| 授業コード | s215068 |
|---|---|
| 科目分野 | 専門 |
| 科目名 | 機能性構音障害 |
| 科目責任者 | 福田登美子 |
| 実務経験 | 小児専門病院、大学附属病院および言語聴覚士養成大学等で総計38年間、小児・成人の構音障害(機能性・器質性)および言語発達遅滞の臨床、研究、教育に従事した。それらの過程で得た知見と経験を基本として講義を行う。 |
| 配当年次 | 1年 |
| 開講期 | 後期 |
| 履修区分 | 必修 |
| 昼間部・夜間部の別 | 昼間部 |
| 授業方法 | 講義 |
| 曜日・時限 | 金曜日3・4限 |
| 単位数 | 1 |
| 時間数 | 30 |
| 授業概要 | 構音(一般には発音とも言う)は呼吸器官、発声器官、構音器官等種々の器官機能の共働作業によって産生される言語音である。では、ヒトは生後どのような過程を経て順調に構音が産生できるようになるのであろうか。あるいは構音障害となるのであろうか。本科目では構音障害のうち構音器官に特別形態的異常が認められないと考えられるにもかかわらず(非器質性という)同年齢の子供達に比べて構音が順調に産生できない機能性構音障害について、関与する要因を探り、支援の方法について考える。 |
| 一般学習目標 GIO | 構音産生に関係する要因は多い。したがって支援にあたっては各器官機能に関する知識、言語発達に関する知識、環境要因等患者に関する要因から問題点を見抜く広い知識が必要となる。さらに、構音障害の臨床では特に支援に当たる者の音声聴取能力、音声表記力等音声学的能力が必須であり改善効果を左右するので各側面の知識の習得を目指す事である。 |
| 授業内容 | 言語聴覚障害学とは、言語臨床とは、言語臨床家の資質とは。 |
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| 個別目標 | 言語聴覚障害学とは何を学ぶ学問か、言語臨床とはどのような仕事をするのかをしっかり理解し、その理解のうえにたって言語臨床家が備える資質、役割について考える。 |
| 予習 | |
| 復習 | 目指す分野の仕事の性質、学習すべき内容等について知識を整理する(45分)。 |
| 授業内容 | 構音障害を理解するための基礎知識 ①構音とは |
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| 個別目標 | 構音の定義、仕組み、運動特性等を理解する。コミュニケーションにおける構音の役割、位置づけを考える。 |
| 予習 | 教科書p.2〜12までを熟読する(15分)。 |
| 復習 | 「構音」に関係する用語や定義を整理する(30分)。 |
| 授業内容 | 構音障害を理解するための基礎知識 ②発達側面から |
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| 個別目標 | 身体発達、音韻、言語、構音等の発達を理解する。ヒトの機能を発達的にとらえる視点を養う。 |
| 予習 | 配布資料を熟読する(15分)。 |
| 復習 | ヒトの発達を身体から言語までを総合的に把握する(30分)。 |
| 授業内容 | 構音障害を理解するための基礎知識 ③音声学的側面から |
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| 個別目標 | 言語臨床家は一瞬に消える構音を正確に聴取し、記録し、自らも再現できる能力が必須であり、臨床音声学の知識を深め能力を鍛える。 |
| 予習 | 教科書p.12〜21までを熟読する(15分)。 |
| 復習 | 臨床音声学の知識を整理する。音声記号表記法の復習も行う(30分)。 |
| 授業内容 | 構音障害を理解するための基礎知識 ④-1生理学的側面から・呼吸運動 |
|---|---|
| 個別目標 | 生命維持の呼吸と音声言語を発するための呼吸運動は異なる。後者では目的に応じて調節がなされることを学習する。 |
| 予習 | 配布資料を熟読する(15分)。 |
| 復習 | 呼吸運動の知識を整理する(30分)。 |
