言語聴覚障害診断学3

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授業コードs215150
科目分野専門
科目名言語聴覚障害診断学3
科目責任者武村 紀裕
実務経験

医療機関、介護保険施設等で22年間勤務(非常勤含む)した経験を通じて、言語聴覚障害関連の全体像の評価、スクリーニング評価方法について講義を行う。

配当年次3年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限水曜日2限、金曜日2限
単位数1
時間数30
授業概要

評価実習、総合実習で使用するスクリーニング検査を作成のための知識、観点を学習する。スクリーニング検査に必要な項目の理由などを理解してスクリーニング検査を作成する。スクリーニング検査における運用については、重度例、軽症例も考慮できるようにする。また、見学実習の実習日誌を使用し、観察記録の取り方、考察方法について記載する方法を得る。

一般学習目標 GIO

スクリーニング検査に含まれる項目が各々何を評価するために含まれているかを理解する。スクリーニング検査を作成し、その結果を解釈できるように方法を習得する。また、スクリーニング検査結果を踏まえ、総合検査、掘り下げ検査を適切に選択できるようにする。


授業計画
【第1回】
授業内容

スクリーニング検査の目的について

個別目標

スクリーニング検査の目的について、スクリーニング検査後の流れなどを把握する。

予習

言語聴覚士が評価する神経学的所見及び神経心理学的所見の予習を行う(30分)。

復習

スクリーニング検査目的を踏まえ、専門知識の復習を行う(15分)。

【第2回】
授業内容

スクリーニング検査作成の準備:知識習得(意識、見当識について)

個別目標

スクリーニング検査項目である意識、見当識について知識を習得し、その障害のメカニズムを把握する。

予習

意識障害、見当識障害について知識の確認を行う(15分)。

復習

意識障害(意識混濁、意識変容)、見当識障害について復習し、スクリーニング検査項目の評価方法を選択する(30分)。

【第3回】
授業内容

スクリーニング検査作成の準備:知識習得(記憶、作業記憶について)

個別目標

スクリーニング検査項目である記憶、作業記憶について知識を習得し、その障害のメカニズムを把握する。

予習

記憶障害について知識の確認を行う(15分)。

復習

記憶障害について復習し、スクリーニング検査項目を選択する(30分)。

【第4回】
授業内容

スクリーニング検査作成の準備:知識習得(言語について)

個別目標

スクリーニング検査項目である言語について知識を習得し、その障害のメカニズムを把握する。

予習

失語症及び言語障害について知識の確認を行う(15分)。

復習

失語症について復習し、失語症及び言語機能障害に対して適切なスクリーニング検査項目を選択する(30分)。

【第5回】
授業内容

スクリーニング検査作成の準備:知識習得(失行、失認について)

個別目標

スクリーニング検査項目である失行、失認について知識を習得し、その障害のメカニズムを把握する。

予習

失行・失認について知識の確認を行う(15分)。

復習

失行・失認について復習し、スクリーニング検査項目を選択する(30分)。

【第6回】
授業内容

スクリーニング検査作成の準備:知識習得(半側空間無視、劣位半球症状について)

個別目標

スクリーニング検査項目である半側空間無視、劣位半球症状について知識を習得し、その障害のメカニズムを把握する。

予習

無視症候群について知識の確認を行う(15分)。

復習

無視症候群について復習し、スクリーニング検査項目を選択する(30分)。

【第7回】
授業内容

スクリーニング検査作成の準備:知識習得(音声障害、構音障害について)

個別目標

スクリーニング検査項目である音声障害、構音障害について知識を習得し、その障害のメカニズムを把握する。

予習

音声障害、構音障害について知識の確認を行う(15分)。

復習

音声障害、構音障害について復習し、音声障害、運動障害性構音障害に対して適切なスクリーニング検査項目を選択する(30分)。

【第8回】
授業内容

スクリーニング検査作成の準備:知識習得(摂食嚥下障害について)

個別目標

スクリーニング検査項目である音声障害、構音障害について知識を習得し、その障害のメカニズムを把握する。

予習

摂食嚥下障害について知識の確認を行う(15分)。

復習

摂食嚥下障害について復習し、食物テスト以外のスクリーニング検査項目を選択する(30分)。

【第9回】
授業内容

スクリーニング検査作成の準備:知識習得(脳神経12対検査、神経症状について)

個別目標

スクリーニング検査項目である脳神経12対検査、神経症状について知識を習得し、その障害のメカニズムを把握する。

予習

脳神経12対及びその他の神経症状について知識の確認を行う(15分)。

復習

神経学的所見について復習し、錘体路症状の評価方法や脳神経12対検査の中でスクリーニング検査に適切な項目を選択する(30分)。

【第10回】
授業内容

スクリーニング検査作成の準備:知識習得(精神症状について)

個別目標

スクリーニング検査項目である精神症状について知識を習得し、その障害のメカニズムを把握する。

予習

精神症状について知識の確認を行う(15分)。

復習

知的機能、精神症状について復習し、知能低下や実行機能障害、認知症に対して適切なスクリーニング検査項目を選択する(30分)。

【第11回】
授業内容

スクリーニング検査演習及び、掘り下げ検査の立案について

個別目標

スクリーニング演習結果をふまえ、適切な総合検査や掘り下げ検査の立案について学ぶ。

予習

スクリーニング検査項目の全体的な見直しを行う(15分)。

復習

各論の知識を踏まえ、スクリーニング検査で実施可能な評価項目の整理を行う(30分)。

【第12回】
授業内容

スクリーニング検査演習

個別目標

スクリーニング検査を検査者若しくは、被験者として施行し、スクリーニング検査項目の適正について考える。

予習

スクリーニング検査及び被験者として準備を行う(15分)。

復習

スクリーニング検査項目の見直しを行い、検査項目を決定する(30分)。

【第13回】
授業内容

スクリーニング検査演習及びレポート作成(1)

個別目標

スクリーニング検査を検査者若しくは、被験者として施行し、検査結果解釈及び掘り下げ検査の立案を行う。

予習

スクリーニング検査及び被験者として準備を行う(15分)。

復習

スクリーニング検査結果のレポートを作成する(30分)。

【第14回】
授業内容

スクリーニング検査演習及びレポート作成(2)

個別目標

スクリーニング検査を検査者若しくは、被験者として施行し、検査結果解釈及び掘り下げ検査の立案を行う。

予習

スクリーニング検査及び被験者として準備を行う(15分)。

復習

スクリーニング検査結果のレポートを作成する(30分)。

【第15回】
授業内容

スクリーニング検査試験

個別目標

スクリーニング検査実施し、全体像の把握を円滑に行い、報告する。

予習

スクリーニング検査演習試験に向けて準備を行う(15分)。

復習

フィードバック結果を踏まえ、修正などの見直しを行う(30分)。

試験実施月日6月下旬
評価の基準・方法

スクリーニング検査演習(60点)、レポート(40点)で評価する。なお、スクリーニング検査は適切に試行できるまで演習を行う。

教科書
参考書・参考資料

言語聴覚士テキスト第3版・ベッドサイドの神経の診かた 改訂18版等

受講要件
コメント

実際に臨床実習で使用するスクリーニング検査を作成します。様々な利用者像を想定して作成してください。

オフィスアワー

原則、火曜日~木曜日の放課後は対応可能です。積極的に疑問点は解決しましょう。