鍼灸総合演習Ⅰ

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授業コードp235073
科目分野専門基礎
科目名鍼灸総合演習Ⅰ
科目責任者小寺凌、藤井竜一
実務経験

小寺
2015年はり師・きゅう師免許取得。
2015年~2019年、大阪の鍼灸院にて勤務。
鍼灸院では主に舌診・腹診・脈診など東洋医学的問診を用いて、神経・筋疾患、呼吸器、消化器系、内分泌疾患、代謝栄養疾患・婦人科系疾患などに対する鍼灸治療を行い、小児鍼法や高齢者に対する鍼灸治療も行う。
2022年より朝日医療大学校に勤務し附属治療院にて治療を行う。
藤井
1987年はり師きゅう師免許取得
1988年~1991年 鍼灸院に勤務、その間2年間分院長を務めた。
1991年~1994年 病院勤務、整形外科疾患、内科疾患、眼科疾患などに対する鍼灸臨床を実践した。
1994年 藤井鍼灸院開業
2004年 朝日医療学園に入社後、往診、専門学校附属鍼灸院にて定期的に鍼灸臨床に従事。

配当年次3年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午後コース
授業方法演習
曜日・時限時間割に準ずる
単位数2
時間数60
授業概要

国家試験では、東洋医学に関する問題が多く出題されるため、東洋医学概論、経絡経穴概論、東洋医学臨床論の科目間の連携をはかり、さらに理解力を深め、国家試験の問題に対応できることを目的に学習する。
国家試験を習得し、はり師・きゅう師として病理学、関係法規の知識は重要となる。
この授業では、鍼灸臨床の際に必要な病理学の基礎的知識を習得することができる。
法律の基本的事項およびはり師・きゅう師として必要となる関係法規について学習する。

一般学習目標 GIO

東洋医学概論の国家試験問題の解答・解説ができる。
東洋医学臨床論の国家試験問題の解答・解説ができる。
病理学の基礎的知識が理解できる。
病理学の国家試験関連問題を解答できる。
医師法、医療法、薬事法、その他の医療従事者に関する法律の特徴と、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師に関する法律について正しく理解する事を目標とする。


授業計画
【第1回】
授業内容

東洋医学の基礎
東洋医学の特色、陰陽論、五行論
新版 東洋医学概論 教科書p3~27、p182~199

個別目標

東洋医学の特色、陰陽論、五行論に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p3~27、p182~199を読み、陰陽の相互関係、五行色体表の確認をする。(15分)

復習

東洋医学の特色、陰陽論、五行論について内容をまとめる。(30分)

【第2回】
授業内容

気血津液の生理
気、血、津液
新版 東洋医学概論 教科書p38~73

個別目標

気血津液の生理に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p38~73を読み、気、血、津液の内容、特徴を確認する。(15分)

復習

気血津液の生理について内容をまとめる。(30分)

【第3回】
授業内容

六臓六腑
六臓(肝・心・脾・肺・腎・心包)
新版 東洋医学概論 教科書p74~142

個別目標

六臓(肝・心・脾・肺・腎・心包)に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p74~142を読み、蔵象の確認をする。(15分)

復習

六臓(肝・心・脾・肺・腎・心包)の病証についてまとめる。(30分)

【第4回】
授業内容

六臓六腑
六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)
新版 東洋医学概論 教科書p74~142

個別目標

六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p74~142を読み、蔵象の確認をする。(15分)

復習

六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)の病証についてまとめる。(30分)

【第5回】
授業内容

病因論
外感病因・内傷病因・病理産物
新版 東洋医学概論 教科書p161~162

個別目標

外感病因・内傷病因・その他、病理産物の判別ができる。
外感病因・内傷病因・病理産物に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p161~162を読み、古典的病因と現在の病因の確認を行う。(15分)

復習

外感病因・内傷病因・病理産物についてまとめる。(30分)

【第6回】
授業内容

病理と病証
八綱弁証
新版 東洋医学概論 教科書p271~273

個別目標

病位・病性・病勢の判別ができる。
八綱弁証に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p271~273を読み、八綱弁証の確認をする。(15分)

復習

八綱弁証についてまとめる。(30分)

【第7回】
授業内容

病理と病証
気血津液弁証
新版 東洋医学概論 教科書p273~275

個別目標

気血津液弁証に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p273~275を読み、気血津液の病証の確認をする。(15分)

復習

気血津液弁証それぞれの病証についてまとめる。(30分)

