臨床基礎

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授業コードd262006
科目分野専門基礎
科目名臨床基礎
科目責任者戸川 靖代
実務経験
配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限金曜・3限
単位数1
時間数30
授業概要

専門分野の科目を総合的に理解し、国家試験に臨む力を身に着ける。

一般学習目標 GIO

臨床歯科医学で学んだ基礎知識と臨床実習で学ぶ内容をリンクさせ、応用的に考えることができる。


授業計画
【第1回】
授業内容

う蝕について、歯の硬組織の検査

個別目標

①う蝕の原因(カイスの輪、ステファンカーブ、脱灰・再石灰化)について説明できる
②初期エナメル質う蝕、象牙質う蝕の特徴について説明できる
③う蝕円錐について説明できる
④急性う蝕、慢性う蝕の特徴について説明できる
⑤う蝕の分類:CO、C1~C4について説明できる
⑥Tooth Wear(摩耗症、咬耗症、酸蝕症)の原因とどの部位に生じるか説明できる
⑦根面う蝕の特徴について説明できる
⑧歯の硬組織の検査(視診、触診、動揺度、温度診、歯髄電気診、透照診、インピーダンス、レーザー蛍光強度測定、接触点の検査)に使用する器具と何を調べることができるか説明できる

予習

ポイントチェック③p.48~53と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第2回】
授業内容

窩洞、補綴歯科治療の基礎知識

個別目標

①窩壁、窩縁、隅角(線角・点角)、窩縁斜面を図に書いて説明できる
②ブラックの窩洞(1級~5級)を図に書いて説明できる
③スピーの彎曲、ウィルソンの彎曲は、どこから見た何と何を結んだ彎曲か説明できる
④咬合平面はどの点を結んでできる平面か説明できる
⑤カンペル平面の別名、どことどこを結んでできる平面か、何の設定に利用されるか説明できる
⑥フランクフルト平面は、どことどこを結んでできる平面か、何の基準に利用されるか説明できる
⑦両側性平衡咬合、グループファンクション、犬歯誘導は、どんな咬合様式で、どんな人にみられる咬合様式か説明できる
⑧ポッセルトの図形は何を示したものか説明できる
⑨中心咬合位、中心位、下顎安静位は、どのような咬合状態で、ポッセルトの図形ではどこにあたるか説明できる
⑩安静位空隙は何ミリか説明できる

予習

ポイントチェック③p.73~74、p.142~146と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第3回】
授業内容

クラウン・ブリッジについて

個別目標

①クラウンの種類を説明できる
②全部被覆冠の3種類の名称と特徴について説明できる
③部分被覆冠の種類と特徴について説明できる
④補綴物に使用するレジンと陶材の利点・欠点について説明できる
⑤支台築造の目的について説明できる
⑥歯肉圧排で使用する器材について説明できる
⑦歯肉圧排糸にしみ込ませてある血管収縮薬、血管収斂薬を説明できる
⑧ブリッジの構成要素について説明できる
⑨ポンティックの基底面の分類8種類の形態を図に書いて特徴(顎堤粘膜にどのように接触する?適応部位は?)を説明できる
⑩ブリッジの連結方法による分類3つの名称と特徴を説明できる
⑪ブリッジの支台歯の平行性を確認する方法(口腔内・口腔外)を説明できる

予習

ポイントチェック③p.166~176と臨床歯科医学Ⅰ・歯科衛生士臨床Ⅴで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第4回】
授業内容

歯周疾患の基礎知識

個別目標

①健康な歯肉、歯肉炎、歯周炎のそれぞれのポケット底部の位置はどこにあるか説明できる
②歯周病原菌のうちレッドコンプレックス3種類を説明できる
③妊娠性歯肉炎、侵襲性歯周炎に関与する歯周病原菌を説明できる
④ブラキシズムについて説明できる

予習

ポイントチェック③p.104~112と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第5回】
授業内容

GW明け確認テスト

個別目標
予習

第1回~第4回までの内容を復習しておく

復習

課題テストで不正解であったところを整理して覚える(60分)

【第6回】
授業内容

有床義歯の基礎知識

個別目標

①歯根膜負担、歯根膜粘膜負担、粘膜負担それぞれにあてはまる補綴物について説明できる
②全部床義歯、部分床義歯の構成要素について説明できる
③部分床義歯の欠損部位による種類(中間義歯、遊離端義歯、複合義歯)について説明できる
④部分床義歯の支台装置の種類について説明できる
⑤アタッチメントの種類について説明できる
⑥上顎の大連結子、下顎の大連結子の種類について説明できる

予習

ポイントチェック③p.155~160と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第7回】
授業内容

歯周外科について

個別目標

①歯周外科治療の禁忌について説明できる
②長い上皮性付着の回復を目的とする歯周外科治療を列挙できる
③結合組織性の付着の回復を目的とする歯周外科治療を列挙できる
④新付着について説明できる
⑤歯周ポケット掻爬術の適応、術式・使用する器具について説明できる
⑥新付着術(ENAP)の適応、術式・使用する器具について説明できる
⑦歯肉剥離掻爬術(FOP)の適応、術式・使用する器具について説明できる
⑧GTR法のの適応、術式・使用する器具について説明できる
⑨エムドゲイン®による再生療法の適応、術式・使用する器具について説明できる
⑩リグロス®によるの適応、術式・使用する器具について説明できる
⑪歯肉切除術の適応、術式・使用する器具について説明できる

