人間関係論Ⅱ

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授業コードd234501
科目分野基礎
科目名人間関係論Ⅱ
科目責任者磯島浩貴
実務経験
配当年次3年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限木曜、1・2限
単位数1
時間数30
授業概要

前年度の人間関係論Ⅰでは、「人と一緒にいること」を多角的に検討することを通じて、「人と関わる」ということは、私たちは自分とは異なる人間を理解し尊重するだけでなく、自分自身がどのような考え方や行動を取る人間なのか、そして自分は何が理解され尊重されたいのかといったことを理解する必要があることを学んできた。
以上のことは医療の現場、支援の現場であっても無視できるものではない。医療を行うこと、支援を行うこと、これらは広い視野から見ると「ケア」に関わる事柄だからである。
この講義では、村上靖彦『ケアとは何か:看護・福祉で大事なこと』を用い、次の①と②に関する基礎的な見解を理解することを目指す。
①広い意味での「医療従事者」の営みを考えるための考えを学び、医療行為がいかなる人間の営みなのか、またいかなる関係の中での営みであるのかを考える。
②文化や価値観の多様化、新たな段階へと突入しつつある高齢化社会を生きる中で、私たちは一人の人間を一人の個人として総合的に理解し尊重しつつ行われる「医療」とはどのようなものであるべきかを考える。
また、本講義では①テキストの内容をきちんと理解し、②その内容に対する学生自身の距離感を「言葉」にできるよう努力してもらう。

一般学習目標 GIO

①医療従事者の営みを考えるための哲学・心理学の諸理論について、その基本的な論点を説明できる。
②一人の個人としての人間を尊重し総合的に理解しつつなされる「医療行為」について、自ら考える基礎的能力を身につける。
③話の大筋を理解した上で、自分自身がその話の内容に対してどのような考えを持っているか説明できるようになる。


授業計画
【第1回】
授業内容

オリエンテーション

個別目標

本講義の概要、進行順序、評価基準を理解する。
講義を受けるにあたって必要な予習の仕方、講義後にmoodleで提出してもらう振り返りの書き方を理解する。

予習

なし

復習

本講義の概要、進行順序、評価基準、予習の仕方、振り返りの書き方を忘れないようまとめておく(180分)。

【第2回】
授業内容

村上靖彦『ケアとは何か』を読む(第1回目)。

個別目標

「ケア」について理解する。

予習

村上靖彦『ケアとは何か』、「第1章」を一読する(30分)。

復習

講義内容を自分なりにまとめ直す(30分)。
振り返り:自分が今日の内容にどれだけ近づいているかを数値で出してもらい、その理由を自身の経験した事柄に関わらせながら書いてもらう(90分)。
○数値について:0~10の間で自分と今日テキストでなされた話の内容との間の距離感を表してもらう。
・0が「自分は今日テキストでなされた話の内容に完全に一致、むしろこれを書いたのは自分ではないか」というレベル。
・5が「自分は今日テキストでなされた話の内容を理解できないわけではないが、賛同するかどうかといえばそこまででもないので中立的な立場を取りたいな」というレベル。
・10が「自分は今日テキストでなされた話の内容を全然理解できなかった。むしろこのテキストを書いている人は全くもって間違えている。私が書き直してあげたい」というレベル。
○理由について:なぜ自分が今日テキストでなされた話の内容に対して数値をつけたような距離感を感じているのかを「自身の経験した事柄に関わらせながら」書いてもらう。目の前の人に自分がそう考えていることを納得してもらうように書く。

【第3回】
授業内容

村上靖彦『ケアとは何か』を読む(第2回目)。

個別目標

「ケア」について理解する。

予習

村上靖彦『ケアとは何か』、「第1章」を一読する(30分)。

復習

講義内容を自分なりにまとめ直す(30分)。
振り返り:自分が今日の内容にどれだけ近づいているかを数値で出してもらい、その理由を自身の経験した事柄に関わらせながら書いてもらう(90分)。
○数値について:0~10の間で自分と今日テキストでなされた話の内容との間の距離感を表してもらう。
・0が「自分は今日テキストでなされた話の内容に完全に一致、むしろこれを書いたのは自分ではないか」というレベル。
・5が「自分は今日テキストでなされた話の内容を理解できないわけではないが、賛同するかどうかといえばそこまででもないので中立的な立場を取りたいな」というレベル。
・10が「自分は今日テキストでなされた話の内容を全然理解できなかった。むしろこのテキストを書いている人は全くもって間違えている。私が書き直してあげたい」というレベル。
○理由について:なぜ自分が今日テキストでなされた話の内容に対して数値をつけたような距離感を感じているのかを「自身の経験した事柄に関わらせながら」書いてもらう。目の前の人に自分がそう考えていることを納得してもらうように書く。

