鍼灸応用実習Ⅳ

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授業コードa212564
科目分野専門
科目名鍼灸応用実習Ⅳ
科目責任者中川 萌海
実務経験

2017年はり師・きゅう師免許取得。
2017~2019年鍼灸院にて勤務し、東洋医学的疾患・内科的疾患・女性特有の疾患などの鍼灸治療を行う。
2019年~朝日医療大学校にて勤務し、附属あさひ鍼灸院に所属し鍼灸治療を行っている。
鍼灸院では、高齢者の患者をはじめとした、さまざまな年齢層の慢性疾患・治未病の患者に対して治療。
東洋医学的四診(望診・聞診・問診・切診)を行い、八綱弁証・臓腑弁証・経絡弁証を中心に証を立て治療を行っている。治療では患者の証や体質・症状に応じて治療方針・治療経穴を決定し鍼灸治療を行っている。

配当年次2年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別夜間部
授業方法講義
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

東洋医学概論で学んだ生体の生理・病理を基礎とし、診察の方法を学ぶことを目的とする。
この授業の知識は東洋医学的臨床を行う上での必須の知識となるため、必ず習得する必要がある。
講義で学習した四診(望診・聞診・問診・切診)を、鍼灸応用実習Ⅳでは実際に使用し弁証できるように練習をしていく。

望診・聞診・問診・切診のそれぞれの具体的診察内容および臨床意義について学ぶ。

一般学習目標 GIO

鍼灸の基本となる東洋医学の四診についての知識を習得する。
四診(望診・聞診・問診・切診)の内容を理解し、そこから判断される東洋医学的所見から臓腑弁証できることを目標とする。

・舌象を観察し、寒邪の状態を推察することができる。
・腹診を用いて異常のある臓腑を推察することができる。
・脈診における正常な脈・病脈の違いが分かる。


授業計画
【第1回】
授業内容

第1節 望診
舌診(舌神・舌色・舌形・舌態・舌下脈絡)①
P205~209

個別目標

正常な舌(淡紅舌・薄白苔)について理解する。
舌色(舌体の色)にはどのようなものか理解する。舌色をもとに病状を判断することができる。

予習

舌の各部の名称とそれぞれの臓腑配当について教科書(P205~206)を読んで確認する。(15分)

復習

舌色について自分の舌を用い確認する。
舌色と病証の組み合わせについて確認する。(30分)

【第2回】
授業内容

第1節 望診
舌診(舌神・舌色・舌形・舌態・舌下脈絡)②
P205~209

個別目標

舌形・舌態から病態を判断し理解できる。
舌下脈絡がどのようなものか理解する。

予習

舌形(舌体の形状)の種類について教科書(P208)を読んで確認する。(15分)

復習

舌形について自分の舌を用い確認する。
舌形と病証の組み合わせについて確認する。(30分)

【第3回】
授業内容

第1節 望診
舌診(苔色・苔質)
P209~212

個別目標

正常な舌苔(薄白苔)について理解する。
舌の苔の状態から病証を判断し理解することができる。

予習

苔色・苔質について理解し、どのような病証の際にどの舌苔がみられるか確認する。(15分)

復習

舌苔について自分の舌を用い確認する。
舌苔と病証の組み合わせについて確認する。(30分)

【第4回】
授業内容

第4節 切診
腹診(平人無病の腹・難経系腹診)
P252

個別目標

平人ではどのような腹の状態か理解する。

予習

腹部それぞれの臓腑配当について教科書(P252)を読んで確認する。(15分)

復習

腹診と病証の組み合わせについて確認する。(30分)

【第5回】
授業内容

第4節 切診
腹診(傷寒論系腹診)
P253~254

個別目標

傷寒論系腹診について判断し理解できる。
腹診を用いてどの臓腑に異常があるか理解できる。

予習

胸脇苦満・心下痞鞕という言葉について教科書(P253)を読み病態・病証について理解する。(15分)

復習

腹診での異常と病証について確認する。(30分)

【第6回】
授業内容

第4節 切診
切経(募穴診)
P254~255

個別目標

募穴診について方法を理解する。
各臓腑の診断点として使用する募穴を使用し、虚実の反応を判断し理解する。

予習

経穴の教科書を用い、正経十二経脈の募穴の名称・位置について確認する。(15分)

復習

募穴の位置についてもう一度確認を行う。(30分)

【第7回】
授業内容

第4節 切診
切経(背診)
P254~255

個別目標

背診について方法を理解する。
各臓腑の診断点として使用する背部兪穴を使用し、虚実の反応を判断し理解する。

予習

経穴の教科書を用い、正経十二経脈の背部兪穴の名称・位置について確認する。(15分)

復習

背部兪穴の位置についてもう一度確認する。(30分)

【第8回】
授業内容

第4節 切診
脈診(寸口診法)
P255~258

個別目標

脈診の方法(姿勢・指の当て方)について理解する。

予習

寸口・関上・尺中とはどの位置にあるか教科書(P256)を読んで理解する。(15分)

復習

寸口部での指の当て方について自分の手を用い確認する。(30分)

【第9回】
授業内容

第4節 切診
脈診(脈状診)
P258~261

個別目標

脈診の基礎(浮・沈・遅・数・虚・実)について理解する。

予習

脈の構成要素にはどのようなものがあるか教科書(P258)を読み確認する。(15分)

復習

脈診の基礎について自分の手を用い確認する。(30分)

【第10回】
授業内容

第4節 切診
脈診(病脈)①
P261~263

個別目標

脈診での正常と異常の違いを理解し判断できる。

予習

脈診の基礎である祖脈について教科書を読んで(P261)確認する。(15分)

復習

脈診の異常について理解し、自分の手を用い確認する。(30分)

【第11回】
授業内容

第4節 切診
脈診(病脈)②
P261~263

個別目標

脈診においての28種類の病脈について理解する。

予習

脈診の病脈にはどのようなものがあるか教科書(P262)を読み確認する。(15分)

復習

病脈と病証の組み合わせを理解する。(30分)

【第12回】
授業内容

第4節 切診
脈診(六部定位比較脈診)
P263~265

個別目標

寸口・関上・尺中の六部定位と臓腑の位置関係を理解できる。

予習

寸・関・尺にそれぞれどの臓腑が位置するか、教科書(P263~265)を読み確認する。(15分)

復習

寸口・関上・尺中の六部定位と臓腑の位置関係について自分手を使用し復習する。(30分)

【第13回】
授業内容

総復習①

個別目標

舌診・腹診・経穴診・脈診を行い、病証を立て治療につなげる。

予習

舌診・腹診・経穴診・脈診のやり方を資料を読み復習する。(15分)

復習

実技でスムーズでなかった診察方法を確認する。(30分)

【第14回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

第1~13回に行った問診が理解できる。
四診から総合的な判断ができる。

予習

四診の流れを確認する。(15分)

復習

立てた証から治療につなげれるよう、資料を確認する。(30分)

【第15回】
授業内容

総復習②

個別目標

舌診・腹診・経穴診・脈診を行い、病証を立て治療につなげる。
四診の総合的な判断から証を判断し理解できる。

予習

14回までの内容を復習し、病証との組み合わせを理解しておく。(15分)

復習

立てた証から治療につなげれるよう、治療方針・治療穴を考える。(30分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

小テスト(30%)・期末試験(70%)で評価する。

教科書

新版 東洋医学概論(東洋療法学校協会編)
新版 経絡経穴概論(東洋療法学校協会編)

参考書・参考資料
受講要件
コメント
オフィスアワー

授業後、教室にて