触察法Ⅰ’24(午前コース)

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授業コードj241054
科目分野専門
科目名触察法Ⅰ
科目責任者森 経介
実務経験

柔道整復師として実務経験を持つ専任教員により,骨や筋を対象とした触察法の基本について,実務経験を生かして体験的に学習する授業を行ない,骨格模型やアトラス,ボディペインティングを通じて,適切に触察できる専門的技術を身につけさせる.

配当年次1年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午前コース
授業方法実技
曜日・時限金曜2限目
単位数1
時間数30
授業概要

骨や筋を中心に立体的に対象物をイメージしながら,実際のボディに触察する技術を学習します.
特に,骨ではランドマークを中心に,また筋は浅い筋や大きな筋を中心に学習します.

一般学習目標 GIO

1.それぞれのランドマーク(骨指標)の特徴を理解し,正確に触察することができる.
2.浅い筋や大きな筋の起始・停止,作用,支配神経を理解し,その筋を静的・動的に触れ,正確に触察することができる.


授業計画
【第1回】
授業内容

脊柱(頸椎・胸椎・腰椎・仙骨・尾骨)の触察

個別目標

1.各椎骨を頸椎・胸椎・腰椎に分けた上で,分離骨模型を触りながら,それぞれの特徴を述べることができる.
2.脊椎の弯曲や脊椎のランドマーク(棘間から棘突起を同定し,それぞれ何番の椎骨か)を触察することができる.

【脊柱の弯曲,頸椎の横突起,頸椎の横突孔,隆椎,頸椎棘突起,環椎後結節,項靭帯,腰椎棘突起(L4,L5)】

予習

30分:【教科書】解剖学 p.28~33脊柱の章を正しく音読し,読めない用語はあらかじめ調べておく.

復習

15分:4択問題を作成し,その解答・解説も付けて,moodle上から提出する.

【第2回】
授業内容

胸郭の骨と背部の筋の触察

個別目標

1.脊柱起立筋の配列をアトラス,エコーを用い理解し,ボディペインティングを実践できるようになる.
2.僧帽筋を触察し,輪郭をマーキング,それぞれの線維の作用を動的触察をしながら触察し,その緊張や輪郭を触れることができる.
3.肋骨と胸椎の肋骨窩(rib1=Th1,rib2~rib10=Th2・3,Th9・10,rib11=Th11,rib12=Th12)がドッキングする連結方法を骨格模型やアトラスにて理解し,説明することができる.
4.胸骨・肋骨を触察し,胸骨はその部位名,肋骨は何番の肋骨か触察し同定することができる.

【PVM,trapezius,胸骨頸切痕,何番の肋骨か同定】

予習

30分:【教科書】解剖学p.88~92のうち,僧帽筋と脊柱起立筋(PVM),また,解剖学p.33~36の胸郭の章について音読し,読めない用語はあらかじめ調べておく.

復習

15分:4択問題を作成し,その解答・解説も付けて,moodle上から提出する.

【第3回】
授業内容

上肢帯の骨と筋の触診

個別目標

鎖骨の輪郭,肩甲骨の輪郭,肩峰,肩甲棘,烏口突起,三角筋を正確にボディペインティングできるようになる.
【鎖骨,肩甲骨上角,下角,内側縁,外側縁,肩甲棘,肩峰,烏口突起,三角筋】

予習

30分:【教科書】解剖学p.37~39のうち,上肢帯,肩甲骨,鎖骨の項,また,解剖学p.92~93の三角筋の項について音読し,読めない用語はあらかじめ調べておく.

復習

15分:4択問題を作成し,その解答・解説も付けて,moodle上から提出する.

【第4回】
授業内容

rotator cuffの触察

個別目標

rotator cufを動的に触察した上で,ボディペインティングし,その起始・停止と作用,支配神経を述べることができる.
【SSP前部線維,SSP後部線維,ISP上部線維,ISP下部線維,Tm,SSC上部線維,SSC下部線維】

予習

30分:【教科書】解剖学p.92~96のうち,棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋の項について音読し,読めない用語はあらかじめ調べておく.

復習

15分:4択問題を作成し,その解答・解説も付けて,moodle上から提出する.

【第5回】
授業内容

上腕・前腕骨の骨と筋の触察

個別目標

1.上腕骨と前腕骨のランドマークとを適切に触察することができる.
2.肘と前腕に作用する筋を,動的触察により触診し,その輪郭をペイントできる.
【大結節,結節間溝,内側上顆,外側上顆,肘頭,橈骨頭,橈骨茎状突起,尺骨頭,リスター結節,上腕二頭筋,上腕三頭筋,腕橈骨筋】

予習

30分:【教科書】解剖学p.38~42のうち,上腕骨,橈骨,尺骨の項と,解剖学p.95~102のうち,上腕二頭筋,上腕三頭筋,腕橈骨筋の項について音読し,読めない用語はあらかじめ調べておく.

