1983年看護師国家試験取得。同年より3年間総合病院心臓病センター病棟勤務。1996年より11年間複数の訪問看護ステーションにて訪問看護師として勤務しながらケアマネージャーの資格を取得し、兼務も行う。2007年より5年間在宅緩和ケアチームの一員として訪問看護師で多職種と連携。その後、障害者病棟、透析、総合病院外来を経て現在に至る。

療養者のニーズも多様化している施設において施設に入所している対象とその家族のニーズ､施設の場で行われる看護の役割と実際、施設療養に必要な対象を支える社会制度と社会資源､他施設､地域ケアシステムの実際と連携の重要性などについて学ぶ。そして療養者や家族の生活状況のアセスメントや一人ひとり異なる価値観に沿った援助のあり方などについて思考させ、療養者がよりよく生活できる施設看護のあり方について学ぶ。

1．施設を利用する療養者や家族を理解できる
2．療養者のセルフケア能力を維持・向上する看護の視点を理解し、看護師と共に実践できる
3．施設における他職種との協働の中で、看護師の役割を理解できる

詳細については、実習要綱および実習オリエンテーションを参照
実習時間は、原則8:30～17:00
１） 実習オリエンテーション
２） 老人保健施設実習
３） 実習のまとめ　
課題学習の発表、意見交換
グループ全員で実習を振り返り、学びを共有する

出席日数、実習内容、実習態度、実習記録から実習目標の達成度を実習科目担当責任者が評価し、単位を認定する

ナーシング・グラフィカ㉑　在宅看護論　地域療養を支えるケア　メディカ出版

写真でわかる訪問看護　訪問看護の世界を写真で学ぶ　　インターメディカ

欠席は原則的に認めない

対象の自立や自己決定権を尊重しながら療養生活が送れるよう支援するための保健・医療・福祉の連携の実際を知り、看護職に求められる役割について考えていきましょう

毎週水曜日12：10～12：50学習棟1階教務センターにて対応します。それ以外は事前相談により対応可能。