母性看護学概論

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授業コードn2261076
科目分野専門
科目名母性看護学概論
科目責任者苅田弘倫
実務経験

看護師免許取得後、総合病院の内科病棟に1年間勤務。その後、助産師学校に進学して以後は大学病院の産婦人科病棟、総合病院、クリニックに勤務した。
正常分娩の介助・異常時の緊急対応を中心に妊産褥婦および新生児の看護や婦人科疾患の患者の看護を行った。
また、外来で妊婦検診・診察介助、母親学級の担当など基本的な助産師業務を習得した。
その後は、看護教育に携わり母性看護学を中心に講義、実習指導に携わっている。

配当年次1年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限火曜日 1限目
単位数1
時間数15
授業概要

母性とは何かを明確にし、母性の特性、母性看護の意義を理解の導入として、母性のライフサイクルにおける思春期・成熟期・更年期・老年期の特徴と日常生活に必要なセルフケアを維持促進するような看護の役割と機能について学ぶ
この科目を基盤とし、母性援助論Ⅰ・Ⅱ、さらには母性看護学演習において、臨地実習で関わるマタニティサイクルにある対象に対するケアを提供するために必要な知識技術の習得につなげる

一般学習目標 GIO

1.母性看護の意義を学ぶ
2.母性のライフサイクルにおける特徴を学ぶ
3.ライフサイクルごとに必要な母性看護の役割について学ぶ


授業計画
【第1回】
授業内容

母性看護の基盤となる概念・リプロダクティブヘルス/ライツに関する概念

個別目標

母性看護の中心となる概念、リプロダクティブヘルス/ライツが理解できる

予習

母性とは自己の考えをまとめる(80分

復習

講義内容のまとめ

【第2回】
授業内容

母性看護の歴史的変遷と現状・母性看護の対象を取り巻く環境

個別目標

母性を取り巻く施策、法律、施策を理解する

予習

母子保健に関する施策についてまとめてくる(80分)

復習

授業課題を伝える(90分)

【第3回】
授業内容

母性看護の対象理解

個別目標

女性のライフサイクルにおける形態・機能の変化と家族を理解する

予習

生殖器の形態・機能と妊娠の成立の予習してくる(80分)

復習

授業課題を伝える(90分)

【第4回】
授業内容

ライフサイクルにおける女性の健康と看護の必要性と思春期の健康と看護

個別目標

性周期と女性のライフサイクルと思春期の女性の特徴が理解できる

予習

性周期の予習(80分)

復習

授業課題を伝える(90分)

【第5回】
授業内容

成熟期、更年期、老年期女性の特徴と健康問題と看護

個別目標

成熟期、更年期、老年期の女性の心理、社会的、身体的特性、健康問題を理解する。

予習

更年期女性老年期女性の特徴の予習(80分)

復習

授業課題を伝える(90分)

【第6回】
授業内容

家族計画、性感染症とその予防、HIVに感染した女性に対する看護

個別目標

避妊法の各々の特徴、性感染症とHIVの看護について原則を理解する

予習

避妊法の特徴について予習(80分)

復習

講義内容のまとめ(90分)

【第7回】
授業内容

人工妊娠中絶、喫煙女性、DV、児童虐待、国際化社会と看護

個別目標

人工妊娠中絶、喫煙女性、DV、児童虐待、国際化社会と看護を理解する。

予習
復習

講義内容のまとめ(170分)

【第8回】
授業内容

終講試験・試験解説

個別目標
予習
復習

試験後のまとめ(45分)


試験実施月日2月22日
評価の基準・方法

課題提出状況(20%)、筆記試験(80%)により総合的に評価する

教科書

電子書籍
医学書院 母性看護学① 

参考書・参考資料
受講要件
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