人体の構造Ⅵ

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授業コードa262003
科目分野専門基礎
科目名人体の構造Ⅵ
科目責任者中川 萌海
実務経験
配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午前コース
授業方法講義
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

鍼灸師にとって、人体の構造と機能を理解することは正常な状態を理解しているということになる。正常な状態を理解していなければ、異常な場所(疾患の部位)を見ることができない。この能力を会得するためにまず学ぶべきものが解剖学である。
解剖学は、人体の基本構造について学ぶ学問である。
構造を学ぶことによって、そこから生み出される機能を合理的に理解することができる。
本講座では、神経系(第8章)および感覚器(第9章)について学習する。

一般学習目標 GIO

神経系及び感覚器系の解剖学的構造を理解する。
神経系及び感覚器系の機能を生み出すメカニズムを理解する。


授業計画
【第1回】
授業内容

オリエンテーション・神経系の構成

個別目標

神経細胞の形態的特徴および末梢神経系と中枢神経系の構成を理解できる。

予習

総論で学習した細胞の基本的構造、神経組織の特徴を理解する。(15分)

復習

ニューロンの図示できるようにする。
講義内で重要と指摘された語句が説明できるようにする。(30分)

【第2回】
授業内容

中枢神経系・脊髄

個別目標

脊髄の外観、内部構造を図示、説明できる。

予習

椎骨、脊柱管の構造を理解する。
また、白質・灰白質について教科書を読み確認する。(15分)

復習

脊髄の外観・断面の図示ができるようにまとめる。(30分)

【第3回】
授業内容

中枢神経系・延髄と橋・中脳

個別目標

脳幹の構造、位置関係について理解できる。

予習

頭蓋の構造、神経核について教科書を読み確認する。
生理学の循環・呼吸・消化・排泄について復習をする。(15分)

復習

脳幹内各部位の名称、位置関係について確認しまとめる。(30分)

【第4回】
授業内容

中枢神経系・小脳・間脳

個別目標

小脳、間脳の位置関係、構造について理解できる。

予習

脳幹の腹側、背側について教科書を読み確認する。
生理学の体温・内分泌について復習をする。(15分)

復習

小脳の内部構造を説明できるようにする。
視床・視床下部・下垂体の位置関係と機能的なつながりを確認しまとめる。(30分)

【第5回】
授業内容

中枢神経系・大脳

個別目標

大脳の主要な溝、葉、野について説明できる。
大脳の内部構造と他の脳との物理的、機能的関連について理解できる。

予習

白質・灰白質について教科書を読み確認する。
頭蓋の構造について復習をする。
大脳の断面図を見て灰白質の領域と白質の領域について確認する。(15分)

復習

大脳の主要な溝、葉、野について覚える。
各野については位置、司る機能を確認しまとめる。
大脳基底核の構造と機能、投射線維・交連線維・連合線維について確認しまとめる。(30分)

【第6回】
授業内容

脳室系・髄膜・脳脊髄液

個別目標

脳脊髄液の役割、産生と循環、吸収の場について理解することができる。

予習

循環で学んだリンパの産生と吸収、働きについて教科書を読み確認する。(15分)

復習

各脳室の名称と位置関係、脳脊髄内における所在を確認しまとめる。
髄膜の種類と位置関係、脈絡膜とくも膜顆粒の役割を確認しまとめる。(30分)

【第7回】
授業内容

脳の血管

個別目標

大脳動脈輪が図示できる。硬膜静脈洞を介した脳の静脈の走行について理解できる。

予習

心臓から内頸動脈に至るまでおよび、内頸静脈がKI25(神蔵)に到達するまでの血管走行について教科書を読み確認する。(15分)

復習

大脳動脈輪の図示ができるようにする。
またそこから脳に進入する動脈が静脈となって心臓に戻る過程を確認しまとめる。(30分)

