人体の構造と機能Ⅱ

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授業コードp232513
科目分野専門基礎
科目名人体の構造と機能Ⅱ
科目責任者藤井 竜一
実務経験

1987年はり師きゅう師免許取得
1988年~1991年 鍼灸院に勤務、その間2年間分院長を務めた。
1991年~1994年 病院勤務、整形外科疾患、内科疾患、眼科疾患などに対する鍼灸臨床を実践した。
1994年 藤井鍼灸院開業
2004年 朝日医療学園に入社後、往診、専門学校附属鍼灸院にて定期的に鍼灸臨床に従事。

配当年次2年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午後コース
授業方法講義
曜日・時限月、火曜日・2時限
単位数1
時間数30
授業概要

チーム医療を安全に、かつ効果的に実践するためには、すべての医療職種が適切な診察法を理解し、主たる症候に精通していくことが必須である。授業ではおもな症状の診察法、臨床検査法、治療学、臨床心理などについての知識を養う。

一般学習目標 GIO

1.はり師、きゅう師として診察に必要な知識を修得できる。
2.疾患の鑑別に必要な臨床的知識を修得できる。
3.鍼灸の適応を見極めることができる。
4.他職種連携の際に重要な医療用語を理解できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 
1.頭痛  2.顔面痛  3.歯痛  4.眼精疲労 教科書P182~187

個別目標

頭痛、顔面痛、歯痛、眼精疲労を引き起こす疾患を知り、各疾患の原因、症状を理解できる。
片頭痛について理解できる。
緊張型頭痛について理解できる。
三叉神経痛について理解できる。

予習

後頭部の筋群について調べる。
三叉神経の走行について調べる。顔面神経の走行について調べる。(15分)

復習

片頭痛の症状の変化、前駆症状についてまとめる。
三叉神経痛の特徴についてまとめる。
帯状疱疹についてまとめる。(30分)

【第2回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 
5.鼻汁・鼻閉  6.めまい  7.耳鳴り  8.難聴 教科書P188~192

個別目標

めまい、耳鳴り、難聴などで鍼灸の適応となる疾患を把握でき、原因、症状を理解できる。
めまいの原因について種類を区別できる。
難聴の発生原因による種類を区別できる。聴覚の伝導路を理解できる。

予習

聴覚の伝導路について調べる。
外耳・中耳・内耳に該当する部分を調べる。
耳鳴りの種類について調べる。(15分)

復習

メニエール病についてまとめる。
伝音性、感音性難聴の違いについてまとめる。めまいの種類について原因をまとめる。(30分)

【第3回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 
9.咳・痰 10.息切れ(呼吸困難) 11.動悸 12.胸痛 教科書P193~202

個別目標

咳・痰を呈する疾患について、色、性状で鑑別できること、息切れ、動悸、胸痛を呈する疾患の危険度を理解できる。
咳の性状による分類ができる。
呼吸困難の重症度分類を覚えることができる。
胸痛を呈する疾患に危険度を理解できる。

予習

咳の中枢を調べる。
心臓の刺激伝導系について調べる。
心臓の栄養血管について調べる。(15分)

復習

気管支喘息についてまとめる。 
心筋梗塞の血液生化学検査についてまとめる。
呼吸困難の重症度分類の表を覚える。(30分)

【第4回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 
13.腹痛  14.便秘  15.下痢  16.月経異常  17.不正性器出血
教科書P203~213

個別目標

腹部臓器の異常により起こる症状について理解でき、鍼灸の適応となる疾患の原因、症状を理解できる。排便の流れについて理解できる。
便秘の原因疾患と種類を鑑別できる。
食中毒の原因菌による潜伏時間を覚えることができる。
月経異常の原因を理解できる。

予習

排便の中枢を調べる。
排便反射について調べる。
特徴的な下痢を示す疾患を調べる。(15分)

復習

IBSについて調べる。コレラについて調べる。子宮筋腫について調べる。(30分)

【第5回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 
18.排尿障害  19.乏尿・無尿・血尿  20.多尿  21.浮腫教科書P214~222

個別目標

排尿の異常をきたす疾患について腎前性、腎性、腎後性があることが理解でき、原因別の対処法を知る。
腎臓の機能について理解する。
尿量の定義について理解する。浮腫の原因について理解する。

予習

レニン・アンジオテンシン系について調べる。
糖尿病について調べる。
甲状腺の内分泌について調べる。(15分)

復習

甲状腺機能低下症についてまとめる。ネフローゼ症候群についてまとめる。(30分)

【第6回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 
22.肩こり  23.頸肩腕痛  24.肩関節痛  25.上肢痛 
教科書P223~227

個別目標

上肢に異常をきたす整形外科疾患について、上肢の関節の解剖学的構造を含め理解できる。
上肢に異常をきたす疾患の種類を知ることができる。
上肢の関節の構造が理解できる。
上肢に異常をきたす整形外科疾患について、上肢の関節の解剖学的構造を含め理解できる。
上肢に異常をきたす疾患の種類を知ることができる。
上肢の関節の構造が理解できる。

予習

上肢の関節の構造を調べる。
胸郭出口症候群について調べる。
肩甲上腕リズムについて調べる。(15分)

復習

胸郭出口症候群の徒手検査についてまとめる。
腱板損傷の徒手検査についてまとめる。
頸椎椎間板ヘルニアの徒手検査についてまとめる。(30分)

【第7回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 
26.腰下肢痛 27.関節痛 28.運動麻痺 29.食欲不振・胸焼け
教科書P228~234