【第4回】
授業内容

村上靖彦『ケアとは何か』を読む(第3回目)。

個別目標

「ケア」について理解する。

予習

村上靖彦『ケアとは何か』、「第1章」を一読する(30分)。

復習

講義内容を自分なりにまとめ直す(30分)。
振り返り:自分が今日の内容にどれだけ近づいているかを数値で出してもらい、その理由を自身の経験した事柄に関わらせながら書いてもらう(90分)。
○数値について:0~10の間で自分と今日テキストでなされた話の内容との間の距離感を表してもらう。
・0が「自分は今日テキストでなされた話の内容に完全に一致、むしろこれを書いたのは自分ではないか」というレベル。
・5が「自分は今日テキストでなされた話の内容を理解できないわけではないが、賛同するかどうかといえばそこまででもないので中立的な立場を取りたいな」というレベル。
・10が「自分は今日テキストでなされた話の内容を全然理解できなかった。むしろこのテキストを書いている人は全くもって間違えている。私が書き直してあげたい」というレベル。
○理由について:なぜ自分が今日テキストでなされた話の内容に対して数値をつけたような距離感を感じているのかを「自身の経験した事柄に関わらせながら」書いてもらう。目の前の人に自分がそう考えていることを納得してもらうように書く。

【第5回】
授業内容

村上靖彦『ケアとは何か』を読む(第4回目)。

個別目標

「ケア」について理解する。

予習

村上靖彦『ケアとは何か』、「第1章」を一読する(30分)。

復習

講義内容を自分なりにまとめ直す(30分)。
振り返り:自分が今日の内容にどれだけ近づいているかを数値で出してもらい、その理由を自身の経験した事柄に関わらせながら書いてもらう(90分)。
○数値について:0~10の間で自分と今日テキストでなされた話の内容との間の距離感を表してもらう。
・0が「自分は今日テキストでなされた話の内容に完全に一致、むしろこれを書いたのは自分ではないか」というレベル。
・5が「自分は今日テキストでなされた話の内容を理解できないわけではないが、賛同するかどうかといえばそこまででもないので中立的な立場を取りたいな」というレベル。
・10が「自分は今日テキストでなされた話の内容を全然理解できなかった。むしろこのテキストを書いている人は全くもって間違えている。私が書き直してあげたい」というレベル。
○理由について:なぜ自分が今日テキストでなされた話の内容に対して数値をつけたような距離感を感じているのかを「自身の経験した事柄に関わらせながら」書いてもらう。目の前の人に自分がそう考えていることを納得してもらうように書く。

【第6回】
授業内容

中間振り返りと提出課題⑴

個別目標

5、6人で1グループになって(計5グループ×6人=30人、教員が適当に割り振る)、課題に取り組む中で「自分と他の人の間で点数とその理由がどう同じか、どう違うか、そしてそれはどのような理由に基づいてそうなっているのか」を理解する。

予習

2~6回まででつけてきた振り返りを見直しておく(30分)。
2~6回までのテキストの内容を見直しておく(30分)。

復習

提出課題⑴を作成し、提出する(90分)。期限やその内容に関しては授業中に説明する。

【第7回】
授業内容

中間振り返りと提出課題⑴

個別目標

5、6人で1グループになって(計5グループ×6人=30人、教員が適当に割り振る)、課題に取り組む中で「自分と他の人の間で点数とその理由がどう同じか、どう違うか、そしてそれはどのような理由に基づいてそうなっているのか」を理解する。