【第8回】
授業内容

病理と病証
臓腑弁証
新版 東洋医学概論 教科書p275~280

個別目標

臓腑弁証に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p275~280を読み、各臓腑の証候、関連する病態、基本病証の確認をする。(15分)

復習

臓腑弁証それぞれの病証についてまとめる。(30分)

【第9回】
授業内容

病理と病証
経脈病証
新版 東洋医学概論 教科書p157、p280

個別目標

経脈病証に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 経絡経穴概論 教科書の十二経脈の流注を読み、各臓腑の特徴を確認する。(15分)

復習

経脈病証の十二経それぞれの病証についてまとめる。(30分)

【第10回】
授業内容

病理と病証
奇経八脈病証
新版 東洋医学概論 教科書p154~p155

個別目標

奇経八脈病証に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p154~155、新版 経絡経穴概論 教科書p212~213を読み、奇経八脈の各脈の内容を確認する。(15分)

復習

奇経八脈病証の八脈それぞれの病証についてまとめる。(30分)

【第11回】
授業内容

病理と病証
六経弁証
新版 東洋医学概論 教科書p280~p282

個別目標

太陽病、少陽病、陽明病、太陰病、少陰病、厥陰病の病証、証候が理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p280~282を読み、六経弁証の内容を確認する。(15分)

復習

六経弁証すべての証候をまとめる。(30分)

【第12回】
授業内容

病理と病証
六淫弁証
新版 東洋医学概論 教科書p161、p280

個別目標

風邪・暑邪・湿邪・燥邪・寒邪・熱邪の証候が理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p161、280を読み、六淫の内容を確認する。(15分)

復習

六淫について各病邪の特徴についてまとめる。(30分)

【第13回】
授業内容

東洋医学的診察法と証の立て方
四診法
新版 東洋医学概論 教科書p202~265

個別目標

四診(望診・聞診・問診・切診)に関連した問題が解ける。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p202~265を読み、四診の内容を確認する。(15分)

復習

四診に関連した過去問を解き、解答解説を作成する。(30分)

【第14回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

東洋医学概論、東洋医学臨床論の四択問題を解き、解説を作成できる。

予習

第1回~13回までの内容の確認。(15分)

復習

第1回~13回までの内容を復習し、重要部分のまとめを行う。(30分)

【第15回】
授業内容

治療法
治療の原則、治療の法則、鍼灸の補瀉
新版 東洋医学概論 教科書p285~306

個別目標

難経六十九難、治法、刺法に関連した問題を解くことができる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p285~306を読み、各臓腑病証に対する治法の確認と九刺・十二刺・五刺の内容を確認する。(15分)

復習

難経六十九難、治法、刺法に関連した過去問を解き、解答解説を作成する。(30分)

【第16回】
授業内容

【病理学概論】病因

個別目標

疾病の分類、用語について理解できる。

予習

疾病の分類と特徴について調べる。(15分)

復習

疾病の分類と特徴についての病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第17回】
授業内容

【病理学概論】循環障害

個別目標

出血の分類、種類、血栓症・塞栓症・梗塞・水腫・浮腫・脱水症・ショックついて理解できる。

予習

出血、血栓症、塞栓症、貧血性梗塞と出血性梗塞の代表的な疾患について調べる。(15分)

復習

出血、血栓の分類、種類、塞栓症と塞栓梗塞の種類と病気、起こりやすい臓器、ショックの分類、の病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第18回】
授業内容

【病理学概論】退行性病変

個別目標

萎縮、変性、壊死、死について理解できる。

予習

萎縮、変性、壊死、死について調べる。(15分)

復習

退行性病変の病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第19回】
授業内容

【病理学概論】進行性病変

個別目標

肥大、増殖、再生、化生、移植について理解できる。

予習

肥大、増殖、再生、化生、移植について調べる。(15分)

復習

進行性病変の病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第20回】
授業内容

【病理学概論】炎症

個別目標

炎症の機序、分類を理解できる。

予習

変質性炎、滲出性炎、増殖性炎、特異性炎について調べる。(15分)

復習

代表的な疾患についての病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第21回】
授業内容

【病理学概論】腫瘍

個別目標

腫瘍の分類と特徴を理解できる。

予習

腫瘍の分類と特徴について調べる。(15分)