予習

ポイントチェック③p.125~127と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第8回】
授業内容

保存修復・歯内療法について

個別目標

①ブラックの窩洞に合わせた隔壁器材について説明できる
②コンポジットレジン充填の接着システムの手順と特徴について説明できる
③麻酔薬にアドレナリンが含まれる理由について説明できる
④浸潤麻酔と伝達麻酔の注射器と注射針の違いについて説明できる
⑤根管清掃薬の無機質溶解剤と有機質溶解剤の種類について説明できる
⑥根管消毒薬の種類を列挙できる
⑦リーマー、Kファイル、Hファイルの特徴と操作方法について説明できる
⑧根管長測定器は何を利用して根管長を測定するか説明できる
⑨垂直加圧充填と側方加圧充填に使用する器材と充填の違いについて説明できる

予習

臨床実習事前課題の内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第9回】
授業内容

全部床義歯の製作について

個別目標

①全部床義歯製作の流れについて説明できる
②概形印象、精密印象、禁圧形成に使用する器材について説明できる
③咬合採得時に使用する器材とその目的について説明できる
④ろう義歯の試適時の点検項目について説明できる
⑤構音機能を確認する検査について説明できる
⑥義歯の装着時に使用する器材について説明できる

予習

ポイントチェック③p.160~162と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第10回】
授業内容

コンポジットレジン修復・グラスアイオノマーセメント修復について

個別目標

①コンポジットレジン修復の特徴を説明できる
②コンポジットレジンの組成を説明できる
③フィラーの成分と役割を説明できる
④エッチングの目的を説明できる
⑤コンポジットレジン充填の手順と使用機材について説明できる
⑥充填前の前処置について説明できる(防湿・歯間分離・歯肉排除・隔壁)
⑦シェードテイキングの方法を説明できる
⑧グラスアイオノマーセメント修復の特徴を説明できる

⑨従来型グラスアイオノマーセメントとレジン添加型グラスアイオノマーセメントの違いについて説明できる

予習

ポイントチェック③p.55~65と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第11回】
授業内容

歯髄保存療法について

個別目標

①歯髄鎮静法の適応と使用薬剤を説明できる
②間接覆髄法の適応と使用薬剤を説明できる
③暫間的間接覆髄法の適応と使用薬剤を説明できる
④直接覆髄法の適応と使用薬剤を説明できる

予習

ポイントチェック③p.84~88と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第12回】
授業内容

歯髄除去療法、根管治療、根管充填、支台歯形成について

個別目標

①麻酔抜髄法の術式、使用器材・薬剤について説明できる。
②根管治療・根管充填の術式、使用器材・薬剤について説明できる
③支台築造の目的について説明できる
④支台築造の種類(直接法・間接法)の特徴と手順を説明できる
⑤プロビジョナルレストレーションの目的、製作方法について説明できる

予習

ポイントチェック③p.89~96、166~167と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第13回】
授業内容

抜歯について

個別目標

①抜歯の禁忌症について説明できる
②抜歯の術式、使用器材について説明できる
③難抜歯・埋伏歯抜歯の術式、使用器材について説明できる
④抜歯後の注意事項について患者にわかりやすく説明できる

予習

ポイントチェック④p.20~21と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第14回】
授業内容

エックス線の撮影方法について

個別目標

①エックス線写真撮影の方法と特徴について説明できる
②エックス線写真撮影時の注意事項について説明できる
③各エックス線写真撮影の準備について説明できる

予習

ポイントチェック③p.27~40と臨床歯科医学Ⅰで学んだ内容を復習する(30分)

復習

まとめノートを作成し、学んだことを覚える(60分)

【第15回】
授業内容

定期試験・解説

個別目標

定期試験に合格する

予習

まとめノートを見直し、復習を行う(60分)

復習

間違えた箇所をまとめノートで確認して復習する(30分)

試験実施月日2027-02-15
評価の基準・方法

定期試験 100%

教科書

歯科衛生学シリーズ 保存修復学・歯内療法学 (医歯薬出版株式会社)
最新歯科衛生士教本 歯科補綴 第2版 (医歯薬出版株式会社)
最新歯科衛生士教本 歯周疾患 (医歯薬出版株式会社)
歯科衛生学シリーズ 保健生態学 (医歯薬出版株式会社)

参考書・参考資料

歯科衛生士国家試験ポイントチェック③④
歯科衛生士書き込み式学習ノート②

受講要件

積極的に授業に参加すること

コメント

座学で学んだ基礎知識を臨床現場で生かしながら、教科書との違いや応用について自ら調べたり、質問をして理解を深めるよう努めてください

オフィスアワー

講義終了後またはmoodleにて