予習

2~6回まででつけてきた振り返りを見直しておく(30分)。
2~6回までのテキストの内容を見直しておく(30分)。

復習

提出課題⑴を作成し、提出する(90分)。期限やその内容に関しては授業中に説明する。

【第8回】
授業内容

村上靖彦『ケアとは何か』を読む(第5回目)。

個別目標

「ケア」について理解する。

予習

村上靖彦『ケアとは何か』、「第3章」を一読する(30分)。

復習

講義内容を自分なりにまとめ直す(30分)。
振り返り:自分が今日の内容にどれだけ近づいているかを数値で出してもらい、その理由を自身の経験した事柄に関わらせながら書いてもらう(90分)。
○数値について:0~10の間で自分と今日テキストでなされた話の内容との間の距離感を表してもらう。
・0が「自分は今日テキストでなされた話の内容に完全に一致、むしろこれを書いたのは自分ではないか」というレベル。
・5が「自分は今日テキストでなされた話の内容を理解できないわけではないが、賛同するかどうかといえばそこまででもないので中立的な立場を取りたいな」というレベル。
・10が「自分は今日テキストでなされた話の内容を全然理解できなかった。むしろこのテキストを書いている人は全くもって間違えている。私が書き直してあげたい」というレベル。
○理由について:なぜ自分が今日テキストでなされた話の内容に対して数値をつけたような距離感を感じているのかを「自身の経験した事柄に関わらせながら」書いてもらう。目の前の人に自分がそう考えていることを納得してもらうように書く。

【第9回】
授業内容

村上靖彦『ケアとは何か』を読む(第6回目)。

個別目標

「ケア」について理解する。

予習

村上靖彦『ケアとは何か』、「第3章」を一読する(30分)。

復習

講義内容を自分なりにまとめ直す(30分)。
振り返り:自分が今日の内容にどれだけ近づいているかを数値で出してもらい、その理由を自身の経験した事柄に関わらせながら書いてもらう(90分)。
○数値について:0~10の間で自分と今日テキストでなされた話の内容との間の距離感を表してもらう。
・0が「自分は今日テキストでなされた話の内容に完全に一致、むしろこれを書いたのは自分ではないか」というレベル。
・5が「自分は今日テキストでなされた話の内容を理解できないわけではないが、賛同するかどうかといえばそこまででもないので中立的な立場を取りたいな」というレベル。
・10が「自分は今日テキストでなされた話の内容を全然理解できなかった。むしろこのテキストを書いている人は全くもって間違えている。私が書き直してあげたい」というレベル。
○理由について:なぜ自分が今日テキストでなされた話の内容に対して数値をつけたような距離感を感じているのかを「自身の経験した事柄に関わらせながら」書いてもらう。目の前の人に自分がそう考えていることを納得してもらうように書く。

【第10回】
授業内容

村上靖彦『ケアとは何か』を読む(第7回目)。

個別目標

「ケア」について理解する。

予習

村上靖彦『ケアとは何か』、「第3章」を一読する(30分)。

復習

講義内容を自分なりにまとめ直す(30分)。
振り返り:自分が今日の内容にどれだけ近づいているかを数値で出してもらい、その理由を自身の経験した事柄に関わらせながら書いてもらう(90分)。
○数値について:0~10の間で自分と今日テキストでなされた話の内容との間の距離感を表してもらう。
・0が「自分は今日テキストでなされた話の内容に完全に一致、むしろこれを書いたのは自分ではないか」というレベル。
・5が「自分は今日テキストでなされた話の内容を理解できないわけではないが、賛同するかどうかといえばそこまででもないので中立的な立場を取りたいな」というレベル。
・10が「自分は今日テキストでなされた話の内容を全然理解できなかった。むしろこのテキストを書いている人は全くもって間違えている。私が書き直してあげたい」というレベル。
○理由について:なぜ自分が今日テキストでなされた話の内容に対して数値をつけたような距離感を感じているのかを「自身の経験した事柄に関わらせながら」書いてもらう。目の前の人に自分がそう考えていることを納得してもらうように書く。

