コミュニケーション基礎技術

syllabus15
授業コードd234005
科目分野基礎
科目名コミュニケーション基礎技術
科目責任者佐藤美恵子 山岡成子
実務経験

佐藤美恵子(聴覚障害者)33年
山岡成子(手話通訳士)18年

配当年次1年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法
  • 講義
  • 演習
曜日・時限火曜日・2時限
単位数1
時間数30
授業概要

手話言語の学習を通して、聴覚障害児・者への理解を深めるとともに、歯科医療の現場において、手話でコミュニケーションができることを目的とする

一般学習目標
GIO

①聴覚障害者への理解とコミュニケーション方法を学び、自ら率先してコミュニケーションがとれるようになる
②手話で自己紹介や簡単な日常会話ができることを目標に手話表現技術を習得する
③お互いに伝え合う、意思疎通を図れる大切さを理解する

授業計画
回数
授業内容
個別目標 SBOs / (予習・復習)
第1回

聴覚障害者とのコミュニーケーション方法を知る

聴覚障害者とのコミュニケーション方法について理解し実践できるようになる

第2回

伝え合ってみよう/講義「聴覚障害について」

手や体の動きや表情を使って伝え合うことができることを学ぶ
「聴覚障害」について知る

第3回

自己紹介①挨拶の表現・名前の紹介

名前を表す様々な方法を学ぶ
自分の名前が手話で表現できる

第4回

自己紹介②家族の紹介

人物の表現の基礎となる表現を覚える
自分の家族の紹介ができる

第5回

自己紹介③数字の表し方

数の表現(数詞)を覚え正確に表現できる

第6回

自己紹介④趣味について

身振りや表情などを工夫しながら伝えることができる
趣味に関する手話を覚える

第7回

自己紹介⑤仕事について

特徴を捉え、見て分かりやすい表現の工夫ができる
仕事に関する手話覚える

第8回

自己紹介⑥住所(場所)の紹介

都道府県名、地名や建物の手話を学ぶ
空間の活用を使った表現ができるようになる

第9回

自己紹介の復習

今までに習ったことを復習し確実に身につける
相手の自己紹介が読み取れる

第10回

話してみよう①一日のこと

一日に関する時の表し方を覚える
「一日のこと」について手話で会話ができる

第11回

話してみよう②一ヶ月のこと

一ヶ月に関する時の表し方を覚える
「一ヶ月のこと」について手話で会話ができる

第12回

話してみよう③一年のこと

一年に関する時の表し方を覚える
「一年のこと」について手話で会話ができる

第13回

講義「聴覚障害者のくらしについて」

DVDと体験談から、聴覚障害者の暮らしについて理解を深める

第14回

定期試験に向けて

与えられたテーマに沿って、手話でスピーチができる・質問に答えられる

第15回

定期試験および解説

試験実施月日2024-02-13
評価の基準・方法

・定期試験(1対1の面接方式)により評価する
 手話でのスピーチ(表現力)と質疑応答(会話力)により、100点満点中60点以上を合格とする
・追試験、再試験は1回行うものとする

教科書

・『医療の手話シリーズ① 手話で必見!医療のすべて<外来編>』
  監修 高橋英孝(昭和大学医学部) 発行 一般財団法人全日本ろうあ連盟
・プリント

参考書
参考資料

『厚生労働省手話奉仕員養成カリキュラム対応
 手話奉仕員養成テキスト 手話を学ぼう 手話で話そう』
 発行 社会福祉法人全国手話研修センター 発行 一般財団法人全日本ろうあ連盟

受講要件
コメント
オフィスアワー

授業終了後教室にて質問にお答えします