鍼灸応用実習Ⅳ

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授業コードa262026
科目分野専門
科目名鍼灸応用実習Ⅳ
科目責任者兼森 史峻
実務経験

2011年はり師・きゅう師免許を取得。
2011年から2年間、鍼灸整骨院に勤務。高齢者を中心に様々な世代の肩こり、腰痛、膝痛などの慢性的な疾患に対する鍼灸臨床に従事。
2015年から1年間、朝日医療専門学校広島校に勤務。2016年から現在まで朝日医療大学校に勤務し、附属治療院にて外来の患者への施術も行っている。

配当年次2年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午前コース
授業方法実技
曜日・時限時間割に運ずる
単位数1
時間数30
授業概要

四診法とは、適切な施術を行うために必要な患者情報を収集する技術である。
望診・聞診・問診・切診の4つの診察法を統合したものを四診法という。望診は視覚を、聞診は聴覚と嗅覚を、切診は触覚を利用した診察法である。東洋医学では、この四診法を用いて患者の病態を把握し、これを基に「証」を立て、「証」に従った施術を行う。
この授業では、東洋医学における基本的な診察方法を習得し、それぞれの患者に対して適切な施術方法を選択できる知識を学んでいく。

一般学習目標 GIO

1.四診の診かたを覚える。
2.四診によって得た情報から病態を推察できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

望診 ‐ 全身状態の望診、顔面診

個別目標

有神と無神とを鑑別するポイントが分かる。
顔面診における顔面の五臓配当を覚える。
五色・五華・五体・五官より、関連する臓腑を推察できる。

予習

有神・無神の特徴を調べる。
五行色体表の内容を確認する。(20分)

復習

自分の顔で顔面診を行い、病証の推察をする。(25分)

【第2回】
授業内容

望診 ‐ 舌診①

個別目標

正常な舌の特徴を覚える。
正常な舌質と異常な舌質とを判別できる。
異常な舌質から病証を推察できる。

予習

正常な舌の特徴を調べる。
舌質における舌色、舌形の異常について調べる。(20分)

復習

舌質についてまとめる。(25分)

【第3回】
授業内容

望診 ‐ 舌診②

個別目標

正常な舌苔と異常な舌苔とを判別できる。
異常な舌苔から病証を推察できる。

予習

異常な苔色と苔質について調べる(20分)

復習

舌苔についてまとめる。(25分)

【第4回】
授業内容

聞診

個別目標

声の大きさ・高さや話し方から虚実を推察できる。
呼吸の異常および異常音が示す病証が分かる。

予習

呼吸の異常、異常音について調べる。(20分)

復習

呼吸の異常、異常音についてまとめる。(25分)

【第5回】
授業内容

切診 ‐ 脈診①

個別目標

寸口・関上・尺中の示す部位を覚える。
寸口診法による脈の取り方が理解できる。
六部定位比較脈診における五臓配当および経脈配当が分かる。

予習

寸口診法、六部定位比較脈診について調べる。(20分)

復習

自分あるいは家族か友人に脈診を行い、病証をまとめる。(25分)

【第6回】
授業内容

切診 ‐ 脈診②

個別目標

平脈の特徴が分かる。
脈状診における二十八脈のそれぞれの特徴を覚える。
六祖脈(浮・沈、遅・数、虚・実)を診ることができる。

予習

平脈、二十八脈について調べる。(20分)

復習

自分あるいは家族か友人に脈診を行い、病証をまとめる。(25分)

【第7回】
授業内容

切診 ‐ 脈診③

個別目標

六部定位比較脈診により、どの臓腑に虚実があるか推察できる。
六祖脈を診ることで、病証を推察することができる。

予習

脈診について学んだことを復習する。(20分)

復習

自分あるいは家族か友人に脈診を行い、病証をまとめる。(25分)

【第8回】
授業内容

切診 ‐ 腹診

個別目標

難経十六難における腹部の五臓配当を覚える。
日本漢方(傷寒論系)における代表的な腹証が分かる。

予習

腹証について調べる。(20分)

復習

家族または友人に腹診を行い、病証をまとめる。(25分)

【第9回】
授業内容

切診 ‐ 切経、経穴診

個別目標

経脈および経穴の触り方が分かる。

予習

上肢・下肢における十二経脈の流注を確認する。
原穴、募穴、背部兪穴の取穴を確認する。(20分)

復習

家族または友人に切経および経穴診を行い、病証をまとめる。(25分)

【第10回】
授業内容

問診①

個別目標

問診の基本的な流れを覚える。
現病歴の必須項目の聴取ができる。

予習

問診の進め方について調べる。(20分)

復習

家族または友人に問診を行い、患者情報をまとめる。(25分)

【第11回】
授業内容

問診②

個別目標

問診の基本的な流れを覚える。
現病歴の必須項目の聴取ができる。

予習

家族または友人に問診を行い、問診の流れを確認する。(20分)

復習

家族または友人に問診を行い、患者情報をまとめる。(25分)

【第12回】
授業内容

問診③

個別目標

問診の基本的な流れを覚える。
現病歴の必須項目の聴取ができる。

予習

家族または友人に問診を行い、問診の流れを確認する。(20分)

復習

家族または友人に問診を行い、患者情報をまとめる。(25分)

【第13回】
授業内容

問診④

個別目標

問診の基本的な流れを覚える。
現病歴の必須項目の聴取ができる。

予習

家族または友人に問診を行い、問診の流れを確認する。(20分)

復習

家族または友人に問診を行い、患者情報をまとめる。(25分)

【第14回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

第1~13回までの内容が理解できる。

予習

第1~13回までの内容を確認する。(20分)

復習

第1~13回までの内容についてまとめる。(25分)

【第15回】
授業内容

四診合参

個別目標

望診、聞診、問診、切診のすべてを用いた、総合的な病能把握ができる。

予習

望診、聞診、問診、切診の内容を確認する。(20分)

復習

家族または友人に四診を行い、証を立て、治療方針を考える。(25分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

期末試験にて評価する。

教科書

「新版 東洋医学概論」医道の日本社

参考書・参考資料
受講要件
コメント
オフィスアワー

授業終了後、教室にて受けつける。