運動療法学

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授業コードp233055
科目分野専門
科目名運動療法学
科目責任者中田 守
実務経験

急性期~維持期の病院、クリニック、デイケア、訪問リハビリ等で12年臨床経験があり、整形疾患、中枢疾患を対象に理学療法業務を行ってきました。経験踏まえた講義を展開します。 

配当年次2年  
開講期通年
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限毎週火曜日 13時~14時30分 
単位数2
時間数60時間
授業概要

理学療法治療において運動療法は中心的役割を担う。しかし、実施するうえでは解剖学、運動学、生理学などの知識に基づいた疾患、治療法の理解と他人の身体に直接触れることに対する専門職としての配慮や技術も求められる。前期ではその基礎知識と運動療法の種類、理論的背景を理解することを目的とする。後期では基礎知識と運動療法の実実施とリスク管理の習得を目的とする。

一般学習目標 GIO

① 運動療法の基礎となる関節、筋の構造と病態生理、関節の動き方、随意運動について理解する
② 運動と呼吸、循環器系の働きと変化を理解する
③ 持久力増強運動、協調性運動についての効果のメカニズム、実施上の留意点等について理解する
④ 疼痛に対する運動療法の基礎知識を学習し、実際の運動療法の行い方について体験し、理解を深める
⑤ 基礎的な運動療法(関節可動域運動、筋力増強運動、ストレッチング)が実施できる。
⑥ 運動療法を実施するうえでのリスク管理ができる。


授業計画
【第1回】
授業内容

関節の運動と構造①-ⅰ

個別目標

関節構造分類、滑膜性関節の構造について説明できる

予習

教P22~26(30分)

復習

関節構造分類について理解する(30分)

【第2回】
授業内容

関節の運動と構造①-ⅱ

個別目標

関節構造分類、滑膜性関節の構造と局所の役割について説明できる

予習

教P26~31(30分)

復習

滑膜性関節の構造と局所の役割について理解する(30分)

【第3回】
授業内容

関節の運動と構造②-ⅰ

個別目標

関節の運動様式、凹凸の法則、拘縮、強直について説明できる

予習

教P31~48(30分)

復習

関節の運動様式、凹凸の法則、拘縮、強直について理解する(30分)

【第4回】
授業内容

関節の運動と構造②-ⅱ 

個別目標

関節の運動様式、凹凸の法則、拘縮、強直について説明できる

予習

教P31~48(30分)

復習

関節の運動様式、凹凸の法則、拘縮、強直について理解する(30分)

【第5回】
授業内容

筋と筋収縮のメカニズム-ⅰ 単元ポイント確認試験1

個別目標

筋収縮のメカニズム(滑走説、ATPなど)について説明できる

予習

教P49~56(30分) 

復習

筋の構造と筋収縮のメカニズム(滑走説、ATPなど)について理解する(30分)

【第6回】
授業内容

筋と筋収縮のメカニズム-ⅱ

個別目標

筋線維タイプの特徴について説明できる

予習

教P49~56(30分) 

復習

筋線維タイプの特徴について理解する(30分)

【第7回】
授業内容

随意運動のメカニズム

個別目標

錐体路、錐体外路を説明できる

予習

教P59~75(30分)

復習

錐体路、錐体外路を理解する(30分) 

【第8回】
授業内容

脊髄による運動制御

個別目標

伸長反射、その他代表的反射について説明できる

予習

教P76~96(30分)

復習

伸長反射、その他代表的反射について理解する(30分)

【第9回】
授業内容

運動制御と運動学習①

個別目標

スキーマ理論、システム理論、アフォーダンスについて説明できる

予習

教P76~96(30分)

復習

スキーマ理論、システム理論、アフォーダンスについて理解する(30分)

【第10回】
授業内容

運動制御と運動学習②

個別目標

姿勢制御、3相説について説明できる

予習

教P76~96(30分)

復習

姿勢制御、3相説について理解する(30分)

【第11回】
授業内容

運動と呼吸   単元ポイント確認試験2

個別目標

運動による呼吸器系の変化の指標について説明できる

予習

教P97~113(30分) 

復習

運動による呼吸器系の変化の指標について理解する(30分)

【第12回】
授業内容

運動と循環   

個別目標

加齢・安静臥床による循環器系への影響について説明できる

予習

教P114~127(30分)

復習

加齢・安静臥床による循環器系への影響について理解する(30分)

【第13回】
授業内容

組織の病態生理と修復(運動器系)

個別目標

関節を構成する組織の損傷と修復について説明できる

予習

教P140~157(30分)

復習

関節を構成する組織の損傷と修復について理解する(30分)

【第14回】
授業内容

持久力増強運動の理論①

個別目標

ATP再合成、持久力増強時の身体変化について説明できる

予習

教P218~223(30分) 

復習

ATP再合成、持久力増強時の身体変化について理解する(30分)

【第15回】
授業内容

持久力増強運動の理論② 単元ポイント確認試験3

個別目標

持久力増強に関する評価、指標、カルボーネン法について説明できる

予習

教P224~230(30分)

復習

持久力増強に関する評価、指標、カルボーネン法について理解する(30分)

【第16回】
授業内容

協調性運動の理論①

個別目標

協調性運動の3つの構成要素、フィードバック、フィードフォワード機構について説明できる

予習

教P231~241(30分)

