鍼灸応用実習Ⅰ

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授業コードa242061
科目分野専門
科目名鍼灸応用実習Ⅰ
科目責任者浅尾 芳光
実務経験

平成30年にはり師・きゅう師免許を取得する。
平成30年から2年間、鍼灸院で勤務し、令和2年に教員資格を取得する。
令和3年~朝日医療大学校にて勤務し、附属あさひ鍼灸院に所属し、鍼灸治療を行っている。
臨床では、神経機能医学を基盤に、運動機能生理学的療法・経絡療法・免疫療法などを行っている。また、肩こり・腰痛・スポーツ障害などの筋骨格系の疾患や、頭痛・しびれ・めまいなどの神経系疾患などの病態を把握し、どの部位に問題があるのかを神経機能医学的徒手検査法を用いて特定する。その原因と発症機序を把握したうえで、特殊鍼灸療法などを用いた施術を行う。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午前コース
授業方法実習
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

鍼灸臨床では様々な症候に対して病態生理を考え、それに基づいて治療理論を適用し、適切な経穴などに刺鍼・施灸を行うことで治療効果を上げることができる。
1年次で行った鍼灸基礎実習においての基本手技をさらに応用させ、より臨床に則した施術法や刺激法を習得することを目的とする。また、通電方法や短鍼による施術方法なども学び、一般的に使用される経穴部位へ安全かつ適正に刺鍼・施灸できる技術を身に付ける。

一般学習目標 GIO

骨・筋指標の確認(解剖学の復習・経絡経穴概論の復習)
骨・筋指標を基にした人体への安全で正確な施術を行うことができる。
施鍼・施灸の消毒を含む一連の流れを理解し、主要経穴に正確および安全に施術することができる。
各症候の病態生理に基づいた治療を考えられる。


授業計画
【第1回】
授業内容

頭痛における鍼灸治療

個別目標

緊張型頭痛の病態生理に基づいた治療が考えられる。
天柱(BL10)、風池(GB20)、肩井(GB21)、肩外兪(SI14)、膏肓(BL43)の取穴法が言える。
天柱(BL10)、風池(GB20)、肩井(GB21)、肩外兪(SI14)に安全な刺鍼ができる。

予習

天柱(BL10)、風池(GB20)、肩井(GB21)、肩外兪(SI14)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

頭痛の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第2回】
授業内容

顔面痛における鍼灸治療

個別目標

特発性三叉神経痛の病態生理に基づいた治療が考えられる。
四白(ST2)、攅竹(BL2)、人迎(ST9)、水突(ST10) の取穴法が言える。
四白(ST2)、水突(ST10) オトガイ孔に安全な刺鍼ができる。

予習

四白(ST2)、攅竹(BL2)、人迎(ST9)、水突(ST10) の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

顔面痛の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第3回】
授業内容

上肢痛における鍼灸治療

個別目標

上腕骨外側上顆炎・上腕骨内側上顆炎・狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)の病態生理に基づいた治療が考えられる。
曲池(LI11)、手三里(LI10)、孔最(LU6)、陽渓(LI5)、少海(HT3)、小海(SI8)の取穴法が言える。
曲池(LI11)、手三里(LI10)、孔最(LU6)、陽渓(LI5)、少海(HT3)に安全な刺鍼ができる。

予習

曲池(LI11)、手三里(LI10)、孔最(LU6)、陽渓(LI5)、少海(HT3)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

上肢痛の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第4回】
授業内容

下肢痛における鍼灸治療

個別目標

総腓骨神経麻痺、脛骨神経麻痺、シンスプリント、アキレス腱炎の病態生理に基づいた治療が考えられる。
陽陵泉(GB34)、委陽(BL39)、三陰交(SP6)、漏谷(SP7)、承山(BL57)、太渓(KI3)、崑崙(BL60)の取穴法が言える。
三陰交(SP6)、漏谷(SP7)、承山(BL57)、太渓(KI3)、崑崙(BL60)に安全な刺鍼ができる。

予習

陽陵泉(GB34)、委陽(BL39)、三陰交(SP6)、漏谷(SP7)、承山(BL57)、太渓(KI3)、崑崙(BL60)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

下肢痛の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第5回】
授業内容

眼精疲労における鍼灸治療

個別目標

VDT症候群の病態生理に基づいた治療が考えられる。
天柱(BL10)、風池(GB20)、攅竹(BL2)、太陽、四白(ST2)、光明(GB37)の取穴法が言える。
に安全な刺鍼ができる。

予習

攅竹(BL2)、太陽、四白(ST2)、光明(GB37)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

眼精疲労の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第6回】
授業内容

気分障害における鍼灸治療

個別目標

うつ状態の病態生理に基づいた治療が考えられる。
百会(GV20)、四神聡、太衝(LR3)、印堂、内関(PC6)、神門(HT7)の取穴法が言える。
百会(GV20)、四神聡、太衝(LR3)に安全な刺鍼ができる。

予習

百会(GV20)、四神聡、太衝(LR3)、印堂、内関(PC6)、神門(HT7)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