復習

15分:グループ・ピア活動

【第6回】
授業内容

手・手指の骨や筋の触察

個別目標

1.手根骨や手指のランドマークを適切に触察することができる.
2.手指に作用する筋をエコーや動的触察により,適切に触察し,その輪郭や走行をボディペインティングできる.
【スナフボックスからの舟状骨,舟状骨結節,月状骨,豆状骨,有鉤骨鉤,MP関節裂隙,浅指屈筋,深指屈筋,総指伸筋と総指伸筋腱】

予習

30分:【教科書】解剖学p.41~46のうち,手根骨,中手骨,指骨,種子骨,中手指節間関節(MP関節)の項と,解剖学p.97~107のうち,浅指屈筋,深指屈筋,総指伸筋筋の項について音読し,読めない用語はあらかじめ調べておく.

復習

15分:グループ・ピア活動

【第7回】
授業内容

寛骨・大腿骨と,股関節の筋の触察

個別目標

1.腸骨稜の輪郭や寛骨,大腿骨のランドマークを適切にボディペインティングし,触察することができる.
2.股関節の筋を動的に触察することができる.
【腸骨稜の輪郭,ASIS,PSIS,坐骨結節,大転子,大腿骨内側上顆,外側上顆,大腿四頭筋,大腿二頭筋,半腱・半膜様筋】

予習

30分:【教科書】解剖学p.46~51のうち,寛骨,大腿骨の項と,解剖学p.107~114のうち,大腿四頭筋,大腿二頭筋,半腱様筋,半膜様筋の項について音読し,読めない用語はあらかじめ調べておく.

復習

15分:グループ・ピア活動

【第8回】
授業内容

膝蓋骨,下腿骨と膝関節の筋の触察

個別目標

1.膝蓋骨の輪郭や膝内側・外側関節裂隙,腓骨頭,外果,内果をボディペインティングし適切に触察することができる.
2.腓腹筋と前脛骨筋を動的に触察し,マーキングすることができる.
【膝蓋骨,膝関節裂隙,腓骨頭,外果,内果,腓腹筋,アキレス腱,前脛骨筋】

予習

30分:【教科書】解剖学p.51~53のうち,膝蓋骨,脛骨,腓骨の項と,解剖学p.114~118のうち,前脛骨筋,下腿三頭筋の項について音読し,読めない用語はあらかじめ調べておく.

復習

15分:グループ・ピア活動

【第9回】
授業内容

足部・足趾の骨と,足関節・足趾の筋の触察

個別目標

1.足根洞,舟状骨結節,立方骨を適切に触察できるようになる.
2.長母趾伸筋,長・短腓骨筋を動的に触察し,その輪郭をボディペインティングすることができる.
【足根洞(踵骨前方突起),舟状骨結節,立方骨,長母趾伸筋,長・短腓骨筋】

予習

30分:【教科書】解剖学p.53~55のうち,足根骨,踵骨,舟状骨の項と,解剖学p.115~122のうち,長母趾伸筋M,長腓骨筋,短腓骨筋の項について音読し,読めない用語はあらかじめ調べておく.

復習

15分:グループ・ピア活動

【第10回】
授業内容

脊柱,胸郭,背部の触察のまとめ

個別目標

脊柱,胸郭,背部の骨や筋を適切に触察することができる.

予習
復習

15分:グループ・ピア活動

【第11回】
授業内容

上肢帯,自由上肢骨の触察のまとめ

個別目標

上肢帯,自由上肢骨の骨や筋を適切に触察することができる.

予習
復習

15分:グループ・ピア活動

【第12回】
授業内容

寛骨,自由下肢骨の触察のまとめ

個別目標

寛骨,自由下肢骨の骨や筋を適切に触察することができる.

予習
復習

15分:グループ・ピア活動

【第13回】
授業内容

触察法のまとめ①

個別目標

今まで学習した骨や筋を適切に触察することができる.

予習
復習

15分:グループ・ピア活動

【第14回】
授業内容

触察法のまとめ②

個別目標

今まで学習した骨や筋を適切に触察することができる.

予習
復習

15分:グループ・ピア活動

【第15回】
授業内容

終講試験

個別目標
予習

45分:終講試験への対策

復習
試験実施月日講義最終日
評価の基準・方法

触察法で学習した知識を,グループワーク・ピア活動を通して,模造紙に作図や概念を整理して発表します.

発表時間は5分以内とし,自己評価を含むグループ内のメンバーの評価を相互に行なう(60%),教員評価(40%)とします.

グループワーク・ピア活動評価の項目は,

Q1.グループへの貢献度はどうでしたか?

Q2. メンバーに意見を求めたり,発言したりしましたか??

Q3.授業時間以外にも活動に参加しましたか?

Q4.マップに示した内容について,その内容を理解していますか??

Q5.あなたのチームの発表はどうでしたか??

Q6.森先生の好きな,外傷や英語(読み方チェック)について盛り込めましたか?

Q7.どのグループの発表が一番良かったですか??

教科書

【アプリ】ヒューマンアナトミー2021(Visible Body)=通称「アトラス」 

参考書・参考資料

解剖学 改訂第2版 医歯薬出版

運動学 改訂第3版 医歯薬出版社

受講要件
コメント

【準備物:染料系の水性マーカー3色以上,できればペン先が筆ペンのようなもの)】
実技用の服装を整えて講義に臨むこと
(柔整Tシャツ,短パン,実習シューズ,爪を短く切る)

質問,疑問,相談等ありましたら,授業中はもちろん,オフィスアワーを活用してください.
メールでの質問も受け付けています(メールアドレス:mori.k@asahi.ac.jp)

オフィスアワー

毎週金曜日13時10分~14時30分