運動障害性構音障害2

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授業コードs235065
科目分野専門
科目名運動障害性構音障害2
科目責任者中西 幸生
実務経験

回復期リハビリテーション病院にて4年間、総合病院にて6年間、言語聴覚士として実際の運動障害性構音障害の患者に対しリハビリテーションを行ってきた。この講義では基礎知識のみならず、臨床的観点も踏まえ授業を行います。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限
単位数1
時間数30
授業概要

運動障害性構音障害1で学んだ基礎知識をもととして、各種タイプの理解をさらに進め、臨床場面で行うための評価方法の学習や検査の概要や手法、検査道具の理解、それに続き訓練プログラム立案までを学習していきます。

一般学習目標 GIO

運動障害性構音障害の基礎知識を再学習する。運動障害性構音障害の評価の流れや手段を理解し、タイプ分類・重症度分類・障害像が把握できるようになる。各種構音障害の検査方法を知り、使用について理解する。運動障害性構音障害について訓練内容や計画ができるよう、その流れや手段、各種症状への対応方法を理解する。


授業計画
【第1回】
授業内容

検査・診断・評価の流れ

個別目標

運動障害性構音障害に関する検査の概要、評価から機能訓練プログラムへの流れをおおまかに理解する。

予習

教科書 p.122~141を一読し、検査・診断・評価の流れについて知る。(15分)

復習

教科書 p.132「評価表1」、教科書 p.135「評価表2」をよく閲覧し把握する。(30分)

【第2回】
授業内容

原疾患の種類別にみた発声・構音の障害①

個別目標

痙性麻痺性構音障害、弛緩性麻痺性構音障害に典型的なパターンについて、臨床的な所見と実際の発話・構音障害について述べることができるようになる。

予習

痙性麻痺性構音障害、弛緩性麻痺性構音障害について運動障害背構音障害1の配布資料を読み再学習する。(30分)

復習

痙性麻痺性構音障害、弛緩性麻痺性構音障害それぞれの原因疾患、障害のメカニズム、声の障害、構音・プロソディの障害、その他特徴についてまとめる。(15分)

【第3回】
授業内容

原疾患の種類別にみた発声・構音の障害②

個別目標

運動失調性構音障害、運動低下性構音障害、運動過多性構音障害に典型的なパターンについて、臨床的な所見と実際の発話・構音障害について述べることができるようになる。

予習

運動失調性構音障害、運動低下性構音障害、運動過多性構音障害について運動障害背構音障害1の配布資料を読み再学習する。(30分)

復習

運動失調性構音障害、運動低下性構音障害、運動過多性構音障害それぞれの原因疾患、障害のメカニズム、声の障害、構音・プロソディの障害、その他特徴についてまとめる。(15分)

【第4回】
授業内容

ことばの音の評価①

個別目標

言語病理学的評価、音声学的記述、聴覚的印象評価の評価項目、評価内容を理解する。

予習

教科書 p.155の表4-9を閲覧し項目を確認する。(15分)

復習

聴覚的印象評価の項目と評価内容についてまとめる。(30分)

【第5回】
授業内容

ことばの音の評価②

個別目標

音響分析による評価、プロソディの評価を理解する。

予習

教科書 p.161~175について一読する。(15分)

復習

聴覚的印象評価の項目と評価内容について再度まとめる。(30分)

【第6回】
授業内容

発声発語器官の検査と評価

個別目標

構音器官の随意運動検査の目的や手技、方法、障害との関連について理解する。各器官それぞれの評価方法や基準について理解する。

予習

教科書 p.189の表4-18の項目について全ての構音器官の随意運動を行ってみる。(15分)

復習

構音器官の随意運動検査の項目を覚え、評価基準が述べられるようにする。(30分)

【第7回】
授業内容

調音音声学的評価

個別目標

構音の運動の評価について知り、その検査方法や評価方法を理解する。聴覚的印象評価と発声発語器官の運動評価との関係について理解する。

予習

全ての構音動作について教科書p.177~182を見て動作を行ってみる。(15分)

復習

構音動作の項目について評価表1をみて覚える。(30分)

【第8回】
授業内容

評価の留意点と鑑別

個別目標

異常運動の評価と留意点を知る。弛緩性麻痺、痙性麻痺、失調、運動低下、運動過多について特異性を理解する。

予習

教科書 p.220を一読する。(15分)

復習

教科書 p.222の表4-23について各タイプ別にまとめて説明することができる。(30分)

【第9回】
授業内容

治療とリハビリテーション

個別目標

リハビリテーションの具体的な流れについて把握する。必要な訓練時間と頻度、留意点、各疾患特有の流れ、薬物療法や手術的治療について理解する。

予習

教科書 p.226~242を一読する。(15分)

復習

本日の配布資料を一読し、必要なキーワードを覚える。(30分)

【第10回】
授業内容

機能訓練①

個別目標

粗大運動の機能訓練(姿勢、呼吸、発声など)について学び、利用できる準備を行う。

予習

教科書 p.274~286の粗大運動の機能訓練について一読し、実際に行ってみる(セラピストの立場として)。(15分)

復習

本日行った訓練方法についてセラピスト役と患者役で分かれて再度体験する。(30分)

【第11回】
授業内容

機能訓練②

個別目標

粗大運動の機能訓練(鼻咽腔閉鎖、口唇・舌・下顎など)について学び、利用できる準備を行う。

予習

教科書 p.286~292の粗大運動の機能訓練について一読し、実際に行ってみる(セラピストの立場として)。(15分)

復習

本日行った訓練方法についてセラピスト役と患者役で分かれて再度体験する。(30分)

【第12回】
授業内容

機能訓練③

個別目標

構音動作訓練、音の産生、プロソディの訓練について学び、利用できる準備を行う。

予習

教科書 p.293~297の構音動作訓練について一読し、実際に行ってみる(セラピストの立場として)。(15分)

復習

本日行った訓練方法についてセラピスト役と患者役で分かれて再度体験する。(30分)

【第13回】
授業内容

代償手段とAACについて

個別目標

音声出力装置、気管切開の音声確保、コミュニケーションノートについて知る。

予習

教科書 p.243~263を一読する。(15分)

復習

本日の配布資料を一読し、必要なキーワードを覚える。(30分)

【第14回】
授業内容

国家試験対策

個別目標

運動障害性構音障害の国家試験の問題を知り、解くことができるよう理解する。

予習
復習

国家試験問題を解き、学習できていない項目について確認する。(45分)

【第15回】
授業内容

試験・試験解説

個別目標
予習
復習

試験結果から、学習できていない項目を確認し、その領域について教科書と配布資料を閲覧する。(45分)

試験実施月日8月初旬実施予定
評価の基準・方法

小テスト(20%)、定期試験(80%)として総計100点で評価します。

教科書

『言語聴覚士のための運動障害性構音障害』

参考書・参考資料
受講要件
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オフィスアワー

月曜日~水曜日(16:20~17:20)、木曜日(16:20~19:30)