復習

腫瘍の分類と特徴についての病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第22回】
授業内容

【病理学概論】免疫異常・アレルギー、先天性異常

個別目標

自己免疫疾患、アレルギー疾患、先天性疾患について理解できる。

予習

自己免疫疾患、アレルギー疾患、先天性疾患について調べる。(15分)

復習

自己免疫疾患、アレルギー疾患、先天性疾患の病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第23回】
授業内容

【病理学概論】総合問題

個別目標

病因・循環障害・退行性病変・進行性病変・炎症・腫瘍・免疫異常・アレルギー疾病・先天性異常について理解できる。

予習

病因・循環障害・退行性病変・進行性病変・炎症・腫瘍・免疫異常・アレルギー疾病・先天性異常について調べる。(15分)

復習

病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第24回】
授業内容

【病理学概論】総合問題

個別目標

病因・循環障害・退行性病変・進行性病変・炎症・腫瘍・免疫異常・アレルギー疾病・先天性異常について理解できる。

予習

病因・循環障害・退行性病変・進行性病変・炎症・腫瘍・免疫異常・アレルギー疾病・先天性異常について調べる。(15分)

復習

病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第25回】
授業内容

【病理学概論】総合問題

個別目標

病因・循環障害・退行性病変・進行性病変・炎症・腫瘍・免疫異常・アレルギー疾病・先天性異常について理解できる。

予習

病因・循環障害・退行性病変・進行性病変・炎症・腫瘍・免疫異常・アレルギー疾病・先天性異常について調べる。(15分)

復習

病理学概論の国家試験関連問題に解答できる。(30分)

【第26回】
授業内容

【関係法規】あはき法‐免許

個別目標

消極的要件(欠格事由)をすべて説明できる。免許証の書換え交付、再交付の違い、免許の返納が必要な要件免許証の書換え交付、再交付の違い、免許の返納が必要な要件を理解できる。消極的要件(欠格事由)をすべて説明できる。

予習

あはき法第2条、第3条の内容を確認する。(15分)

復習

消極的要件、免許証の書換え交付、再交付、返納についてまとめる。(30分)

【第27回】
授業内容

【関係法規】あはき法‐免許

個別目標

施術者の名簿に記載される事項、施術者の名簿に変更が必要となる要件、施術者の身分が消滅・復活する要件を理解できる。

予習

あはき法第3条、あはき法施行規則第5条、第6条、第7条の内容を確認する。(15分)

復習

施術者の名簿、施術者の身分についてまとめる。(30分)

【第28回】
授業内容

【関係法規】あはき法‐業務

個別目標

はり師、きゅう師が行える業務範囲を説明できる。消毒義務と衛生問題に対する都道府県知事の権限について理解できる。施術所の届出事項、施術所の構造設備、衛生上必要な措置を説明できる。臨検検査について理解できる。施術所の名称として適切・不適切の判断が理解できる。広告できる事項を説明できる。

予習

はり師、きゅう師の業務範囲について調べる。あはき法第6条、第8条、第9条、第10条の内容を確認する。あはき法施行規則第26条の内容を確認する。(15分)

復習

業務範囲、消毒義務、都道府県知事の権限、施術所の構造設備、衛生上必要な措置、施術所の名称の制限、広告の制限などについてまとめる。(30分)

【第29回】
授業内容

【関係法規】医療法、医師法、衛生関係法規

個別目標

地域医療支援病院と特定機能病院の要件の違いを説明できる。医業について理解できる。入院の種類と同意について理解できる。健康増進法が定める健康増進についての内容が理解できる。

予習

医療法の要点をまとめる。(15分)

復習

入院の種類と同意についてまとめる。(30分)

【第30回】
授業内容

【関係法規】社会福祉関係法規、社会保険関係法規

個別目標

社会福祉法と老人福祉法の違いを理解できる。老人福祉施設の種類を説明できる。後期高齢者医療制度の適応者、財源、介護保険の被保険者の要件、認定の区分、自己負担などについて理解できる。

予習

社会福祉法と老人福祉法の違いについて調べる。(15分)

復習

老人福祉施設の種類、後期高齢者医療制度の適応者、財源、自己負担、介護保険の被保険者の要件、認定の区分、自己負担などについてまとめる。(30分)


試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法
教科書

新版 東洋医学概論 東洋療法学校協会編
医歯薬出版「病理学概論」「関係法規」

参考書・参考資料

基本としくみがよくわかる 東洋医学の教科書 ナツメ社

受講要件
コメント
オフィスアワー

授業後、教室にて。