| 授業内容 | 構音障害を理解するための基礎知識 ④-2生理学的側面から・喉頭腔、付属管腔(咽頭腔、口腔、鼻腔)の役割 |
|---|---|
| 個別目標 | 喉頭腔および付属管腔の機能調節、役割を学習する。 |
| 予習 | 配布資料を熟読する(15分)。 |
| 復習 | 構音産生に関わる喉頭腔、付属管腔の機能を整理する(30分)。 |
| 授業内容 | 構音障害の定義,分類について |
|---|---|
| 個別目標 | 構音障害の定義、分類別特徴を理解し、特に機能性構音障害の知識を整理する |
| 予習 | 配布資料を熟読する(15分)。 |
| 復習 | 再度機能性構音障害の分類基準の整理をする(30分)。 |
| 授業内容 | 機能性構音障害に対する構音検査及び評価方法について |
|---|---|
| 個別目標 | 構音検査の種類、方法、検査環境等検査に関する条件および検査結果の評価法を学習する。 |
| 予習 | 教科書p.24〜55を熟読する(15分)。 |
| 復習 | 機能性構音障害の検査と評価の知識を整理する(30分)。 |
| 授業内容 | 機能性構音障害に対する構音以外の情報収集、総合評価について |
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| 個別目標 | 構音障害以外の個人的環境的情報を収集し、問題の本態を明らかにする過程を学習する。 |
| 予習 | 教科書p.56〜67および配布資料を熟読する(15分)。 |
| 復習 | 機能性構音障害に対する問題を総合的に考える視点を鍛える(30分)。 |
| 授業内容 | 機能性構音障害の治療計画、訓練法(構音誘導法の選択) |
|---|---|
| 個別目標 | 治療計画に基いた具体的誘導法選択時に配慮すべき事柄について学習する。 |
| 予習 | 教科書p.70〜107を熟読(15分)。 |
| 復習 | 機能性構音障害治療、訓練に関する知識を整理する(30分)。 |
| 授業内容 | 障害音の聴取、記録(演習) |
|---|---|
| 個別目標 | 機能性構音障害症例の音声から障害音の聴取判定および記録の演習を行い、構音検査時の留意点を考える。 |
| 予習 | |
| 復習 | 臨床音声学、音声記号の再復習(45分)。 |
| 授業内容 | 症例検討(演習) |
|---|---|
| 個別目標 | 機能性構音障害の臨床を動画より体験する。 |
| 予習 | |
| 復習 | 臨床の流れの体験から、問題点や留意点について再度考え直す(60分)。 |
| 授業内容 | 言語問題の重複した症例の場合 |
|---|---|
| 個別目標 | 機能性構音障害に加えて他の言語障害(吃音や緘黙症など)が重複した症例に対する臨床について考える。 |
| 予習 | |
| 復習 | 症例が有する問題点の多様性から支援のあり方、順位の選択の根拠等を整理する(60分)。 |
| 授業内容 | 機能性構音障害に関する総括 |
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| 個別目標 | 機能性構音障害について質疑応答形式により講義のまとめを行う。 過去の国家試験問題の出題傾向を考える |
| 予習 | |
| 復習 | 質疑応答で出た内容について知識の再確認をする(60分)。 |
| 授業内容 | 定期試験と解説 |
|---|---|
| 個別目標 | 定期試験の解説を通じて、国家試験や臨床で必要な知識を確認する。 |
| 予習 | |
| 復習 | 間違えた問題を見直す(60分)。 |
| 試験実施月日 | 2月実施予定 |
|---|---|
| 評価の基準・方法 | 定期試験(90%)および小テスト(10%)の結果を総合評価する。合計60点以下の場合、再試を実施する。 |
| 教科書 | 本間慎治編著: 『言語聴覚療法シリーズ 7 改訂機能性構音障害』 ,建帛社,2012. |
| 参考書・参考資料 | 資料を配布する。 |
| 受講要件 | |
| コメント | 教科書および配布資料の内容を読み解く力、活用する力を養ってもらいたい。 |
| オフィスアワー | 金曜日講義終了後16:10以降に対応する。 |
