言語聴覚障害学総論

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授業コードs215046
科目分野専門
科目名言語聴覚障害総論
科目責任者武村/奥村/友野
実務経験

各教員は医療・療育機関で介護施設等で10年間以上勤務(非常勤含む)しており、言語聴覚士の職域に関連する基礎的知識や対象者の評価、訓練全体像を実務経験を交えて紹介する。

配当年次1年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限
単位数1
時間数30
授業概要

言語聴覚士として必要なリハビリテーションの考え方、職業的倫理を持つために職域全般の知識を概観する。今後実施される失語症、高次脳機能障害、摂食嚥下障害、言語発達障害学などの専門領域の講義内容との関連性が強いため、それぞれの分野ごとの講義から言語聴覚士の対象者に対する職務の全体像を把握する。

一般学習目標 GIO

言語聴覚士に必要なリハビリテーションの考え方、職業的倫理について学び、言語聴覚士の職域について理解を深める。また、言語聴覚士になる動機づけに繋げ、今後、習得すべき知識や技能の基盤を作る。


授業計画
【第1回】
授業内容

授業導入について(イントロダクション) 本講義の講義目的の解説

個別目標

国家試験合格までの道筋をイメージし、授業への主体的なかかわり方を理解する。

予習

提示された資料を読む。(15分)。

復習

1回目の講義を振り返り言語聴聴覚士にとって各講義がどのような能力を身に付けられるかを整理する。(30分)。

【第2回】
授業内容

各言語聴覚障害とその対応について(失語症や摂食嚥下障害)

個別目標

各言語聴覚障害とその対応についてを理解し、言語聴覚士にとって各学問の重要を把握する。

予習

言語聴覚士の失語症と摂食嚥下障害への対応方法をインターネット等から調べる(15分)。

復習

講義を通じて、他講義の内容との知識を繋がるところを探究し、レポートを作成する(30分)。

【第3回】
授業内容

言語と脳について

個別目標

脳の機能について理解し、コミュニケーションとの関連を知る。特に言語中枢や脳神経12対の働きと関連して理解する。

予習

配布資料を読み、コミュニケーションに関連する脳機能を把握する(15分)。

復習

脳のコミュニケーションに関連する機能(言語中枢、脳神経など)をノートにまとめる(30分)。

【第4回】
授業内容

聴覚領域における言語聴覚士の役割とコミュニケーション支援について

個別目標

聴覚領域における言語聴覚士の役割や、難聴児(者)に対するコミュニケーション支援について理解する。

予習

難聴児(者)に対するコミュニケーション支援について、インターネットや書籍などで調べておく(15分)。

復習

難聴児(者)に対するコミュニケーション方法について理解を深める(30分)。

【第5回】
授業内容

言葉の発達に関わる諸領域

個別目標

子どもの言語発達に関わる諸領域について知り、包括的な視点を培う。

予習

発達に関わる諸領域について事前に調べておく(15分)

復習

言語発達についての諸領域を理解し、学習内容をノートにまとめる(30分)

【第6回】
授業内容

子どもの発達段階の枠組み

個別目標

発達段階の枠組みを知り、系統的な視点で発達を捉えられるようになる。

予習

講義資料を確認しておき、子どもの発達段階について事前に調べておく(15分)

復習

発達段階の枠組みについて表にしてまとめる(30分)

【第7回】
授業内容

聴覚障害(難聴)について

個別目標

聴覚器官の各領域の役割について知り、難聴の特性について理解する。

予習

講義資料を確認しておく(15分)。

復習

聴覚器官の各領域の役割、難聴の特性について理解を深める(30分)。

【第8回】
授業内容

高次脳機能障害総論

個別目標

意識障害、見当識障害や高次脳機能障害(失行、失認、半側空間無視等)の定義や症状の概要を理解する。

予習

配布資料を読み高次脳機能障害の定義や高次脳機能障害名を覚える(15分)。

復習

各高次脳機能障害の特徴を理解し、小テストを受ける(30分)。

【第9回】
授業内容

摂食嚥下障害総論

個別目標

摂食嚥下機能の働きや、摂食嚥下障害を呈する疾患や症状について理解する。

予習

配布資料を読み、摂食嚥下障害発症のメカニズム、病態について予習する(15分)。

復習

摂食嚥下障害総論の代表的疾患と分類、主な病態について理解し、レポートを作成する(30分)。

【第10回】
授業内容

話しことばの障害について(機能性構音障害、運動障害性構音障害)

個別目標

機能性構音障害の特徴、運動障害性構音障害(中枢性、末梢性)のタイプ分類や症状について理解する。

予習

音声障害、構音障害、吃音の定義やメカニズムを調べておく(30分)。

復習

音声障害や運動障害性構音障害の原因や症状名について概要を覚え、話しことばの障害レポートを提出する(30分)。

【第11回】
授業内容

小児言語障害総論(言語の獲得障害)

個別目標

言語発達障害の基本概念、定義やメカニズムについての概要を理解する。

予習

発達障害の定義や特徴を調べておく(30分)。

復習

言語発達障害のタイプや特徴について覚え、レポートを作成する(30分)。

【第12回】
授業内容

補聴機器について

個別目標

補聴機器(補聴器・人工内耳)の特徴について理解する。

予習

補聴器・人工内耳についてインターネットや書籍で調べておく(15分)。

復習

補聴器・人口内耳の特徴について理解を深める(30分)。

【第13回】
授業内容

言語聴覚障害療法の基本概念(科学的根拠、チームアプローチ、ICFなど)

個別目標

言語聴覚障害療法の基本的概念について学ぶ。言語聴覚療法における科学的根拠に基づく考え方や多職種連携の重要について把握する。

予習

提示された資料を読む。(15分)。

復習

言語聴覚士によって必要な資質と多職種連携について必要な事項をまとめる。(30分)。

【第14回】
授業内容

言語聴覚障害士と倫理、リスクマネジメント

個別目標

言語聴覚士に求められる医療倫理とリスクマネジメントに関する概要を理解する。

予習

資料を読み、言語聴覚士の職務(倫理、リスク、社会法規)を予習する(15分)。

復習

言語聴覚士に求められる倫理観についてまとめ、社会的基盤の意識をもつ(30分)。

【第15回】
授業内容

定期試験とまとめ

個別目標

定期試験及び解説を通じ、言語聴覚障害総論の概要を改めて確認する。

予習

定期試験にむけて、レポートや小テストを参考に予習する(30分)。

復習

定期試験の解説を含め、言語聴覚士の職能の中で自分の興味を振り返り、今後の勉学の意識付けを行う(30分)。

試験実施月日8月頃を予定
評価の基準・方法

講義中でのディスカッション内容20点、小テスト30点、定期試験50点で評価する。合計60点未満の場合は、再試を行う。

教科書
参考書・参考資料
受講要件
コメント

言語聴覚士になるために必要な知識全般を紹介する。本講義を通じて言語聴覚士を目指す動機づけや学習しなければならないことの確認を行ってください。

オフィスアワー

原則、火曜日~木曜日の放課後は対応可能です。積極的に疑問点は解決しましょう。