個別目標

腰下肢、関節に異常をきたす整形外科疾患について原因、症状を理解できる。
腰椎の構造を理解できる。関節の変形における変化を理解できる。

予習

腰椎椎間板ヘルニアの好発部位について調べる。
膝関節の変形について調べる。(15分)

復習

腰下肢痛を呈する疾患についてまとめる。
変形性膝関節症のX線所見についてまとめる。(30分)

【第8回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 
30.肥満 31.やせ(るいそう) 32.発熱 33.のぼせ・冷え 34.不眠 35.疲労・倦怠 36.発疹・鼡径部隆起 教科書P234~246

個別目標

肥満、やせ、発熱、冷え、不眠をきたす疾患についての病態生理を理解できる。
肥満を呈する疾患を覚えることができる。
熱中症について理解できる。

予習

体温調節中枢について調べる。
肥満の定義について調べる。(15分)

復習

クッシング症候群についてまとめる。
甲状腺機能低下症についてまとめる。
膠原病について調べる。(30分)

【第9回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法37.ショック 
38.出血傾向 39.易感染性 40.貧血 41.眼振 42.口渇 43.嗄声 44.嚥下困難 教科書P246~255

個別目標

ショックの種類、出血傾向をきたす疾患、貧血の種類、易感染性、貧血、眼振、口渇、嗄声、嚥下困難を起こす疾患についての病態生理を理解できる。ショックの原因について理解できる。
貧血の種類について理解できる。易感染性を起こす疾患について理解できる。

予習

反回神経の走行について調べる。アナフィラキシーショックの原因について調べる。
5類感染症について調べる。貧血の種類について調べる。(15分)

復習

溶血性貧血について調べる。巨赤芽球貧血について調べる。(30分)

【第10回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 48.吐血・下血 49.意識障害・失認・失行・記憶障害・感覚障害
教科書P262~266

個別目標

血痰・喀血、胸水、悪心・嘔吐を起こす疾患についての病態生理を理解できる。

予習

嘔吐中枢、 迷走神経の走行について調べる。(15分)

復習

血痰・喀痰と吐血との鑑別をまとめる。(30分)

【第11回】
授業内容

第10章 主な症状の診察法 
48.吐血・下血 49.意識障害・失認・失行・記憶障害・感覚障害
教科書P262~266

個別目標

吐血・下血、意識障害を起こす疾患についての病態生理を理解できる。
吐血・下血について理解できる。
意識レベルの評価法ついて理解できる。

予習

憩室について調べる。
吐血・下血の原因疾患について調べる。
意識障害の原因疾患について調べる。(15分)

復習

意識障害の程度を示す用語と意識レベルの評価法についてまとめる。(30分)

【第12回】
授業内容

第9章 臨床検査法 教科書P157~180

個別目標

尿検査の検査事項について理解できる。
血液生化学検査の検査事項について理解できる。
尿検査、血液生化学検査における基準値について国家試験出題のものに関して理解できる。

予習

尿検査の臨床的意義について調べる。血液生化学検査の臨床的意義について調べる。
腫瘍マーカーと関連疾患について調べる。(15分)

復習

糖尿病の血液生化学検査についてまとめる。
ネフローゼ症候群の尿所見についてまとめる。腫瘍マーカーと関連疾患についてまとめる。(30分)

【第13回】
授業内容

第11章 治療学
第12章 臨床心理、認知機能障害、うつ状態、躁状態、幻覚妄想、不安障害

個別目標

主な症状に対する、はり・きゅう以外の治療法の適応と禁忌を学習することができる。

予習

治療学の意義と分類を調べる。
神経ブロックの適応疾患を調べる。
緩和医療について調べる。(15分)

復習

ペースメーカーの禁忌についてまとめる。
体位ドレナージの禁忌について調べる。
心理学的検査についてまとめる。(30分)

【第14回】
授業内容

まとめ

個別目標

1~49の主な症状を起こす基本的な病態を理解し、原因と症状を組み合わせることができる。

予習

はり・きゅう師にとって鑑別が重要な疾患をまとめる。
はり・きゅう師にとって鑑別が重要な疾患の症状をまとめる。(15分)

復習

主な症状の診察について国家試験関連問題について解答する。(30分)

【第15回】
授業内容

第11章 治療学、第12章 臨床心理

個別目標

主な症状に対する、はり・きゅう以外の治療法の適応と禁忌を学習することができる。

予習

治療学の意義と分類を調べる。
神経ブロックの適応疾患を調べる。
緩和医療について調べる。(15分)

復習

ペースメーカーの禁忌についてまとめる。
体位ドレナージの禁忌について調べる。
心理学的検査についてまとめる。(30分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる。
評価の基準・方法

確認テスト(10%)、定期試験(90%)にて評価する。

教科書

公益社団法人;東洋療法学校協会編;「臨床医学総論」;医歯薬出版社

参考書・参考資料

解剖学アトラス;株式会社文光堂
標準生理学;医学書院
公益社団法人;東洋療法学校協会編;「解剖学」;医歯薬出版社
公益社団法人;東洋療法学校協会編;「生理学」;医歯薬出版社

受講要件

特になし

コメント

授業は連続していますので休まず出席してください。
授業の進度が速いので、必ず予習、復習をしてください。
予習はわからない所や疑問に感じたところをチエックしておく。
復習は授業で学んだことを理解する。

オフィスアワー

授業終了後10分間教室、学習棟1階にて、それ以外での曜日、時間帯でもMoodleにて常時対応します。fujii@asahi.ac.jpへメールしアポイントを入れることで対応可能です。