東洋医学概論(臨床)Ⅰ

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授業コードp242542
科目分野専門
科目名東洋医学概論(臨床)Ⅰ
科目責任者小寺 凌
実務経験

2015年はり師・きゅう師免許取得。
2015年~2019年、大阪の鍼灸院にて勤務。
鍼灸院では主に舌診・腹診・脈診など東洋医学的問診を用いて、神経・筋疾患、呼吸器、消化器系、内分泌疾患、代謝栄養疾患・婦人科系疾患などに対する鍼灸治療を行い、小児鍼法や高齢者に対する鍼灸治療も行う。
2022年より朝日医療大学校に勤務し附属治療院にて治療を行う。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午後コース
授業方法講義
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

鍼灸治療は、病証に対する治法に準じて、愁訴のある部位やそれと関連する臓腑・経絡などを考慮して施術部位が選択・選穴される。
外邪が人体に侵襲すると、経気をめぐらせる働きが乱れ、外邪は経絡を通じて次第に臓腑に入っていき、臓腑の病変が経絡を通じて体表に反映されることがある。そのためこの授業では第2章で学んだ内容を統合し弁証論治を理解することで、東洋医学の理論を臨床に活かすことが可能となる。

一般学習目標 GIO

各種、臓腑の病証の特徴が理解できる。
十二経絡の経脈病証、臓腑病証の違いが理解できる。
奇経八脈の病証が理解できる。
難経六十九難が理解できる。
刺法(九刺・十二刺・五刺・三刺)の内容と違いが理解できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

第2章 第3節
経絡
経絡の概念、経絡の機能、経絡の構成
新版 東洋医学概論 教科書p150~157

個別目標

十二経脈の循行が理解できる。
絡脈、十二経筋について理解できる。

予習

新版 経絡経穴概論 教科書p2~7を読み、経絡の概要、正経十二経脈の流注について確認する。(15分)

復習

十二経脈、絡脈、十二経筋について復習し、十二経脈の循行についてまとめる。(30分)

【第2回】
授業内容

第2章 第3節
経絡の病理
肺・大腸の病証
新版 東洋医学概論 教科書p158~159、p278

個別目標

肺・大腸の臓腑病証、肺・大腸の経脈病証の内容、特徴を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p278を読み、症候と病態を確認する。(15分)

復習

肺・大腸の臓腑病証と経脈病証の症状についてまとめる。(30分)

【第3回】
授業内容

第2章 第3節
経絡の病理
胃・脾の病証
新版 東洋医学概論 教科書p158~159、p276~277

個別目標

脾・胃の臓腑病証、脾・胃の経脈病証の内容、特徴を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p276~277を読み、症候と病態を確認する。(15分)

復習

脾・胃の臓腑病証と経脈病証の症状についてまとめる。(30分)

【第4回】
授業内容

第2章 第3節
経絡の病理
心・小腸の病証
新版 東洋医学概論 教科書p158~159、p276~277

個別目標

心・小腸の臓腑病証、心・小腸の経脈病証の内容、特徴を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p276~277を読み、症候と病態を確認する。(15分)

復習

心・小腸の臓腑病証と経脈病証の症状についてまとめる。(30分)

【第5回】
授業内容

第2章 第3節
経絡の病理
膀胱・腎の病証
新版 東洋医学概論 教科書p158~159、p279

個別目標

腎・膀胱の臓腑病証、腎・膀胱の経脈病証の内容、特徴を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p279を読み、症候と病態を確認する。(15分)

復習

腎・膀胱の臓腑病証と経脈病証の症状についてまとめる。(30分)

【第6回】
授業内容

第2章 第3節
経絡の病理
心包・三焦の病証
新版 東洋医学概論 教科書p158~159

個別目標

心包・三焦の経脈病証の内容、特徴を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p125~149を読み、作用、病理を確認する。(15分)

復習

心包・三焦の経脈病証の症状についてまとめる。(30分)

