言語聴覚障害診断学1

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授業コードs242047
科目分野専門
科目名言語聴覚障害診断学1
科目責任者深水 峰子
実務経験

医療機関等で13年間勤務(非常勤含む)の臨床経験を活かし、言語発達障害を主訴とした子どもの例から具体的な診断・評価の過程を考えていく。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限木曜3限
単位数1
時間数30
授業概要

言語聴覚障害の臨床は、言語・構音・コミュニケーション等に生じた問題に対しその発生要因の本体を捕え、症状軽減のための訓練・指導・援助を行うことであり、評価・診断はその流れの最初の業務である。本科目では小児領域について情報の収集から評価・診断に至る過程の基本を講義する。さらに言語発達障害を主訴とした子どもの例から具体的な評価・診断の過程を考え、臨床記録や他の専門家間の報告書等の作成についても報告する。

一般学習目標 GIO

各種検査情報収集の方法を習得し、知り得た情報を基にして症例を評価・診断する方法を学ぶ。また、評価・診断では子どもの症状や行動についても観察する力が必要であり、健常児との差異について比較検討する。こうした情報を総合して臨床記録へのまとめ方も学ぶ。


授業計画
【第1回】
授業内容

評価・診断の基本概念

個別目標

言語聴覚療法における「評価」と「診断」のとらえ方を理解する。

予習

用語(測定、評価、診断)について調べる。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第2回】
授業内容

評価の技法、評価・診断の流れ

個別目標

①評価の技法(面接、観察、質問紙法、検査法、機器を用いた測定)を理解する。
  ②評価・診断の流れを学ぶ。

予習

どのようにしたら対象児の情報が得られるか自分なりに考えておく。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第3回】
授業内容

評価・診断の枠組み

個別目標

情報収集の種類や評価のまとめ方、訓練・指導・方針の決め方を理解する。

予習

評価の技法を確認する。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第4回】
授業内容

小児の言語聴覚障害のスクリーニング

個別目標

小児領域の情報収集、インテーク、スクリーニング検査について理解する。

予習

第1~3回を振り返る。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第5回】
授業内容

小児領域(言語・認知)の検査

個別目標

年齢・症状に適した小児領域(言語・認知)の検査を選択できる。

予習

言葉の正常発達を振り返る。小児領域(言語・認知)の検査の適応年齢を確認する。(30分)

復習

授業で学んだことろノートなどにまとめる(15分)

【第6回】
授業内容

訓練プログラムの立案

個別目標

小児領域の訓練プログラムの立案方法を理解する。

予習

言語発達障害学1(1年次)の訓練技法を振り返る。(15分)

復習

授業で学んだことをノートにまとめる。(15分)

【第7回】
授業内容

小児領域の評価・診断の実際1

個別目標

症例から小児領域(言語・認知系)の評価・診断の方法を理解する。

予習

第4~6回の内容を振り返る。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第8回】
授業内容

小児領域の評価・診断の実際2

個別目標

症例から知的能力障害児と自閉症スペクトラム障害児の評価・診断の方法を理解する。

予習

知的能力障害と自閉症スペクトラム障害の特徴を振り返る。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第9回】
授業内容

小児領域の評価・診断の実際3

個別目標

症例から自閉症スペクトラム障害児、特異的言語発達障害児、発達性読み書き障害児の評価・診断の方法を理解する。

予習

特異的言語発達障害と発達性読み書き障害の特徴を振り返る。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第10回】
授業内容

小児領域の評価・診断の実際4

個別目標

症例から小児の構音障害の評価・診断の方法を理解する。

予習

機能性構音障害、器質性構音障害の講義でこれまでに学んだことを振り返る。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第11回】
授業内容

小児領域の評価・診断の実際5

個別目標

症例から小児の構音障害、障害が重複した場合の評価・診断の方法を理解する。

予習

第7~10回の内容を振り返る(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる(30分)

【第12回】
授業内容

構音検査、コミュニケーション検査、自閉症スペクトラム障害の評価1

個別目標

構音検査、コミュニケーション検査、自閉症スペクトラム障害の評価について理解する。

予習

構音検査、コミュニケーション検査、自閉症スペクトラム障害の評価について振り返る。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第13回】
授業内容

構音検査、コミュニケーション検査、自閉症スペクトラム障害の評価2(演習)

個別目標

構音障害、コミュニケーション検査、自閉症スペクトラム障害の評価について検査方法を理解する。

予習

第12回の内容を振り返る。(15分)

復習

実施手順を振り返る。(30分)

【第14回】
授業内容

面接、行動観察のポイント

個別目標

小児領域の問診票、行動観察のポイントを把握する。

予習

正常発達について振り返る。(15分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)

【第15回】
授業内容

定期試験と解説

個別目標

言語聴覚障害診断学1で学んだことをまとめる。

予習

今まで学習したことを再度学びなおす。(30分)

復習

授業で学んだことをまとめる。(15分)

試験実施月日8月実施予定
評価の基準・方法

定期試験70%、課題・ワークシート30%とし、100点満点中60点以上を合格とする。再試験は1回行うものとする。

教科書

『言語聴覚士のための臨床実習テキスト 小児編』(建帛社)

参考書・参考資料

"『言語聴覚士のための言語発達障害学 第2版』(医歯薬出版)
『Crosslinkリハビリテーションテキスト 人間発達学』(協同医書出版)"

受講要件
コメント

ワークシートは各回授業終了後に提出してもらいます

オフィスアワー

授業終了後、放課後は対応可能です