高齢者理学療法学

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授業コードp243216
科目分野専門
科目名高齢者理学療法学
科目責任者山科俊輔
実務経験

2011年から13年間,医療法人平病院で理学療法士として高齢者,障害者の理学療法を行なっています。また,広島大学で研究員として高齢者のロコモティブシンドロームやフレイルの研究を行なっています。高齢者理学療法の実臨床や研究トピックについてお示しします。

配当年次3年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限金曜日・4時限
単位数1
時間数30時間
授業概要

授業方法は講義としていますが,事前学習を前提とした反転授業で進めます。事前に講義資料に目を通してから参加してください(場合によっては講義の動画を準備します)。授業中はグループワーク,意見交換,質問対応,臨床的な実技,解説・補足説明,小テストを行ないます。授業日までに質問事項などを考えておいていただけるとありがたいです。授業の進め方についてはオリエンテーション時に詳しくお伝えします。

一般学習目標 GIO

・高齢者の理学療法についての基礎的な知識の習得(身体的特徴や疾患,生理学的変化などを基礎学問として身に付ける)を目標にします。
・高齢者の理学療法についての実践的な能力の習得(模擬患者等を想定した臨床思考を身に付ける)を目標にします。
・上記の知識,能力に加えて,学生自ら文献等の情報収集やアウトプット,質問に対し回答できる能力の習得を目標にします。


授業計画
【第1回】
授業内容

オリエンテーション(生涯学習について,学習の進め方,グループワークの練習),高齢者理学療法の概要

個別目標

事前学習についての重要性を知り,自ら意欲的に実施できるようになる。高齢者理学療法の概要を知り,次回以降への意欲が高まる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第2回】
授業内容

高齢者の特徴①(老年症候群,フレイル,サルコペニア) 教科書pp2~24

個別目標

高齢者の特徴である老年症候群,フレイル,サルコペニアの理解を深めることで,理学療法を実施する際のリスクマネジメント能力が身につく。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第3回】
授業内容

高齢者の特徴②(認知症,転倒,低栄養) 教科書pp26~52

個別目標

高齢者の特徴である認知症,転倒,低栄養の理解を深めることで,理学療法を実施する際のリスクマネジメント能力が身につく。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第4回】
授業内容

加齢に伴う心身機能の変化(生理機能,体力,姿勢および歩行機能の変化)小テスト(2~4回の内容を10問程度) 教科書pp72~104

個別目標

加齢に伴う心身機能の変化の理解を深めることで,理学療法を実施する際のリスクマネジメント能力が身につく。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第5回】
授業内容

高齢者の機能評価①(身体機能評価),評価方法の演習も実施 教科書pp113~145

個別目標

高齢者の身体機能評価についての知識,能力を身につけることで,高齢者の問題点の把握ができるようになる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第6回】
授業内容

高齢者の機能評価②(生活活動能力評価),評価方法の演習も実施 教科書pp150~173

個別目標

高齢者の生活活動能力評価についての知識,能力を身につけることで,高齢者の問題点の把握ができるようになる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第7回】
授業内容

高齢者の機能評価③(認知機能,精神・心理機能評価),評価方法の演習も実施 教科書pp176~194

個別目標

高齢者の認知機能,精神・心理機能評価についての知識,能力を身につけることで,高齢者の問題点の把握ができるようになる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第8回】
授業内容

高齢者の機能評価④(QOL,社会活動の評価),評価方法の演習も実施,小テスト(5~8回の内容を10問程度) 教科書pp197~217

個別目標

高齢者のQOL,社会活動の評価についての知識,能力を身につけることで,高齢者の問題点の把握ができるようになる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第9回】
授業内容

高齢者に対する理学療法①(筋力トレーニング,バランストレーニング),理学療法の内容の演習も実施 教科書pp221~242

個別目標

高齢者に対する筋力トレーニング,バランストレーニングについての知識,能力を身につけることで理学療法治療の選択の手助けになる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第10回】
授業内容

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

個別目標

高齢者に対する持久力・歩行トレーニング,身体活動推進についての知識,能力を身につけることで理学療法治療の選択の手助けになる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第11回】
授業内容

高齢者に対する理学療法③(転倒・骨折予防),理学療法の内容の演習も実施 教科書pp265~291

個別目標

高齢者に対する転倒・骨折予防についての知識,能力を身につけることで理学療法治療の選択の手助けになる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第12回】
授業内容

高齢者に対する理学療法④(認知症予防),理学療法の内容の演習も実施,小テスト(9~12回の内容を10問程度) 教科書pp293~309

個別目標

高齢者に対する認知症予防についての知識,能力を身につけることで理学療法治療の選択の手助けになる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第13回】
授業内容

高齢者に対する運動・理学療法エビデンス(研究トピックやEvidence-Based Medicineについても触れる) 教科書pp315~369

個別目標

高齢者に対する理学療法エビデンを知ることで,質の高い理学療法評価および理学療法治療を実践できる。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第14回】
授業内容

高齢者に対する理学療法の実際(事例や模擬症例について議論する,定期試験の模擬症例に対する対策など) 教科書pp371~385

個別目標

模擬症例に対する議論を行うことで,高齢者理学療法の理解が深まり,実際の臨床場面を想定した能力が身につく。

予習

講義資料に目を通し,課題を実施してみてください(講義資料の最終ページに記載)。加えて質問事項があれば考えてみてください。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

【第15回】
授業内容

総括(質問時間を多く取り,これまでの疑問を解決する時間にします),記述テスト(模擬症例に対する理学療法)

個別目標

高齢者の理学療法の基礎から実践を振り返ることで理解が深まり,自身で模擬症例や実際症例の考察ができる能力が身につく。

予習

2~14回目までの講義・演習内容を振り返り,気になった点や理解に至っていない点を整理しておいてください。1人1個,質問Timeを設けます。(50分)

復習

授業内容を学生同士で振り返ってメモに残してみましょう。または授業後の質問時間を活用してください。(10分)

試験実施月日
評価の基準・方法

定期試験は実施しません。講義の中で小テスト,記述テストを実施します。以下を参考にしてください。

・高齢者の理学療法についての基礎的な知識の習得→小テスト(講義資料に基づいた内容の○×問題を計3回:30%)
・高齢者の理学療法についての実践的な能力の習得→記述テスト(模擬患者に対する理学療法についての記述式:30%)
・学生自ら文献等の情報収集やアウトプット,質問に対する回答できる能力の習得→レポート(授業の中で疑問に思った内容を取り上げ,文献情報を収集しレポートにまとめる:30%)
 レポートに関してのフォーマットは教員が用意します(フォーマットに従えば完成できるようにしています)。また,字数が多くならないように配慮しますので頑張ってください。
・授業態度→事前学習の状況や質問事項の内容より判断します。:10%

教科書

「Crosslink 理学療法テキスト 高齢者理学療法学」 池添冬芽(メジカルビュー社) 2020年

参考書・参考資料

適宜,示します。資料収集の方法(文献検索)についても講義で触れます。PCやタブレット,スマートフォンからも文献や資料を集めらると思いますので持参してください。

受講要件

事前学習をお願いします。

コメント

・予習,事前学習にウェイトを置いた反転授業形式になっています。授業の中で多くの学びに繋がればと思います。
・授業後のアンケートへの回答をお願いいたします。
・評価の基準や方法についてわからないことがあれば何でも聞いてください。

オフィスアワー

授業開始前の休憩時間,授業終了後の休憩時間