【第7回】
授業内容

第2章 第3節
経絡の病理
胆・肝の病証
新版 東洋医学概論 教科書p158~159

個別目標

肝・胆の臓腑病証、肝・胆の経脈病証の内容、特徴を理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p276を読み、症候と病態を確認する。(15分)

復習

肝・胆の臓腑病証と経脈病証の症状についてまとめる。(30分)

【第8回】
授業内容

第2章 第3節
経絡の病理
奇経八脈の病証
新版 東洋医学概論 教科書p154~155

個別目標

奇経八脈病証の症状、八脈の関連する経穴について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p154~155、新版 経絡経穴概論 教科書p212~213を読み、病証の特徴、関連する経穴について確認する。(15分)

復習

奇経八脈病証(難経二十九難)の症状、関連する経穴についてまとめる。(30分)

【第9回】
授業内容

第5章 第1節
五臓の複合病証
新版 東洋医学概論 教科書p280~281

個別目標

五臓の病証の伝変・波及が理解できる。
五臓の複合病証でみられる病証の症状が理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p280~281を読み、臓と臓の関係について確認する。(15分)

復習

複合病証の組み合わせ、各症状についてまとめる。(30分)

【第10回】
授業内容

第5章 第2節
論治
鍼灸の補瀉
新版 東洋医学概論 教科書p299~300

個別目標

鍼灸治療の病証に準じて、臓腑・経絡などを考慮した補瀉法について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p300の表5-9を読み、補瀉の種類を確認する。(15分)

復習

鍼灸補瀉の種類と補と瀉の内容をすべてまとめる。(30分)

【第11回】
授業内容

第5章 第2節
論治
難経六十九難による取穴の補瀉
新版 東洋医学概論 教科書p300~302

個別目標

五行学説の相生関係に従って、陰経の難経六十九難の選穴について理解できる。

予習

新版 経絡経穴概論 教科書p12~13を読み、陰経の五行(五兪)穴を確認する。(15分)

復習

五臓の難経六十九難にて用いる経穴とその取穴部位をすべてまとめる。(30分)

【第12回】
授業内容

第5章 第2節
論治
難経六十九難による取穴の補瀉
新版 東洋医学概論 教科書p300~302

個別目標

五行学説の相生関係に従って、陽経の難経六十九難の選穴ついて理解できる。

予習

新版 経絡経穴概論 教科書p12~13を読み、陽経の五行(五兪)穴を確認する。(15分)

復習

六腑の難経六十九難にて用いる経穴とその取穴部位をすべてまとめる。(30分)

【第13回】
授業内容

第5章 第2節
論治
古代刺法(九刺・十二刺)
新版 東洋医学概論 教科書p303~304

個別目標

九変、十二経に応ずる刺法について、各名称と内容について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p303~304を読み、各刺法と内容を確認する。(15分)

復習

九刺・十二刺で用いる鍼と用いる病証についてまとめる。(30分)

【第14回】
授業内容

まとめと解説

個別目標

蔵象、経絡弁証、難経六十九難の範囲から出題する四択問題を解き、解説を作成できる。

予習

第1回~13回までの内容の確認。(15分)

復習

第1回~13回までの内容を復習し、重要部分のまとめを行う。(30分)

【第15回】
授業内容

第5章 第2節
論治
古代刺法(三刺・五刺)
新版 東洋医学概論 教科書p305

個別目標

五臓に応ずる刺法と三刺について、各名称と内容について理解できる。

予習

新版 東洋医学概論 教科書p305を読み、各刺法と内容を確認する。(15分)

復習

三刺の刺鍼方法と五刺の五臓に関連する病証についてまとめる。(30分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

小テスト(15%)、期末試験(85%)として評価する。

教科書

新版 東洋医学概論 東洋療法学校協会編
新版 経絡経穴概論 東洋療法学校協会編 教科書執筆小委員会 著

参考書・参考資料

基本としくみがよくわかる 東洋医学の教科書 ナツメ社

受講要件
コメント
オフィスアワー

授業後、教室にて。