診療の補助技術演習(与薬・検査・治療・処置時の看護技術)

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授業コードn226071
科目分野専門Ⅰ
科目名診療の補助技術演習(与薬・検査・治療・処置時
科目責任者原田亜樹
実務経験
配当年次2年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別
授業方法
  • 演習
  • 実技
曜日・時限
単位数1
時間数30
授業概要

看護は実践の科学であり、対象の生命と直結するため安全・安楽にそして正確に実施していくことが重要である
そこで本授業においては、既習の基礎看護技術の補完演習に重きをおき、根拠を基にした正確な技術の習得を目指す
また、専門基礎分野で習得した知識を活用し、より実践に近い思考を深める

一般学習目標 GIO

1. 演習・実習に必要な技術の補完ができる
2. 技術の根拠を確認し、個別性のある看護について学習を深めることができる
3. 事例および受け持ち患者への援助について分析・統合ができる


授業計画
【第1回】
授業内容

導入
入院患者さんが検査・処置を安心して受けてもらえるよう準備しましょう

個別目標

導入により、具体的な演習計画を立案することができる

予習

予習(30分):既習の技術ワークシートを振り返り、要点について復習しておく

復習

復習(30分):入院患者の身体計測・検尿の看護技術計画表を完成させる

【第2回】
授業内容

技術演習:入院患者の検尿・レントゲン撮影が安全に確実に行なえる

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第3回】
授業内容

技術演習:発熱時の処置 【筋肉注射】アンプルの取り扱い・吸い上げ

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第4回】
授業内容

技術演習:発熱時の処置 【筋肉注射】部位・角度・薬理作用について

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第5回】
授業内容

肺炎・脱水状態の処置
       肺炎の病態は?脱水とはどういう状態?

個別目標

対象の病態・状態に応じた診療の補助技術の目的を理解し、対象の状態にあった診療の補助技術が計画できる

予習

予習(30分):入院患者の疾患の病態について整理してくる

復習

復習(30分):確認テストに解答する事

【第6回】
授業内容

技術演習

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第7回】
授業内容

:各注射法の取り扱い

個別目標

原理原則に基づいた基礎看護技術が実践できる

予習
復習

復習(30分):技術チェックで実施した注射法についてリフレクションシートを記入

【第8回】
授業内容

技術演習:入院患者の血液検査を安全に正確に行う

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第9回】
授業内容

技術演習:入院患者の血液検査を安全に正確に行う

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第10回】
授業内容

技術演習:【点滴静脈内注射】ミキシング・プライミング

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第11回】
授業内容

技術演習:【点滴静脈内注射】輸液ポンプの取り扱い

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第12回】
授業内容

技術演習

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第13回】
授業内容

技術演習

個別目標

診療の補助技術演習の意義と目的を再確認し、原理原則に従い基礎看護技術の補完ができる

予習

予習(30分):演習を行う技術の原理原則、実施手順についてワークシートを見直してくる

復習

復習(30分):演習後、実施した内容についてワークシートに追加記入を行う

【第14回】
授業内容

治療・検査実施後の患者の観察

個別目標

原理原則に従い、基礎看護技術を実践できる

予習
復習

復習(60分):技術チェックで実施した観察のポイントを学習シートにまとめる

【第15回】
授業内容

まとめ、振り返り

個別目標

計画・実施・評価の一連の流れを再確認し、今後の課題を明確化する

予習
復習

復習(60分):実施した技術に関して、振り返りを行い、ワークシートに追加する

試験実施月日
評価の基準・方法

看護技術計画表・演習への取り組み姿勢・確認テスト 
提出期限が守れない場合減点対象とする

教科書

電子書籍
 
医学書院 基礎看護学Ⅱ
医学書院 基礎看護技術Ⅰ

参考書・参考資料

インターメディカ 写真でわかる基礎看護技術

受講要件

積極的に演習に参加し授業を受ける態度で参加できる

コメント

1年次に使用したワークシートを持参し、演習毎に得られた新たな知識、気づきについて追加記入すること
実施内容に関しては事前学習として1年次の復習を必ず行い、円滑に演習が実施できるよう各自が準備をして臨むこと

オフィスアワー

演習日の放課後、教務センターにて受け付ける