【第11回】
授業内容

村上靖彦『ケアとは何か』を読む(第8回目)。

個別目標

「ケア」について理解する。

予習

村上靖彦『ケアとは何か』、「第3章」を一読する(30分)。

復習

講義内容を自分なりにまとめ直す(30分)。
振り返り:自分が今日の内容にどれだけ近づいているかを数値で出してもらい、その理由を自身の経験した事柄に関わらせながら書いてもらう(90分)。
○数値について:0~10の間で自分と今日テキストでなされた話の内容との間の距離感を表してもらう。
・0が「自分は今日テキストでなされた話の内容に完全に一致、むしろこれを書いたのは自分ではないか」というレベル。
・5が「自分は今日テキストでなされた話の内容を理解できないわけではないが、賛同するかどうかといえばそこまででもないので中立的な立場を取りたいな」というレベル。
・10が「自分は今日テキストでなされた話の内容を全然理解できなかった。むしろこのテキストを書いている人は全くもって間違えている。私が書き直してあげたい」というレベル。
○理由について:なぜ自分が今日テキストでなされた話の内容に対して数値をつけたような距離感を感じているのかを「自身の経験した事柄に関わらせながら」書いてもらう。目の前の人に自分がそう考えていることを納得してもらうように書く。

【第12回】
授業内容

村上靖彦『ケアとは何か』を読む(第9回目)。

個別目標

「ケア」について理解する。

予習

村上靖彦『ケアとは何か』、「第3章」を一読する(30分)。

復習

講義内容を自分なりにまとめ直す(30分)。
振り返り:自分が今日の内容にどれだけ近づいているかを数値で出してもらい、その理由を自身の経験した事柄に関わらせながら書いてもらう(90分)。
○数値について:0~10の間で自分と今日テキストでなされた話の内容との間の距離感を表してもらう。
・0が「自分は今日テキストでなされた話の内容に完全に一致、むしろこれを書いたのは自分ではないか」というレベル。
・5が「自分は今日テキストでなされた話の内容を理解できないわけではないが、賛同するかどうかといえばそこまででもないので中立的な立場を取りたいな」というレベル。
・10が「自分は今日テキストでなされた話の内容を全然理解できなかった。むしろこのテキストを書いている人は全くもって間違えている。私が書き直してあげたい」というレベル。
○理由について:なぜ自分が今日テキストでなされた話の内容に対して数値をつけたような距離感を感じているのかを「自身の経験した事柄に関わらせながら」書いてもらう。目の前の人に自分がそう考えていることを納得してもらうように書く。

【第13回】
授業内容

最終振り返りと提出課題⑵

個別目標

5、6人で1グループになって(計5グループ×6人=30人、教員が適当に割り振る)、課題に取り組む中で「自分と他の人の間で点数とその理由がどう同じか、どう違うか、そしてそれはどのような理由に基づいてそうなっているのか」を理解する。

予習

8~12回まででつけてきた振り返りを見直しておく(30分)。
8~12回までのテキストの内容を見直しておく(30分)。

復習

提出課題⑵を作成し、提出する(90分)。期限やその内容に関しては授業中に説明する。

【第14回】
授業内容

最終振り返りと提出課題⑵

個別目標

5、6人で1グループになって(計5グループ×6人=30人、教員が適当に割り振る)、課題に取り組む中で「自分と他の人の間で点数とその理由がどう同じか、どう違うか、そしてそれはどのような理由に基づいてそうなっているのか」を理解する。

予習

8~12回まででつけてきた振り返りを見直しておく(30分)。
8~12回までのテキストの内容を見直しておく(30分)。

復習

提出課題⑵を作成し、提出する(90分)。期限やその内容に関しては授業中に説明する。

【第15回】
授業内容

定期試験及び解説

個別目標
予習
復習
試験実施月日2023-06-08
評価の基準・方法

2回行う提出課題の点数(40%)と、定期テスト(60%)で評価する。
提出課題は講義後に作成してもらう振り返りの内容も加味する。
定期テストは15回目講義時に実施する。教科書と自身でまとめたノートのみ持ち込み化とする。

教科書

村上靖彦(2021)『ケアとは何か』、中央公論社。

参考書・参考資料

参考文献は講義時にお知らせします。

受講要件

本講義は講義形式です。また今年度は原則対面で行うことになっています。
昨今の状況下では様々な制約があり、不便なことも多々あるとは思いますが、必ず授業を受け、予習と復習を行い、課題を提出して下さい。
提出課題の配分も大きいので、テストを受けるだけでは単位は出せません。積極的な態度が望まれます。

コメント

なし

オフィスアワー

moodle経由、あるいは担任の先生経由、授業前後に受け付けます。