解剖生理学・病態臨床学 免疫機能系

cft format=16     
授業コードr262007
科目分野専門基礎
科目名解剖生理学・病態臨床学 免疫機能系
科目責任者杉本 朋貞(10) 廣井 貴美(12)多田譲治(8)
実務経験

<杉本>大学専任教員(助手、講師、教授)としての機能解剖学の教育経験(人体解剖実習を含む)、総合病院等の非常勤歯科医師としての臨床経験、および医療系専門学校非常勤講師(看護、歯科衛生、歯科技工、柔道整復、鍼灸、理学療法)としての教育経験を生かした授業を展開します。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限水曜日3限
単位数1
時間数30
授業概要

人は異物から人体を守るための防御機能を備えている. 防御機構の最前線のバリアーとしての皮膚の構造を理解し、バリアーを通過して侵入した異物に対処する免疫系の構造と機能を学ぶ。それらの知識は2年次に開講される成人援助論Ⅱ免疫機能系障害に対する看護の基礎となるため習得する必要がある。

一般学習目標 GIO

防御機構の最前線のバリアーとしての皮膚の構造を理解し、バリアーを通過して侵入した異物に対処する免疫系の構造と機能を学ぶ。免疫応答の仕組みを説明できる。自己免疫疾患、アレルギー疾患、免疫不全を生じる疾患について病態・症状の発生のしくみを説明できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

皮膚と免疫機能の概要

個別目標

皮膚の基本構造と機能を説明できる。
免疫系の概要を理解する。

予習

(20分):  「解剖生理学」教科書(p. 404, 447-451)と「アレルギー・膠原病・感染症」教科書(p. 16-18)を読み、疑問点をマークしておく。

復習

(40分): 講義メモを整理し、後日の学習に活用できるノートを作成しておく。

【第2回】
授業内容

免疫系細胞 の分類と自然免疫

個別目標

自然免疫と獲得免疫の違いを説明できる。
自然免疫を担当する細胞の名称を挙げ、それぞれの機能を説明できる。
免疫系の機能に関わる化学物質の概要を理解する。

予習

(20分): 配布資料を参考に「アレルギー・膠原病・感染症」教科書(p. 20-24, 130-131)とスライド(moodle)の関連部分を読み、疑問点をマークしておく。

復習

(40分): 講義メモを整理し、後日の学習に活用できるノートを作成しておく。

【第3回】
授業内容

獲得免疫Ⅰ.Bリンパ球の機能

個別目標

リンパ球活性化のメカニズムを説明できる。
抗体を分類し,それぞれの機能を説明できる。

予習

(20分): 配布資料を参考に「アレルギー・膠原病・感染症」教科書(p. 18, 20-21)とスライド(moodle)の関連部分を読み、疑問点をマークしておく。

復習

(40分): 講義メモを整理し、後日の学習に活用できるノートを作成しておく。

【第4回】
授業内容

獲得免疫Ⅱ.Tリンパ球の機能

個別目標

活性化Tリンパ球系の分類と機能を説明できる。
抗原提示細胞とリンパ球の関係を説明できる。

予習

(20分): 配布資料を参考に「アレルギー・膠原病・感染症」教科書(p. 20-21)とスライド(moodle)の関連部分を読み、疑問点をマークしておく。

復習

(40分): 講義メモを整理し、後日の学習に活用できるノートを作成しておく。

【第5回】
授業内容

感染とアレルギーの基礎
まとめと小テスト

個別目標

細胞外感染に対する免疫機構を理解する。
ウィルス感染に対する免疫機構を理解する。
アレルギーの分類と発症機構を説明できる。
小テストにより、1~5回の到達度をチェックする。

予習

(20分): 配布資料を参考に「アレルギー・膠原病・感染症」教科書(p. 26-30)とスライド(moodle)の関連部分を読み、疑問点をマークしておく。

復習

(40分): 講義メモを整理し、後日の学習に活用できるノートを作成しておく。

【第6回】
授業内容

アレルギー疾患(気管支喘息)

個別目標

気管支喘息の原因と病態生理及び症状、治療法について説明できる。

予習

ワークシートの学習をする。(30分)

復習

授業の振り返りを入力する。小テストをする。(15分)

【第7回】
授業内容

アレルギー疾患(アレルギー鼻炎、結膜炎、食物アレルギー)

