理学療法管理学

cft format=22
授業コードp233044
科目分野専門
科目名理学療法管理学
科目責任者草地 清志
実務経験

1977年から2006年まで一般病院に勤務し、介護老人保険施設、訪問リハビリでも理学療法に携わる。 2013年より岡山県理学療法士連盟会長に就任し、政治・選挙活動に関与。

配当年次1年  
開講期通年
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限水曜日 3限目 
単位数2
時間数60時間
授業概要

臨床現場での管理や運営を担うための教育として、必要なマネジメントの知識、職場管理・運営、スタッフ研修のあり方や理学療法にかかわる各種の記録・報告のもつ意義を学習する。
環境整備や事故対応策の知識と基本対応技術につい、また医療・介護サービス技術の価値を裏付けるものとしての保険制度とその報酬の仕組みを学習する。

一般学習目標 GIO

理学療法士(PT)としての目標達成に向け、制度政策や人的・社会的資源を利用して効果的・合理的・経済的に成果をあげることを学び、理学療法士を目指す動機づけを高めることができる


授業計画
【第1回】
授業内容

管理マネジメントの概観 -理学療法士の視座から- 

個別目標

理学療法士の職務・職責を理解し、組織の中の個人の立場・役割そして関わり方を考えることができる。

予習

講義用PDF、教科書p2~12を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第2回】
授業内容

「国際的な理学療法士組織に関わる立場から」

個別目標

理学療法士の歴史・変遷、日本理学療法士協会の使命、理学療法士による国際活動等について学び、見識を深めることができる。

予習

講義用PDF、教科書p13を熟読する。(45分)

復習

理学療法士を目指す自分の考え(目標)をレポートにまとめる。(45分)

【第3回】
授業内容

理学療法管理学とは

個別目標

急速に進歩している医学の現場で求められている内容、EBMに基づいた治療の必要性の現状を理解することができる。

予習

講義用PDF、教科書p14~19を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第4回】
授業内容

「学生の基礎学力補充教」、「臨床実習中にトラブルが生じたら………」

個別目標

基礎学力低下を補う双方向教育を理解する。臨床実習現場を想定した問題を学び、修正・改善点を模索してドロップアウトしない方策を考えられるようにする。

予習

講義用PDF、教科書p21~22を熟読する。(45分)

復習

本校の講義形式・内容についての感想をレポートのまとめる。(45分)

【第5回】
授業内容

理学療法士の職業倫理

個別目標

理学療法士として法律に基づいた職務遂行、日本理学療法士協会倫理規定に準じた職責を理解することができる。

予習

講義用PDF、教科書p23~30を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第6回】
授業内容

「日本理学療法士協会会長の立場から」

個別目標

日本理学療法士協会会長としての組織運営について学び、将来、組織の一員になることへの心構えに繋げることができる。

予習

講義用PDF、教科書p32を熟読する。(45分)

復習

自分が目指している理学療法士像をレポートにする。(45分)

【第7回】
授業内容

組織運営とマネジメン

個別目標

組織の中の個(自分)、病院という組織での安全管理・危機管理について学び、安心・安全な医療提供について理解する。

予習

講義用PDF、教科書p33~46を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第8回】
授業内容

「災害・緊急時の避難所などにおけるマネジメント」、「産業保健領域における理学療法管理の重要性」

個別目標

災害・緊急時の対応について日頃より準備・訓練が重要なことを学び、緊急時において落ち着いて行動が出来るようになる。

予習

講義用PDF、教科書p48~49を熟読する。(45分)

復習

家庭・地域・学校における災害時の行動規定と避難マップを確認、作成してみる。(45分)

【第9回】
授業内容

理学療法士の職場管理①

個別目標

リハビリ医療においての対人・チーム構成・チーム外における人間関係づくり・専門職意識の重要性を理解できる。

予習

講義用PDF、教科書p50~64を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第10回】
授業内容

理学療法士の職場管理② 

個別目標

健全な医療サービスを提供するために自己管理、ストレスチェック制度実施の重要性を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p64~73を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第11回】
授業内容

理学療法業務のマネジメント

個別目標

業務上の診療記録、リハビリテーション総合実施計画書、地域連携パス、リスク管理等の指定書類の重要性と内容を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p76~90を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第12回】
授業内容

「学生主体のポランティア活動を介した地域への貢献」、「臨床教育におけるマネジメントのあり方」

個別目標

ボランティア活動の意義を理解することができる。

予習

講義用PDF、教科書p91~92を熟読する。(45分)

復習

実際行った印象に残るボランティア内容についてレポートを作成。(45分)

【第13回】
授業内容

教育・研究のマネジメント

個別目標

理学療法士の職務として3分野(教育・臨床・研究)、プロフェッショナルとして活躍するため必要な卒前教育について理解する。

予習

講義用PDF、教科書p92~99を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第14回】
授業内容

「学生のメンタルヘルス・マネジメント」、「学生の倫理・哲学的思考性の啓発」

個別目標

ストレスに対応する対処法を学び、心理精神的不調の軽減対策を考えられるようになる。また、「普遍性と己と他者」である自他の存在を相互に尊重する関係性を学び、利他のために活躍する理学療法士を目指すことに繋げる。

