鍼灸応用実習Ⅱ

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授業コードa262124
科目分野専門
科目名鍼灸応用実習Ⅱ
科目責任者兼森 史峻
実務経験

2011年はり師・きゅう師免許を取得。
2011年から2年間、鍼灸整骨院に勤務。高齢者を中心に様々な世代の肩こり、腰痛、膝痛などの慢性的な疾患に対する鍼灸臨床に従事。
2015年から1年間、朝日医療専門学校広島校に勤務。2016年から現在まで朝日医療大学校に勤務し、附属治療院にて外来の患者への施術も行っている。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午後コース
授業方法
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

鍼灸臨床では、患者の問診で得た情報をもとに想定される疾患を類推し、診断的計画を立て傷害の鑑別を行い、最終的に治療的計画を策定し治療にあたる手順が踏まれる。鍼灸臨床を行う上で傷害の鑑別そして原因の特定は、リスク管理の上でも非常に重要である。また、原因を特定することは治療的計画立案に必須で治療効果に直結するものである。
この授業では鍼灸師に備わるべき最低限必要な診察スキルとして、代表的な運動器疾患を鑑別するための徒手検査、脳神経機能検査、深部反射を安全かつ適切に実施できるよう繰り返し練習し修得する。
この授業の座学的知識は鍼灸診察概論で教授され、それに対応する実技練習となる。また、この診察スキルは、3年次に行われる鍼灸臨床実習では必須の技術となるため、必ず習得する必要がある。

一般学習目標 GIO

1.各理学検査の原理が理解できる。
2.疾患を鑑別するための理学検査をリストアップできる。
3.各理学検査の陽性所見、異常所見が分かる。
4.学生同士の練習の際にも、実際の患者と同じように愛護的に相手に接することができる。


授業計画
【第1回】
授業内容

血圧測定
頸部の徒手検査〔ジャクソンテスト、スパーリングテスト、イートンテスト〕

個別目標

血圧の測定方法、注意事項を覚える。
徒手検査について、①原理が分かる、②安全かつ適切に実施ができる、③陽性所見が言える。

予習

対象となる徒手検査について調べる。(20分)

復習

対象となる疾患や陽性所見がすぐに想起できるかを確認する。(52分)

【第2回】
授業内容

頸部の徒手検査〔モーリーテスト、ライトテスト、アレンテスト、アドソンテスト、エデンテスト、ルーステスト〕

個別目標

徒手検査について、①原理が分かる、②安全かつ適切に実施ができる、③陽性所見が言える。

予習

対象となる徒手検査について調べる。(20分)

復習

対象となる疾患や陽性所見がすぐに想起できるかを確認する。(25分)

【第3回】
授業内容

肩の徒手検査〔ストレッチテスト、ヤーガソンテスト、スピードテスト、ペインフルアークサイン、ドロップアームテスト、ダウバーンテスト、インピンジメントテスト、リフトオフテスト〕

個別目標

徒手検査について、①原理が分かる、②安全かつ適切に実施ができる、③陽性所見が言える。

予習

対象となる徒手検査について調べる。(20分)

復習

対象となる疾患や陽性所見がすぐに想起できるかを確認する。(25分)

【第4回】
授業内容

上肢の徒手検査〔チェアテスト、手関節橈背屈テスト〔コーゼンテスト、トムゼンテスト〕、中指伸展テスト、アイヒホッフ、ファレンテスト、フローマン徴候、ティネル徴候(チネル徴候)〕

個別目標

徒手検査について、①原理が分かる、②安全かつ適切に実施ができる、③陽性所見が言える。

予習

対象となる徒手検査について調べる。(20分)

復習

対象となる疾患や陽性所見がすぐに想起できるかを確認する。(25分)

【第5回】
授業内容

腰背部の徒手検査〔ニュートンテスト、ゲンスレンテスト、パトリックテスト、トレンデレンブルグ徴候、椎間関節圧迫テスト〕

個別目標

徒手検査について、①原理が分かる、②安全かつ適切に実施ができる、③陽性所見が言える。

予習

対象となる徒手検査について調べる。(20分)

