在宅援助論Ⅰ(日常生活の援助)

syllabus15
授業コードn226114
科目分野統合
科目名在宅援助論Ⅰ(日常生活の援助)
科目責任者黒川 純世
実務経験

1983年看護師国家試験取得。同年より3年間総合病院心臓病センター病棟勤務。1996年より11年間複数の訪問看護ステーションにて訪問看護師として勤務しながらケアマネージャーの資格を取得し、兼務も行う。2007年より5年間在宅緩和ケアチームの一員として訪問看護師で多職種と連携。その後、障害者病棟、透析、総合病院外来を経て現在に至る。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法
  • 講義
  • 演習
曜日・時限
単位数1
時間数30
授業概要

専門分野Ⅰ・Ⅱで学んだ看護技術を土台に、在宅療養者及び家族に対して、在宅での生活の場に合わせた援助を考え、必要な看護技術を応用することを学ぶ。そのため事例による在宅看護の在り方を学ぶ。地域で生活しながら療養する人々及びその家族を理解し、在宅看護の基礎を理解する

一般学習目標
GIO

1.在宅療養をしている方への衣食住の援助方法を学ぶ
2.在宅療養をしている方の安全安楽を保つ方法を学ぶ
3.ターミナル期の看護について学ぶ

授業計画
回数
授業内容
個別目標 SBOs / (予習・復習)
第1回

看護倫理

看護者の倫理について理解する 計60分

第2回

食の援助

在宅における「食」の場面の観察と援助方法がわかる/

第3回

排泄のの援助

排泄のアセスメントと状態に応じた援助方法・日常生活補助用具の活用が分かる/、

第4回

排泄の援助

排泄に対する支援(排便コントロールの方法)について理解できる/、

第5回

誤嚥性肺炎の予防

誤嚥性肺炎を予防するための必要な知識がわかる/、

第6回

睡眠(眠ること)

睡眠に関する援助方法がわかる/、

第7回

呼吸すること

在宅療養の場における呼吸ケアの特徴・実際が分かる/

第8回

運動障害のある療養者のケア

疾患や障害によって運動障害をもつ療養者との関わり方が分かる/

第9回

在宅における医療処置

在宅における医療ニーズの高い人のケアが分かる(胃瘻造設の目的、仕組みについて理解し在宅でのポイントが分かる)

第10回

演習(体位ドレナージ・移動の援助)

演習を通して体位ドレナージ・スクイージング実施時の根拠を考える

第11回

在宅人工呼吸器装着療養者のケア

人工呼吸器療法の基礎知識が分かる

第12回

褥瘡予防

褥瘡の好発部位や予防法が分かり、褥瘡管理の基礎を理解する

第13回

在宅緩和ケア

在宅緩和ケア・疼痛緩和の基本がわかる

第14回

在宅緩和ケア

緩和ケアの基本と実際が分かる/をし、

第15回

終講試験・試験解説

復習 試験直し 計60分

試験実施月日2022/7/28
評価の基準・方法

授業態度(10%)、課題取り組み状況(10%)、試験(80%)により総合的に評価する

教科書

電子書籍
 医学書院 系統看護学講座 統合 在宅看護論

参考書
参考資料

医歯薬出版 新版 在宅看護論
医学評論社 みるみるナーシング 在宅看護第5版

受講要件
コメント
オフィスアワー

講義後教室にて行います