復習

協調性運動の3つの構成要素、フィードバック、フィードフォワード機構について理解する(30分)

【第17回】
授業内容

協調性運動の理論②

個別目標

運動失調の代表的運動療法について説明できる

予習

教P231~241(30分)

復習

運動失調の代表的運動療法について理解する(30分)

【第18回】
授業内容

疼痛に対する運動療法  

個別目標

疼痛に関する神経路、疼痛に対する運動療法の考え方について説明できる

予習

教P256~267(30分)

復習

疼痛に関する神経路、疼痛に対する運動療法の考え方について理解する(30分)

【第19回】
授業内容

運動の種類   

個別目標

自動運動、他動運動の種類、筋収縮形態の種類の違いについて説明できる

予習

教P168~180(30分) 

復習

自動運動、他動運動の種類、筋収縮形態の種類の違いについて理解する(30分)

【第20回】
授業内容

関節可動域運動の理論

個別目標

関節運動の種類、凹凸の法則についての復習とエンドフィールについて体験する

予習

運動療法学の関節運動の種類、凹凸の法則についての復習(15分)

復習

予習範囲の再度確認(30分)

【第21回】
授業内容

関節可動域運動の実際①

個別目標

身体の接触について意識すること、自分の姿勢、相手の状態観察等、触れることを体験する/

予習

教P182~194(15分)   

復習

家族、友人を相手に接触する体験をする(30分)

【第22回】
授業内容

関節可動域運動の実際②

個別目標

前回の内容を踏まえ、相手の上肢関節を中心に動かすことを体験する

予習

教P182~194(15分)  

復習

家族、友人の上肢関節を可動する(30分)

【第23回】
授業内容

関節可動域運動の実際③

個別目標

関節可動域運動の復習と上肢~下肢、体幹の関節を動かすことを体験する

予習

教P182~194(15分)

復習

家族、友人の上肢~下肢、体幹の関節を可動する(30分)

【第24回】
授業内容

関節可動域運動と治療体操

個別目標

関節可動域運動の復習と代表的治療体操について体験する

予習

今までの関節可動域運動の復習(15分)(15分)

復習

家族、友人の下肢、体幹の関節を可動し、学習した治療体操を指導してみる(30分)

【第25回】
授業内容

筋力増強運動の理論① 

個別目標

筋力の定義、筋再教育、筋力増強運動の一般的原則、3大条件について説明できる

予習

教P195~206(15分) 

復習

筋再教育、筋力増強運動の一般的原則、3大条件について理解する(30分)

【第26回】
授業内容

筋力増強運動の理論② 

個別目標

筋力増強運動の種類、CKCについて説明できる

予習

教P206~217(15分)

復習

筋力増強運動の種類、CKCについて理解する(30分)

【第27回】
授業内容

筋力増強運動の実際

個別目標

症例をもとに筋力増強運動の具体的処方について考え、述べることができる。(発表)

予習

発表準備(15分)

復習

発表復習(30分)

【第28回】
授業内容

ストレッチングの基本と実際

個別目標

ストレッチングの考え方と原則、応用手技(PIR、相反抑制など)を理解する

予習

教P170~171(15分)

復習

ストレッチングの考え方と原則を理解する(30分)

【第29回】
授業内容

ストレッチングの実際

個別目標

代表的筋群を応用手技(PIR、相反抑制)を用いてストレッチングできる

予習

前回の内容確認(15分) 

復習

応用手技(PIR、相反抑制など)を理解する(30分)

【第30回】
授業内容

総括 確認

個別目標

学習した内容の振り返りを行い、理解を深める

予習

学習した内容の振り返り(15分)

復習

学習した内容の振り返りを行い、理解を深める(30分)


試験実施月日
評価の基準・方法

前期は3回の単元ポイント確認試験(100%)で評価する。ただし、得点率、内容が不十分な場合個別に口頭試問を行い、それに合格することで最終的な得点を獲得できる。
後期は最終確認試験(100%)で評価する。最終認定は前期、後期合わせた総合評価が60%以上獲得したものに単位認定する。しかし前期範囲の口頭試問に合格できない者は前期0点、後期試験の訂正が提出できない者は後期0点として換算する。

教科書

「標準理学療法学 運動療法学 総論  第4版」 編集 吉尾雅春 横田一彦 (医学書院) 2017

参考書・参考資料

「理学療法学テキスト (3) 運動療法 Ⅰ 第2版」 監修 千住 英明   (神陵文庫) 2005 
「運動療法学―障害別アプローチの理論と実際 弟2版」 編集 市橋 則明   (文光堂) 2014  

受講要件

・各講義内で説明する重要なポイントについては、予復習及び積極的な質問を行って理解に努めてください。
・復習は提示項目の講義内で強調したポイントを復習し、講義ごとの理解に努めてください。そうすれば試験前の勉強は必要ありません。

コメント

・各講義内で説明する重要なポイントについては、予復習及び積極的な質問を行って理解に努めてください。
・復習は提示項目の講義内で強調したポイントを復習し、講義ごとの理解に努めてください。そうすれば試験前の勉強は必要ありません。

オフィスアワー

平日16時10分~17時30分の時間帯(アポイントメントを取っていただければ確実です)