東洋医学概論(臨床)Ⅱ

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授業コードp232543
科目分野専門
科目名東洋医学概論(臨床)Ⅱ
科目責任者小寺 凌
実務経験

2015年はり師・きゅう師免許取得。
2015年~2019年、大阪の鍼灸院にて勤務。
鍼灸院では主に舌診・腹診・脈診など東洋医学的問診を用いて、神経・筋疾患、呼吸器、消化器系、内分泌疾患、代謝栄養疾患・婦人科系疾患などに対する鍼灸治療を行い、小児鍼法や高齢者に対する鍼灸治療も行う。
2022年より朝日医療大学校に勤務し附属治療院にて治療を行う。

配当年次2年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午後コース
授業方法講義
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

人体は有機的統一体であり、臓腑が中心になり、経絡が内外に通じ、各組織・器官と相互に密接な関係を持っている。そこで、患者に現れている症候や徴候といった病理変化を診察することにより、気血津液・臓腑・経絡などの虚実・寒熱の変化を把握し、心身の状態を推測し、弁証論治の根拠とする。その具体的な方法が四診であり、この授業では、四診(望診・聞診・問診・切診)のそれぞれの具体的診察内容および臨床意義について学ぶ。

一般学習目標 GIO

基本的問診事項の内容が理解できる。
四診で得られた情報から病証を的確に判断できる。
四診合算を行い、患者から得られる情報を総合的に判断・理解ができる。


授業計画
【第1回】
授業内容

第4章 第1節
望診
神 有神・無神・仮神
新版 東洋医学概論 教科書p202~203

個別目標

四診(望診・聞診・問診・切診)、「神」の内容、特徴を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p202~203を読み、太字の内容を確認する。(15分)

復習

四診(望診・聞診・問診・切診)4つの診察法とその内容についてまとめる。(30分)

【第2回】
授業内容

第4章 第1節
望診
神・色・形・態
新版 東洋医学概論 教科書p203~205

個別目標

望診(神・色・形・態)の内容、特徴を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p203~205を読み、太字の内容を確認する。(15分)

復習

五臓と五色・五華・五体・五官の関係とそれぞれの異常所見についてまとめる。(30分)

【第3回】
授業内容

第4章 第1節
望診
舌診(正常な舌・舌質・舌色)
新版 東洋医学概論 教科書p205~208

個別目標

舌診において、正常な舌と病的な舌の違いの鑑別とその病証、臓腑の状態を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p205~208を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

舌質、舌色の所見とそれらと関連する臓腑・気血の状態についてまとめる。(30分)

【第4回】
授業内容

第4章 第1節
望診
舌診(舌形・舌態・舌下脈絡)、舌苔(舌色・舌質)
新版 東洋医学概論 教科書p208~211

個別目標

舌診において、舌形・舌態・舌下脈絡、舌苔から気血の状態や正気の盛衰、病邪の性質など推察・理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p208~211を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

舌診で診られる異常所見とその病態についてまとめる。(30分)

【第5回】
授業内容

第4章 第2節
聞診
声診・五音・五声・呼吸
新版 東洋医学概論 教科書p213~216

個別目標

声診、五音・五声と臓腑の関連、呼吸の異常所見の内容、特徴を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p213~216を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

呼吸の異常所見の特徴とその内容についてまとめる。(30分)

【第6回】
授業内容

第4章 第2節
聞診
発語・異常音・気味(五臭)
新版 東洋医学概論 教科書p216~218

個別目標

発語の異常、異常音、五臭と臓腑の関連について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p216~218を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

発語の異常音の所見の特徴とその内容についてまとめる。(30分)

【第7回】
授業内容

第4章 第3節
問診
問診の進め方、基本的問診事項(寒熱・飲食・睡眠)
新版 東洋医学概論 教科書p219~228

個別目標

患者への問診の進め方と寒熱・飲食・睡眠の確認すべき事項について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p219~228を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

寒熱・飲食・睡眠の症状と関連する臓腑との内容についてまとめる。(30分)

【第8回】
授業内容

第4章 第3節
問診
基本的問診事項(二便・情志・生活環境)
新版 東洋医学概論 教科書p228~234

個別目標

二便・情志・生活環境の確認すべき事項について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p228~234を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

二便・飲食・睡眠の症状と関連する臓腑との内容についてまとめる。(30分)

【第9回】
授業内容

第4章 第3節
問診
その他の問診事項(身体各部位の症状)
新版 東洋医学概論 教科書p234~238

個別目標

身体各部位の確認すべき事項について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p234~238を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

身体各部位の症状と関連する臓腑との内容についてまとめる。(30分)

【第10回】
授業内容

第4章 第3節
問診
その他の問診事項(汗・疼痛・女性)
新版 東洋医学概論 教科書p238~246

個別目標

汗・疼痛・女性の問診で確認すべき事項について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p238~246を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

汗・疼痛・女性の症状と関連する臓腑との内容についてまとめる。(30分)

【第11回】
授業内容

第4章 第4節
切診
腹診(難経系腹診・傷寒論系腹診)
新版 東洋医学概論 教科書p249~254

個別目標

難経系腹診と傷寒論系腹診の内容とその病証について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p252~254を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

難経系腹診と傷寒論系腹診の特徴とみられる病証についてまとめる。(30分)

【第12回】
授業内容

第4章 第4節
切診
脈診(寸口診法・脈状診)
新版 東洋医学概論 教科書p255~263

個別目標

脈の構成要素、祖脈、二十八脈の脈形と主病証ついて理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p255~263を読み、単語や病証の内容を確認する。(15分)

復習

二十八脈の名称、脈形、主病証すべてをまとめる。(30分)

【第13回】
授業内容

第4章 第4節
切診
脈診(比較脈診)
新版 東洋医学概論 教科書p263~265

個別目標

六部定位比較脈診で六部定位と経脈について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p264の表4-10を読み、浮位と沈位の配当臓腑を確認する。(15分)

復習

六部定位と経脈、六部定位と臓腑の配当の違いについてまとめる。(30分)

【第14回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

四診(望診・聞診・問診・切診)の範囲から出題する四択問題を解き、解説を作成できる。

予習

第1回~13回までの内容の確認。(15分)

復習

第1回~13回までの内容を復習し、重要部分のまとめを行う。(30分)

【第15回】
授業内容

第4章 第5節
四診合算
新版 東洋医学概論 教科書p266~267

個別目標

四診合算を的確に用いて、弁証を行うことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p202~265を読み、四診のまとめを行う。(15分)

復習

新版 東洋医学概論 教科書p266の図4-9を確認して四診合算の流れをまとめる。(30分)

試験実施月日新版 東洋医学概論 教科書p266の図4-9を確認して四診合算の流れをまとめる。(30分) 試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

小テスト(15%)、期末試験(85%)として評価する。

教科書

新版 東洋医学概論 東洋療法学校協会編

参考書・参考資料

基本としくみがよくわかる 東洋医学の教科書 ナツメ社

受講要件
コメント
オフィスアワー

授業後、教室にて。