個別目標

アレルギー性鼻炎・結膜炎、食物アレルギーの原因と病態生理及び症状、治療法について説明できる。

予習

ワークシートの学習をする。(30分)

復習

授業の振り返りを入力する。小テストをする。(15分)

【第8回】
授業内容

アレルギー疾患(アナフィラキシー、薬物アレルギー、職業性アレルギー)

個別目標

アナフィラキシー、薬物アレルギー、職業性アレルギーなどの原因と病態生理及び症状、治療法について説明できる。

予習

ワークシートの学習をする。(30分)

復習

授業の振り返りを入力する。小テストをする。(15分)

【第9回】
授業内容

自己免疫疾患

個別目標

混合性結合組織病、ベーチェット病、血管炎症候群などの原因と病態生理及び症状、治療法について説明できる。

予習

ワークシートの学習をする。(30分)

復習

授業の振り返りを入力する。(15分)

【第10回】
授業内容

HIV感染症と日和見感染症

個別目標

HIV感染症と日和見感染症の原因と病態生理及び症状、治療法について説明できる。

予習

ワークシートの学習をする。(30分)

復習

授業の振り返りを入力する。(15分)

【第11回】
授業内容

アレルギー疾患(アトピー性皮膚炎、蕁麻疹、接触性皮膚炎)

個別目標

アトピー性皮膚炎・蕁麻疹・接触性皮膚炎などの原因と病態生理及び症状、治療法について説明できる。

予習

ワークシートの学習をする。(30分)

復習

授業の振り返りを入力する。小テストをする。(15分)

【第12回】
授業内容

自己免疫疾患(関節リウマチ)

個別目標

関節リウマチの原因と病態生理及び症状、治療法について説明できる。

予習

ワークシートの学習をする。(30分)

復習

授業の振り返りを入力する。小テストをする。(15分)

【第13回】
授業内容

自己免疫疾患(全身性エリテマトーデス、抗リン脂質抗体症候群)

個別目標

全身性エリテマトーデス、抗リン脂質抗体症候群の原因と病態生理及び症状、治療法について説明できる。

予習

ワークシートの学習をする。(30分)

復習

授業の振り返りを入力する。小テストをする。(15分)

【第14回】
授業内容

自己免疫疾患(シェーグレン症候群、全身性強皮症、多発筋炎・皮膚筋炎)

個別目標

シェーグレン症候群、全身性強皮症、多発筋炎・皮膚筋炎の原因と病態生理及び症状、治療法について説明できる

予習

ワークシートの学習をする。(30分)

復習

授業の振り返りを入力する。小テストをする。(15分)

【第15回】
授業内容

終講試験・解説

個別目標

免疫に解剖・生理、疾患に対する理解を評価する。

予習

(45分): これまでの授業の復習をする。

復習
試験実施月日2026-07-21
評価の基準・方法

<杉本(30%)>小テスト(10%)及び終講試験(20%)により評価します; 毎回の授業終了後に moodle で提示する練習問題の受験は、定期試験の受験資格となります。
<廣井・多田(70%)>小テスト・課題提出(20%)終講試験(50%)により評価する

教科書

<杉本>
医学書院 系統看護学講座 専門基礎分野 「解剖生理学」第12版 : pp. 404, 447-451
免疫系講義スライド(moodleに提示)
<廣井・多田>
医学書院 系統看護学講座 専門分野Ⅱ アレルギー 膠原病 感染症

参考書・参考資料

<杉本>医学書院 系統看護学講座 専門分野 「アレルギー 膠原病 感染症」第16版 : pp. 16-30, 130, 131
資料を配布またはmoodle 等に提示します。
<廣井>メディックメディア 病気がみえる⑥ 免疫・膠原病・感染症

受講要件

特になし

コメント

<杉本>シラバスおよびmoodleに提示する資料等に従って、講義予定の項目を予習してください。また授業後は記憶が新鮮なあいだにメモなどを整理し、後日の復習に役立つよう、ノートを完成しておきましょう。
<廣井>授業までにムードルで配信するワークシートの学習をしておいてください。

オフィスアワー

<杉本>毎回の講義の終了時に質問を受け付けます。またmoodleに質問箱を設けます。
<廣井>講義終了後の休憩時間