東洋医学概論(臨床)Ⅰ

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授業コードa212081
科目分野専門
科目名東洋医学概論(臨床)Ⅰ
科目責任者三浦 大貴
実務経験

平成26年はり師きゅう師免許習得
平成26年から平成28年、静岡のひかり鍼灸院で勤務し、午前は高齢者中心で東洋医学的臓腑疾患などを中心に施術し、午後は一般社会人を含め、難病疾患などを施術していた。
関西医療大学付属鍼灸院では教授の指導のもと、東洋医学的疾患の患者にたいし、患者の病態から異常のある経絡や臓腑を推察し、その相互関係の乱れを整えることで正常な状態に戻すような鍼灸臨床を行っていた

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別夜間部
授業方法講義
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

経絡とは気・血・津液の通路である。経絡は全身に分布しており、その分布する領域や機能により分類されている。
五臓と六腑はそれぞれ異なる機能を持っており、その機能は単独では十分に力を発揮させることは出来ない。お互いに協力することで正常な機能を維持することが可能となる。
この授業では、経絡の機能および五臓六腑の相互関係について学習する。正常な機能を理解することは、即ち身体の異常の原因を推測するための判断材料になるため、臨床において、患者の病態把握をするための重要な知識となる。

一般学習目標 GIO

1.十二経脈の病証を理解できる。
2.奇経八脈の流注と病証を理解できる。
3.五臓六腑の生理機能、生理作用の相互関係を理解できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

臓腑の働きについて検討する
東洋医学概論P77

個別目標

臓腑の働きについて理解できる。

予習

五臓に関連した色体表(P199)を予習する(30分)

復習

東洋医学概論P75図2-7の五臓、六腑、奇恒の腑の分類を理解し復習する(15分)

【第2回】
授業内容

五臓の相互関係
心・脾・肝の相互作用について検討する
東洋医学概論P127

個別目標

血と情志の関係を理解できる

予習

心・脾・肝の生理作用、生理特性(東洋医学概論P78~P98)を調べる(30分)

復習

精血、陰との関係(東洋医学概論P136)をまとめる(15分)

【第3回】
授業内容

六腑の協調関係について検討する

個別目標

六腑の協調関係について理解できる

予習

六腑の生理機能(東洋医学概論P145)を調べる(30分)

復習

六腑の生理と病理をまとめる(15分)

【第4回】
授業内容

五臓関連領域の気機について検討する。
東洋医学概論P143

個別目標

五臓の気機による生理と病理を理解できる。

予習

五臓にみられる気機(東洋医学概論P145)を調べる(30分)

復習

五臓の気機による生理と病理についてまとめる(15分)

【第5回】
授業内容

気機の相互関係について検討する
東洋医学概論P145

個別目標

昇・降・出・入と五臓の生理作用との関係を理解できる

予習

気機の特徴を調べる(30分)
東洋医学概論P45

復習

昇・降・出・入と五臓の生理作用(東洋医学概論P145)との関係をまとめる。(15分)

【第6回】
授業内容

八綱弁証について検討する
東洋医学概論P271

個別目標

八綱弁証の分類の判断基準についてと弁証について理解できる

予習

弁証の分類(東洋医学概論P270)について調べる(30分)

復習

八綱弁証の分類と弁証(東洋医学概論P271)についてまとめる(15分)

【第7回】
授業内容

経絡の概念、機能について検討する
東洋医学概論P152

個別目標

経脈の絡脈のつながりの違いを理解できる

予習

気の化生、分類、作用(東洋医学概論P151)について調べる(30分)

復習

経絡の機能(東洋医学概論P151)についてまとめる(15分)

【第8回】
授業内容

十二経脈、是動病、所生病について検討する
東洋医学概論P157

個別目標

各経脈の分布、循行を理解できる、また各経脈がつながる場所を理解できる。
是動病と所生病についての違いを理解できる

予習

各経脈の分布、循行を調べる(30分)

復習

各経脈の分布、循行、つながる場所を調べる。(15分)

【第9回】
授業内容

十二経脈、奇経八脈について検討する
東洋医学概論P154

個別目標

十二経別と奇経八脈の順行と機能を理解できる

予習

奇経八脈の順行と機能を理解できる(30分)

復習

十二経別と奇経八脈の順行と機能をまとめる(15分)

【第10回】
授業内容

十五絡脈、孫絡、浮脈について検討する
東洋医学概論P155

個別目標

絡脈の機能、順行を理解できる

予習

絡脈の機能、分類を調べる(30分)
東洋医学概論P155

復習

絡脈の機能、順行をまとめる(15分)

【第11回】
授業内容

十二経脈の流注と病証について検討する
手の太陰肺経、手の陽明大腸経、足の陽明胃経、足の太陰脾経
東洋医学概論P158

個別目標

肺経、大腸経、胃経、脾経の是動病と所生病にみられる症状を理解できる

予習

肺経、大腸経、胃経、脾経の流注を調べる(30分)

復習

肺経、大腸経、胃経、脾経の是動病と所生病にみられる症状をまとめる(15分)

【第12回】
授業内容

十二経脈の流注と病証について検討する
手の少陰心経、手の小腸大腸経、足の太陽膀胱経、足の少陰腎経
東洋医学概論P158

個別目標

心経、小腸経、膀胱経、腎経の是動病と所生病にみられる症状を理解できる

予習

心経、小腸経、膀胱経、腎経の流注を調べる(30分)
東洋医学概論P158

復習

心経、小腸経、膀胱経、腎経の是動病と所生病にみられる症状をまとめる(15分)
東洋医学概論P158

【第13回】
授業内容

十二経脈の流注と病証について検討する
手の厥陰心包、手の少陽三焦経、足の少陽胆経、足の厥陰肝経
東洋医学概論P158

個別目標

心包経、三焦経、胆経、肝経の是動病と所生病にみられる症状を理解できる

予習

心包経、三焦経、胆経、肝経の是動病と所生病にみられる症状を理解できる(30分)

復習

心包経、三焦経、胆経、肝経の是動病と所生病にみられる症状をまとめる(15分)

【第14回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

十二経別と奇経八脈の順行と機能を理解できる

予習

奇経八脈の順行、所属経穴を調べる(30分)

復習

第1回~13回までに学習した内容についての国家試験関連問題に解答する(15分)

【第15回】
授業内容

総まとめ

個別目標

講義内で学習した経絡、五臓六腑の特徴を理解できる

予習

経絡、五臓六腑の特徴を調べる(30分)

復習

経絡、五臓六腑の国家試験関連問題の解説を作成する(15分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

小テスト(20%)期末試験(80%)により評価する

教科書

「新版 東洋医学概論」医道の日本社

参考書・参考資料

「針灸学[基礎篇]」東洋学術出版
「針灸学[経穴篇]」東洋学術出版

受講要件
コメント

3年次に学習する治療法の実技、座学で必須となるため、すべての講義に出席することが望ましい。

オフィスアワー

授業終了後、教室にて受けつける