経絡経穴概論Ⅱ

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授業コードa232037
科目分野専門
科目名経絡経穴概論Ⅱ
科目責任者兼森 史峻
実務経験

2011年はり師・きゅう師免許を取得。
2011年から2年間、鍼灸整骨院に勤務。高齢者を中心に様々な世代の肩こり、腰痛、膝痛などの慢性的な疾患に対する鍼灸臨床に従事。
2015年から1年間、朝日医療専門学校広島校に勤務。2016年から現在まで朝日医療大学校に勤務し、附属治療院にて外来の患者への施術も行っている。鍼灸整骨院および附属治療院での施術は、患者の病態から異常のある経絡を推察し、その経絡上の反応のある経穴、または経穴のもつ特性を用いて鍼灸臨床を行っている。

配当年次1年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午前コース
授業方法講義
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

東洋医学において、気血とは身体を養うためのエネルギーのことである。身体を動かす、何かを考える、味を感じるなど、生きるための活動すべてに気血が必須となる。
経絡とは、気血の流れる通路であり、全身を隅々まで巡っている。手先から足先まで繊細な感覚や細やかな運動ができるのは、経絡が気血を全身に運んでいるからである。また、経絡の流れに異常があると必要な部位に気血を送ることができなくなり、結果として経絡に応じた身体の不調が出てくる。そのため、身体の不調から異常のある経絡を推測することも可能である。
経穴とは、いわゆる“ツボ”と呼ばれるものであり、経絡上に存在する。基本となる経穴は361穴あり、全身に分布している。経穴はいわゆる反応点であり、刺激を加えることで身体に様々な影響を与えることができる。鍼灸師は、この経穴の反応を利用することで患者の不調を改善させる。
この授業では、鍼灸施術の基本であり、かつ必須である経穴の場所を理解することができる。

一般学習目標 GIO

1.経穴の取穴ができる。
2.経穴の部位を理解できる。
3.所属経穴の順番を暗唱することができる。
4.要穴に分類される経穴が理解できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

足の陽明胃経

個別目標

胃経の流注、経穴の部位を理解し、また経穴を順番通りに暗唱できる。

予習

胃経の経穴名の漢字を確認し、正しく書けるようになる。(15分)

復習

胃経の経穴の順番と、その部位を覚える。(30分)

【第2回】
授業内容

足の陽明胃経

個別目標

胃経の流注、経穴の部位を理解し、また経穴を順番通りに暗唱できる。

予習

胃経の経穴の部位を、流注に沿って大まかな位置を確認する。(15分)

復習

胃経の経穴の順番と、その部位を覚える。(30分)

【第3回】
授業内容

足の太陽膀胱経

個別目標

膀胱経の流注、経穴の部位を理解し、また経穴を順番通りに暗唱できる。

予習

膀胱経の経穴名の漢字を確認し、正しく書けるようになる。(15分)

復習

膀胱経の経穴の順番と、その部位を覚える。(30分)

【第4回】
授業内容

足の太陽膀胱経

個別目標

膀胱経の流注、経穴の部位を理解し、また経穴を順番通りに暗唱できる。

予習

膀胱経の経穴の部位を、流注に沿って大まかな位置を確認する。(15分)

復習

膀胱経の経穴の順番と、その部位を覚える。(30分)

【第5回】
授業内容

足の少陽胆経

個別目標

胆経の流注、経穴の部位を理解し、また経穴を順番通りに暗唱できる。

予習

胆経の経穴名の漢字を確認し、正しく書けるようになる。(15分)

復習

胆経の経穴の順番と、その部位を覚える。(30分)

【第6回】
授業内容

足の少陽胆経

個別目標

胆経の流注、経穴の部位を理解し、また経穴を順番通りに暗唱できる。

予習

胆経の経穴の部位を、流注に沿って大まかな位置を確認する。(15分)

復習

胆経の経穴の順番と、その部位を覚える。(30分)

【第7回】
授業内容

足の太陰脾経

個別目標

脾経の流注、経穴の部位を理解し、また経穴を順番通りに暗唱できる。

予習

脾経の経穴名の漢字を確認し、正しく書けるようになる。(15分)

復習

脾経の経穴の順番と、その部位を覚える。(30分)

【第8回】
授業内容

足の少陰腎経

個別目標

腎経の流注、経穴の部位を理解し、また経穴を順番通りに暗唱できる。

予習

腎経の経穴名の漢字を確認し、正しく書けるようになる。(15分)

復習

腎経の経穴の順番と、その部位を覚える。(30分)

【第9回】
授業内容

足の厥陰肝経

個別目標

肝経の流注、経穴の部位を理解し、また経穴を順番通りに暗唱できる。

予習

肝経の経穴名の漢字を確認し、正しく書けるようになる。(15分)

復習

肝経の経穴の順番と、その部位を覚える。(30分)

【第10回】
授業内容

五兪穴・五行穴

個別目標

五兪穴・五行穴の特徴を説明できる。
各経脈に所属する五兪穴・五行穴の経穴名を説明できる。

予習

教科書pp.12-13に書かれている五兪穴・五行穴の領域を読む。(15分)

復習

五兪穴・五行穴の表を作ることができる。(30分)

【第11回】
授業内容

五要穴【原穴、郄穴、絡穴、募穴、背部兪穴】

個別目標

五要穴の特徴を説明できる。
各経脈に所属する五要穴の経穴名を説明できる。

予習

教科書P.10-12に書かれている五要穴の領域を読む。(15分)

復習

五要穴の表を作ることができる。(30分)

【第12回】
授業内容

四総穴、八会穴、八脈交会穴、下合穴

個別目標

四総穴、八会穴、八脈交会穴、下合穴の特徴を説明できる。
四総穴、八会穴、八脈交会穴、下合穴に所属する経穴名を説明できる。

予習

教科書P.13-14に書かれている四総穴、八会穴、八脈交会穴、下合穴の領域を読む。(15分)

復習

四総穴、八会穴、八脈交会穴、下合穴の表を作ることができる。(30分)

【第13回】
授業内容

奇経八脈

個別目標

それぞれの流注・所属経穴を理解できる。

予習

教科書P.212-213を読み、奇経八脈について調べる。(15分)

復習

奇経八脈の流注を理解する。(30分)

【第14回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

第1~13回授業内容について国家試験関連問題に解答できる。

予習

各経脈の流注、部位、要穴を覚える。(25分)

復習

各経脈の流注を図示する。(20分)

【第15回】
授業内容

奇穴、経穴の組み合わせ

個別目標

奇穴の部位・主治を理解できる。

予習

教科書P.216-229を読み、奇穴について理解する。(15分)

復習

特に重要な奇穴・新穴・の部位・主治を覚える。また経穴の組み合わせを覚える。(30分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

Moodle上の問題(5%)、不定期の小テスト(10%)、期末試験(85%)により評価する。

教科書

「新版 経絡経穴概論」 医道の日本社

参考書・参考資料
受講要件
コメント

流注を覚えるコツは、身体を触りながら経穴の名前や部位を確認することである。また、書いて覚える際にも、声に出して覚えることで記憶の定着がしやすくなる。
各経脈の流注、経穴の順番・部位は何もしなければすぐに忘れてしまうため、毎日少しずつでも確認することを推奨する。

オフィスアワー

授業終了後、教室にて受けつける。