気分障害の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第7回】
授業内容

めまいにおける鍼灸治療

個別目標

良性発作性頭位めまい症・メニエール病の病態生理の病態生理に基づいた治療が考えられる。
合谷(LI4)、手三里(LI10)、三陰交(SP6)、百会(GV20)、関元(CV4)、内関(PC6)の取穴法が言える。
内関(PC6)、合谷(LI4)、聴宮(SI19)に安全な刺鍼ができる。

予習

合谷(LI4)、手三里(LI10)、三陰交(SP6)、百会(GV20)、関元(CV4)、内関(PC6)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

めまいの治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第8回】
授業内容

睡眠障害における鍼灸治療

個別目標

不眠症の病態生理に基づいた治療が考えられる。
神庭(GV24)、風池(GB20)、百会(GV20)の取穴法が言える。
頭部に60Hz10分通電し、脳機能の改善を体験する。

予習

神庭(GV24)、風池(GB20)、百会(GV20)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

睡眠障害の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第9回】
授業内容

便秘における鍼灸治療

個別目標

機能性便秘・過敏性腸症候群(IBS)の病態生理に基づいた治療が考えられる。
中髎(BL33)、足三里(ST36)、上巨虚(ST37)、大腸兪(BL25)の取穴法が言える。
足三里(ST36)、上巨虚(ST37)、大腸兪(BL25)に安全な刺鍼ができる。

予習

中髎(BL33)、足三里(ST36)、上巨虚(ST37)、大腸兪(BL25)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

便秘の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第10回】
授業内容

鼻閉・鼻汁における鍼灸治療

個別目標

アレルギー性鼻炎の病態生理に基づいた治療が考えられる。
上迎香(鼻通)、迎香(LI20)、印堂(Ex-HN3)、上星(GV23)、尺沢(LU5)の取穴法が言える。
迎香(LI20)、印堂(Ex-HN3)、上星(GV23)、尺沢(LU5)に安全な刺鍼ができる。

予習

上迎香(鼻通)、迎香(LI20)、印堂(Ex-HN3)、上星(GV23)、尺沢(LU5)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

鼻閉・鼻汁の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第11回】
授業内容

耳鳴り・難聴における鍼灸治療

個別目標

突発性難聴の病態生理に基づいた治療が考えられる。
耳門(TE21)、聴会(GB2)、翳風(TE17)、完骨(GB12)、風池(GB20) 、聴宮(SI19)の取穴法が言える。
耳門(TE21)、聴会(GB2)、聴宮(SI19)に安全な刺鍼ができる。

予習

耳門(TE21)、聴会(GB2)、翳風(TE17)、完骨(GB12)、風池(GB20) 、聴宮(SI19)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

耳鳴り・難聴の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第12回】
授業内容

顔面麻痺における鍼灸治療

個別目標

ベル麻痺の病態生理に基づいた治療が考えられる。
聴会(GB2)、下関(ST7)、陽白(GB14)、地倉(ST4)、翳風(TE17) の取穴法が言える。
陽白(GB14)、地倉(ST4)、翳風(TE17) に安全な刺鍼ができる。

予習

聴会(GB2)、下関(ST7)、陽白(GB14)、地倉(ST4)、翳風(TE17)の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

顔面麻痺の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第13回】
授業内容

歯痛における鍼灸治療

個別目標

う歯・歯周病の病態生理に基づいた治療が考えられる。
大迎(ST5)、下関(ST7) 、合谷(LI4)、手三里(LI10) の取穴法が言える。
LFEA合谷(LI4)―手三里(LI10)に1Hz20分通電し、歯肉の痛覚閾値上昇を体験する。

予習

大迎(ST5)、下関(ST7) 、合谷(LI4)、手三里(LI10) の取穴法について読み、確認する。(15分)

復習

歯痛の治療穴・取穴方法について、再度確認し理解を深める。(30分)

【第14回】
授業内容

まとめ・復習

個別目標

頭痛から気分障害における治療穴について理解することができる。

予習

講義資料を確認し、治療穴について確認する。(15分)

復習

治療穴・治療方法について理解を深める。(30分)

【第15回】
授業内容

まとめ・復習

個別目標

めまいから歯痛における治療穴について理解することができる。

予習

第13回までの講義資料を確認し、治療穴について確認する。(15分)

復習

治療穴・治療方法について理解を深める。(30分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

予習問題・小テスト(10%)・期末試験(90%)として評価する。

教科書

東洋医学臨床論〈はりきゅう編〉 (東洋療法学校協会編)
新版 経絡経穴概論 (東洋療法学校協会編)

参考書・参考資料

図解 鍼灸療法技術ガイドⅠ (文光堂)
図解 鍼灸療法技術ガイドⅡ (文光堂)
図解 鍼灸臨床手技マニュアル 第2版 (医歯薬出版株式会社)
鍼灸臨床最新科学  (医歯薬出版株式会社)

受講要件
コメント
オフィスアワー

授業後教室にて