鍼灸応用実習Ⅴ

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授業コードp235065
科目分野専門
科目名鍼灸応用実習Ⅴ
科目責任者小寺 凌
実務経験

2015年はり師・きゅう師免許取得。
2015年~2019年、大阪の鍼灸院にて勤務。
鍼灸院では主に舌診・腹診・脈診など東洋医学的問診を用いて、神経・筋疾患、呼吸器、消化器系、内分泌疾患、代謝栄養疾患・婦人科系疾患などに対する鍼灸治療を行い、小児鍼法や高齢者に対する鍼灸治療も行う。
2022年より朝日医療大学校に勤務し附属治療院にて治療を行う。

配当年次3年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午後コース
授業方法実習
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

様々な症状に対して東洋医学的な弁証論治と西洋医学的観点から治療方針・選穴刺鍼、施灸、生活指導が行えるようになることを目的とする。
また模擬患者を設定し、医療面接から治療までを行い、同時に患者対応力も習得していく。

一般学習目標 GIO

愁訴のある部位やそれと関連する臓腑・経絡などを考慮して施術部位が選穴できる。
患者の症状、所見を分析することができ、証を決定することができる。
集めた情報を分析して、それに対しての治療ができる。


授業計画
【第1回】
授業内容

医療面接

個別目標

患者理解のための情報収集ができる。
医療面接のはじめ方と対話の実際が理解できる。
東洋医学健康調査票(QHQ57)を用いて、弁証論治を行うことができる。

予習

臨床医学総論 教科書p14~15を読み、POS(問題解決刺咬システム)を確認する。(15分)

復習

医療面接の流れを復習し、可能であれば家族・友人と医療面接を実施する。(30分)

【第2回】
授業内容

肝虚・肝実治療

個別目標

肝虚証・肝実証の治療を行うことができる。
肝虚証・肝実証の特徴、所見、症状が理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p77~84を読み、病証とそれらの特徴、症候を確認する。(15分)

復習

新版 経絡経穴概論 教科書p202~209で足の厥陰肝経(14穴)の経穴を確認する。(30分)

【第3回】
授業内容

心虚・心実治療

個別目標

心虚証・心実証の治療を行うことができる。
心虚証・心実証の特徴、所見、症状が理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p87~97を読み、病証とそれらの特徴、症候を確認する。(15分)

復習

新版 経絡経穴概論 教科書p104~109で手の少陰心経(9穴)の経穴を確認する。(30分)

【第4回】
授業内容

脾虚・痰湿治療

個別目標

脾虚証・痰湿証の治療を行うことができる。
脾虚証・痰湿証の特徴、所見、症状が理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p97~102を読み、病証とそれらの特徴、症候を確認する。(15分)

復習

新版 経絡経穴概論 教科書p92~103で足の太陰脾経(21穴)の経穴を確認する。(30分)

【第5回】
授業内容

肺虚・肺実治療

個別目標

肺虚証・肺実証の治療を行うことができる。
肺虚証・肺実証の特徴、所見、症状が理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p106~110を読み、病証とそれらの特徴、症候を確認する。(15分)

復習

新版 経絡経穴概論 教科書p52~59で手の太陰肺経(11穴)の経穴を確認する。(30分)

【第6回】
授業内容

腎虚・腎精不足治療

個別目標

腎虚証・腎精不足の治療を行うことができる。
腎虚証・腎精不足の特徴、所見、症状が理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p115~125を読み、各項目の症状と原因の確認をする。(15分)

復習

新版 経絡経穴概論 教科書p152~163で足の少陰腎経(27穴)の経穴を確認する。(30分)

【第7回】
授業内容

論治①(四診合参)

個別目標

四診法を行い、総合的に所見をまとめ、弁証、治法、治則を考え、五要穴、奇経八脈の総穴を使用した治療ができる。

予習

新版 経絡経穴概論 教科書p10を読み、各経絡の五要穴を確認する。(15分)

復習

五要穴の確認とそれぞれ経穴の取穴部位を復習する。(30分)

【第8回】
授業内容

論治②(四診合参)

個別目標

四診を行い、総合的に所見をまとめ、弁証、治法、治則を考え、五行穴(難経六十八難)、八会穴、四総穴を使用した治療ができる。

予習

新版 経絡経穴概論 教科書p12~13を読み、各経絡の五行穴を確認する。(15分)

復習

五行穴・八会穴・四総穴の確認とそれぞれの経穴の取穴部位を復習する。(30分)

【第9回】
授業内容

変動経絡検索法(VAMFIT)頸部診断

個別目標

頸入穴の診断と病の原因となる経絡の異常が鑑別でき、その変調を調える治療ができる。

予習

人迎・扶突・天窓・天容・天牖・天柱穴の取穴位置を確認する。(15分)

復習

人迎・扶突・天窓・天容・天牖・天柱穴の取穴部位、筋、神経を復習する。(30分)

【第10回】
授業内容

変動経絡検索法(VAMFIT)腰部診断

個別目標

頸入穴を用いて腰部に出現する痛みや不快感に対して変動経絡検索法を用いて治療ができる。

予習

陽経(六腑)経絡の絡穴・下合穴・井穴・原穴を確認する。(15分)

復習

陽経(六腑)経絡の絡穴・下合穴・井穴・原穴の取穴部位を復習する。(30分)

【第11回】
授業内容

経筋治療

個別目標

皮内鍼を使用して、運動器系愁訴に対した治療ができる。
正経十二経脈の流注上にある十二経筋が理解できる。

予習

新版 経絡経穴概論 教科書p6の経筋、皮部についてを読み、正経十二経脈が流注する筋について確認する。(15分)

復習

正経十二経脈の滎穴・兪穴の取穴部位を復習する。(30分)

【第12回】
授業内容

奇経治療

個別目標

奇経の流注を理解し、関連した経穴を用いて奇経八脈病証の治療ができる。

予習

新版 経絡経穴概論 教科書p212~213を読み、奇経八脈の走行、関連経穴を確認する。(15分)

復習

奇経八脈の総穴(外関・足臨泣・後渓・申脈・内関・列欠・公孫・照海)の取穴部位を復習する。(30分)

【第13回】
授業内容

難経六十九難

個別目標

四診などを活用して、難経六十九難を用いて選穴・治療ができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p300~302を読み、難経六十九難と選穴に用いる経穴を確認する。(15分)

復習

難経六十九難について復習し、難経六十九難で用いる経穴の取穴部位を復習する。(30分)

【第14回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

第1回~13回までで学んだ治療法を実践できる。
治療に用いる経穴を適切に取穴することができる。

予習

第1回~13回までの内容の確認。(15分)

復習

第1回~13回までの内容を復習し、重要部分のまとめを行う。(30分)

【第15回】
授業内容

弁証論治

個別目標

模擬患者の症候を総合的に分析し、各種の弁証法を用いて患者の状態を総合的に分析することができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p280~284を読み、経絡弁証、六淫弁証、六経弁証の内容を確認する。(15分)

復習

模擬患者を弁証論治したものをまとめ、カルテ作成を行う。(30分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

小テスト(15%)、期末試験(85%)として評価する。

教科書

新版 東洋医学概論 東洋療法学校協会編
新版 経絡経穴概論 東洋療法学校協会編

参考書・参考資料

基本としくみがよくわかる 東洋医学の教科書 ナツメ社

受講要件
コメント
オフィスアワー

授業後、教室にて。