復習

対象となる疾患や陽性所見がすぐに想起できるかを確認する。(25分)

【第6回】
授業内容

腰背部の徒手検査〔SLR、FNS、ケンプテスト、K‐ボンネットテスト、エリーテスト、トーマステスト〕

個別目標

徒手検査について、①原理が分かる、②安全かつ適切に実施ができる、③陽性所見が言える。

予習

対象となる徒手検査について調べる。(20分)

復習

対象となる疾患や陽性所見がすぐに想起できるかを確認する。(25分)

【第7回】
授業内容

膝の徒手検査〔膝蓋跳動、膝蓋骨圧迫テスト、アプレイテスト、マックマレーテスト、外反・内反ストレステスト、前方引き出しテスト、後方押し込みテスト、グラスピングテスト、トンプソンテスト〕

個別目標

徒手検査について、①原理が分かる、②安全かつ適切に実施ができる、③陽性所見が言える。

予習

対象となる徒手検査について調べる。(20分)

復習

対象となる疾患や陽性所見がすぐに想起できるかを確認する。(25分)

【第8回】
授業内容

関節可動域テスト(ROM)

個別目標

上肢のROMが適切に測定できる。
関節運動の軸心が分かる。

予習

ROMの測定方法を確認する。(20分)

復習

測定方法の再確認をする。(25分)

【第9回】
授業内容

関節可動域テスト(ROM)

個別目標

下肢のROMが適切に測定できる。
関節運動の軸心が分かる。

予習

ROMの測定方法を確認する。(20分)

復習

測定方法の再確認をする。(25分)

【第10回】
授業内容

徒手筋力検査(MMT)

個別目標

上肢のMMTを実施できる。
実施したMMTを評価できる。

予習

MMTの測定方法を確認する。(20分)

復習

測定方法の再確認をする。(25分)

【第11回】
授業内容

徒手筋力検査(MMT)

個別目標

下肢のMMTを実施できる。
実施したMMTを評価できる。

予習

MMTの測定方法を確認する。(20分)

復習

測定方法の再確認をする。(25分)

【第12回】
授業内容

腱反射(深部反射)

個別目標

上腕二頭筋腱反射、上腕三頭筋腱反射、腕橈骨筋腱反射、膝蓋腱反射、アキレス腱反射を実施できる。

予習

腱反射の測定方法を確認する。(20分)

復習

測定方法の再確認をする。(25分)

【第13回】
授業内容

脳神経機能の検査

個別目標

対光反射、リンネ試験、ウェーバー試験について、①原理が分かる、②安全かつ適切に実施ができる。

予習

対象となる脳神経機能の検査について調べる。(20分)

復習

対象となる疾患や陽性所見がすぐに想起できるかを確認する。(25分)

【第14回】
授業内容

まとめ

個別目標

指示された検査をすぐに実施できる。

予習

指示された検査をスムーズに実施できるように練習する。(20分)

復習

検査方法を速やかに想起できるかを確認する。(25分)

【第15回】
授業内容

復習

個別目標

指示された検査をすぐに実施できる。

予習

指示された検査をスムーズに実施できるように練習する。(20分)

復習

検査方法を速やかに想起できるかを確認する。(25分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

期末試験にて評価する。

教科書

「図解 鍼灸療法技術ガイドⅠ 鍼灸臨床の場で必ず役立つ実践のすべて」文光堂
「ベッドサイドの神経の診かた 改訂18版」南山堂
「神経診察クローズアップ 正しい病巣診断のコツ 改訂第2版」メジカルビュー社

参考書・参考資料
受講要件
コメント

徒手検査の方法が身につくまでには時間がかかる。そのため、自主練習によって繰り返し行う方が良い。その際には事故が起こらないよう細心の注意を払うこと。
スムーズな技術の習得につながるよう自主練習を積極的に取り組んでいただきたい。

オフィスアワー

授業終了後、教室にて受けつける。