【第8回】
授業内容

伝導路

個別目標

上行性伝導路・下行性伝導路の特性・構成について理解できる。

予習

神経細胞の形のバリエーション、神経突起の特性を理解しておく。
総論における皮膚の感覚器の種類や受容する感覚の種類、筋学総論における筋紡錘の働きを把握しておくこと。(15分)

復習

上行性伝導路・下行性伝導路と総称される伝導路の各名称とその道筋、伝える情報を確認しまとめる。(30分)

【第9回】
授業内容

末梢神経・自律神経系

個別目標

自律神経系が2つのニューロンの連鎖で成り立つことを説明できる。

予習

脊髄の外観、内観を把握し確認をしておく。
神経節について教科書を読み確認する。(15分)

復習

自律神経系の基本原則を押さえたうえで、交感・副交感神経の特徴を確認しまとめる。
また、自律神経節の名称や位置も確認しまとめる。(30分)

【第10回】
授業内容

末梢神経・脳神経

個別目標

脳神経の番号と名称、働きをそれぞれ説明できる。
各脳神経の所属神経核・神経節・走行・支配器官を説明できる。

予習

求心性神経と遠心性神経の働きについて教科書を読み確認する。
頭蓋の構成を教科書を見て詳細に見直す。
特に内外頭蓋底の孔、裂、窩を教科書を見て確認する。(15分)

復習

脳神経の番号、名称、働きを覚える。
また、運動性、感覚性、混合性のものか、構成をまとめ覚える。
各脳神経が中枢(神経核)から支配器官に分布する経路を伝導路および神経節の経由を交えて説明できるようにする。(30分)

【第11回】
授業内容

末梢神経・脊髄神経

個別目標

脊髄神経前枝、後枝の共通点と相違点を説明できる。
各神経叢の構成とその枝、後枝の分布について説明することができる。

予習

筋学で学んだ骨格筋の支配神経を教科書を見て再度確認をする。
上肢帯および上肢、下肢帯および下肢の筋の神経支配を確認する。(15分)

復習

ベル・マジャンディの法則を説明できるようにする。
脊髄神経の前枝、後枝の共通点と相違点を確認しまとめる。
各神経叢の構成要素について理解できる。
そこから分枝する脊髄神経の名称と走行を確認しまとめる。(30分)

【第12回】
授業内容

感覚器系・視覚器

個別目標

眼球および眼球の付属器の構造と機能について説明できる。

予習

視覚野、視神経のルートを教科書を見て確認する。
また脳脊髄液の産生、吸収の仕組みを確認し理解しておく。(15分)

復習

眼球および付属器の形態を確認しまとめる。
眼房水の産生と吸収の仕組み、資格の伝導路を確認する。(30分)

【第13回】
授業内容

感覚器系・平衡聴覚器

個別目標

外耳、中耳、内耳の区分、それぞれの構造と機能について理解することができる。

予習

側頭骨、耳小骨の形状を確認する。
聴覚野、内耳神経のルートについて教科書を読み確認する。(15分)

復習

外耳・中耳・内耳の形態的特徴を確認する。
聴覚および平衡感覚の受容器の特徴、伝導路について確認しまとめる。(30分)

【第14回】
授業内容

復習・まとめ

個別目標

神経系・感覚器系についての国家試験問題を理解することができる。

予習

神経系・感覚器系についての国家試験問題を事前に解く。(15分)

復習

神経系・感覚器系について書く重要事項をまとめる。(30分)

【第15回】
授業内容

感覚器系・味覚器・嗅覚器

個別目標

味覚および嗅覚の受容器と伝導路について説明できる。

予習

舌および舌乳頭の形態、鼻腔の構造、鼻腔と頭蓋底との位置関係について教科書を読み確認する。(15分)

復習

味蕾の構造と味覚の伝導路、嗅上皮の構造と嗅覚伝導路について確認しまとめる。(30分)

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

小テスト(15%)期末試験(85%)で評価する

教科書

(社)東洋療法学校協会編 解剖学第2版 医歯薬出版株式会社

参考書・参考資料
受講要件
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