予習

講義用PDF、教科書p100~101を熟読する。(45分)

復習

メンタルヘルス・マネジメントについて考えてレポートにまとめる。(45分)

【第15回】
授業内容

総括

個別目標

まとめ(45分)

予習

講義用PDF、教科書と①~⑭までの課題を確認する。

復習
【第16回】
授業内容

保健・医療・福祉を取り巻く諸制度とマネジメント ①社会保障制度、医療保険制度、介護保険制度

個別目標

医療保険、年金保険、雇用保険、介護保険の定義を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p102~115を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第17回】
授業内容

保健・医療・福祉を取り巻く諸制度とマネジメント② 生活支援に関わる法的制度、健康増進法

個別目標

障害者総合支援法、身体障害者・身体障害児・知的障害児(者)・精神障害者福祉法、健康増進法についての定義を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p115~124を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第18回】
授業内容

「政治に関わる理学療法士の立場から」

個別目標

理学療法士の身分保障・職域拡充のための制度・政策実現のためには政治力が必要であることを理解する。

予習

講義用PDF、教科書p126~127を熟読する。(45分)

復習

18歳から投票権が認められたが、身近な選挙に対しての取り組み方についてレポートにまとめる。(45分)

【第19回】
授業内容

疾患別・病期別の理学療法マネジメント ①「疾患別のリスクマネジメント、急性期病院での理学療法マネジメント」

個別目標

理学療法実施における運動中止基準、物理療法の適応・禁忌疾患を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p128~138を熟読する。(15分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第20回】
授業内容

疾患別・病期別の理学療法マネジメント ②回復期病院での理学療法マネジメント

個別目標

回復期リハビリの目的、対象疾患、疾患別の在院日数を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p133~142を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第21回】
授業内容

疾患別・病期別の理学療法マネジメント③ 介護保険施設での理学療法マネジメント

個別目標

介護保険制度について学び、医療保険から介護保険への移行方法、介護施設での理学療法を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p144~147を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第22回】
授業内容

「生涯学習のマネジメント~理学療法を学ぶ学生諸君へ~」

個別目標

臨床家として効果的な治療を提供するために生涯学習と日本理学療法士協会新人カリキュラムの重要性を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p148~149を熟読する。(45分)

復習

現時点での目標とする専門分野を考え、レポートにまとめる。(45分)

【第23回】
授業内容

生活期を支援する理学療法マネジメント ①「慢性期脊髄損傷」

個別目標

脊髄損傷疾患の症状・障害・理学療法を理解し、臨床実習、国家試験に繋げることができる。

予習

講義用PDF、教科書p102~115を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第24回】
授業内容

生活期を支援する理学療法マネジメント ②「慢性期呼吸器疾患」

個別目標

急増している慢性期呼吸気疾患の症状・障害・理学療法について学び、ADL指導を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p156~160を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第25回】
授業内容

生活期を支援する理学療法マネジメント ③「循環器疾患」

個別目標

循環器疾患の症状・障害・理学療法について学び、心不全予防のためのリスク管理について理解する。

予習

講義用PDF、教科書p161~167を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第26回】
授業内容

生活期を支援する理学療法マネジメント ④「重症心身障害児・者のケア(小児期から高齢期まで)」

個別目標

重症心身障害児(者)のリハビリについてを学び、家族対応・環境整備についての重要性を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p168~171を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第27回】
授業内容

感染症 :「B型肝炎の正しい知識と患者の現状について」

個別目標

感染症の知識を高め、臨床現場での対応を理解する。

予習

講義用PDF、配布資料を熟読する。(45分)

復習

B型肝炎患者に関するアンケートに答える。(45分)

【第28回】
授業内容

「理学療法学を専攻する学生へのメッセージ」、「理学療法学科卒業生の就職活動におけるマネジメント」

個別目標

臨床現場が求めている理学療法士像に近づくための卒前教育の重要性を理解する。

予習

講義用PDF、教科書p174~182を熟読する。(45分)

復習

課題を実施する。(45分)

【第29回】
授業内容

まとめ

個別目標

第16回~第28回の内容の確認

予習

講義用PDF、第16回~第28回の内容の確認 /復習として振り返りをしておくこと(45分)

復習

第16回~第28回の内容の確認 /復習として振り返りをしておくこと(45分)

【第30回】
授業内容

総括

個別目標

まとめ

予習

講義用PDF、教科書p102~181を熟読する。(45分)

復習

試験実施月日
評価の基準・方法

試験(70%)、課題(20%)、コメントシート(10%)

教科書

「理学療法管理学」奈良勲 (編著者代表):医歯薬出版株式会社

参考書・参考資料

「理学療法管理学」植松光俊 監修: 南江堂
「リ八ビリテーション管理・運営実践カイドブック」金谷さとみ 編集:MEDICALVIEW

受講要件

真面目で他人に迷惑をかけず、意欲的な態度で受講すること。

コメント

理学療法、社会保障制度などを理解して、理学療法士を目指す動機向上に繋げて欲しい。

オフィスアワー

月~金曜日の16:20~18:00実施。Moodleにおいての質問に対応。