器質性構音障害

cft format=26
授業コードs242067
科目分野専門
科目名器質性構音障害
科目責任者深水 峰子
実務経験

医療機関等で13年間勤務(非常勤含む)の臨床経験を活かし、臨床実践的要素を取り入れながら、発達知能検査の演習をわかりやすく授業する。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼夜共通
授業方法講義
曜日・時限金曜3限
単位数1
時間数15
授業概要

構音器官の先天性・後天性の形態異常が原因となって発生する構音障害は器質性構音障害と分類される。本科目では、その代表的なものとされる口蓋裂(粘膜下口蓋裂や先天性鼻咽腔閉鎖不全を含む)による構音障害、先天的な舌の形成不全による無舌症・小舌症・巨舌症の構音障害、種々の口腔腫瘍術後の構音障害の問題点と治療・訓練法等を講義する。

一般学習目標 GIO

「器質性構音障害」と言っても種々の原因があり、さらに個々の患者の有するその部位の残存機能や全身的問題、環境も異なる。したがってそれらの事柄を把握して構音障害の問題を評価し治療目標・治療法等を考えて臨床に当たれるよう広い知識の習得を目標にして欲しい。


授業計画
【第1回】
授業内容

発話障害の基本概念、小児の発話障害とは

個別目標

小児の発話障害の背景・特徴、口唇口蓋裂の問題点、舌小帯短縮症について理解する。

予習

口蓋裂の発生について振り返る(1年次 耳鼻咽喉科学/形成外科学)。(30分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(60分)

【第2回】
授業内容

小児の器質性構音障害の評価

個別目標

構音障害の原因と関連要因を知るための手続き、構音検査、構音器官の観察・口腔内視診について理解する。

予習

教科書pp105-115を読む。(30分)

復習

授業で学んだことをノートなどをまとめる。(60分)

【第3回】
授業内容

小児の器質性構音障害の訓練

個別目標

小児の器質性構音障害の訓練について理解する。

予習

教科書pp115-121、pp164-187を読む。(45分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(45分)

【第4回】
授業内容

口唇口蓋裂の構音障害へのアプローチ

個別目標

口唇口蓋裂の構音障害児へのライフステージに応じた対応について理解する。

予習

教科書pp79-97を読む。(30分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(60分)

【第5回】
授業内容

口腔・中咽頭がんにおける構音障害およびその評価

個別目標

口腔・中咽頭がんについて理解する。また、口腔・中咽頭がんにおける構音障害およびその評価について理解する。

予習

『言語聴覚士テキスト 第3版』pp392-394を読む。(20分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(70分)

【第6回】
授業内容

口腔・中咽頭がんにおける構音障害の訓練、歯科補綴装置の利用

個別目標

口腔・中咽頭がんにおける構音障害の訓練、歯科補綴装置について理解する。

予習

『言語聴覚士テキスト 第3版』pp394-395を読む。(20分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(70分)

【第7回】
授業内容

新版構音検査、国家試験問題

個別目標

新版構音検査の検査項目は把握する。器質性構音障害の国家試験問題を通して出題傾向を知る。

予習

第1~6回の内容を振り返る。(60分)

復習

国家試験問題の解説と合わせて正誤の判断がなされた理由を理解する。(30分)

【第8回】
授業内容

定期試験、解説

個別目標

器質性構音障害の学びを振り返り、まとめることができる。

予習

第1~7回の内容を振り返る。(60分)

復習

授業で学んだことをノートなどにまとめる。(30分)


試験実施月日8月実施予定
評価の基準・方法

定期試験80%,課題・ワークシート20%とし、100点満点中60点以上を合格とする。再試験は1回行うものとする。

教科書

日本聴能言語士協会講習会実行委員会編集 :アドバンスシリーズコミュニケーション障害の臨床6 口蓋裂・構音障害. 協同医書出版社,2001.

参考書・参考資料

『言語聴覚療法シリーズ7 改訂機能性構音障害』
  『言語聴覚士テキスト 第3版』

受講要件
コメント

事前に1年次に学んだ「機能性構音障害の検査・訓練」を振り返ってください。

オフィスアワー

授業終了後、放課後は対応可能です。