日常生活援助技術Ⅰ(環境、活動、休息)

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授業コードr261030
科目分野専門
科目名日常生活援助技術(環境、活動、休息)
科目責任者實盛 美幸
実務経験
配当年次1年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法
  • 講義
  • 演習
曜日・時限
単位数1
時間数30
授業概要

「日常生活援助技術Ⅰ」は、環境調整と活動・休息の援助技術を学習する。日常生活の中で自然に活動と休息のバランスを取っている人間は、何らかの原因で健康が障害された場合、限られた療養環境の中で活動と休息のバランスを保つことを余儀なくされる。その為、看護師は対象者がどのような健康状態であっても、日常生活の基本となる生理的ニードを充足できるように、活動と休息のバランスを保ち、環境調整も含めた援助を提供できるように考えていく必要がある。また、人間は、身体全体を移動させること、あるいは身体の一部を動かすことができなくなれば、全ての生活動作に影響してしまう。このため、看護では動きのメカニズムと動くことの日常生活上の意味を考えて、生活行動の遂行に役立つような援助をしていく必要がある。また、ボディメカニクスの知識・技術を習得することも必要である。ボディメカニクスの活用は、看護師の身体負担の少ない方法で援助を提供することによって、対象者にとっても安全で安楽な援助を受けることに繋がる。ここでは、人間の安全・安楽をふまえた、自力での移乗・移動の困難な対象の移動方法の基礎技術も学ぶ。そして、この授業で学んだ知識と技術は2年次に行われる日常生活援助技術演習で事例をもとに、より安全で安楽な援助について考え、基礎看護学実習Ⅰ(人間関係・日常生活援助)の実習による看護に実践へと繋げていく

一般学習目標 GIO

1.環境調整の意義を学ぶ
2.環境調整の援助技術を習得できる
3.活動・休息・睡眠の意義を理解できる
4.活動・休息・睡眠の援助技術を習得できる


授業計画
【第1回】
授業内容

環境の意義、環境が人間に及ぼす影響、病床空間の整備

個別目標

人間にとっての環境の意味、健康的な生活環境について考えることができる。代表的な療養生活環境の条件、環境整備の方法がわかる

予習

自分にとっての環境とは何か、患者の生活環境とは何かを考えて授業に臨む(20分)

復習

ワークシートの記入をする(30分)

【第2回】
授業内容

ボディメカニクス、ベッドメーキングの目的・手順

個別目標

1.ボディメカニクスの基本原理について理解することができる
2.ベッドメーキングの目的・手順を学ぶ

予習

ボディメカニクスとベッドメーキングの予習し授業に臨む(15分)

復習

様々な環境について振り返り、生活環境の基準値の整理をする
ボディーメカニズムのポイントを整理する(25分)

【第3回】
授業内容

演習:ベッドメーキング/環境整備①

個別目標

1.原理原則に基づいた安全・清潔なベッドメーキングができる
2.安全な療養環境の整備ができる

予習

ワークシート作成(30分)

復習

演習を振り返り、ワークシートの追加記入(15分)

【第4回】
授業内容

演習:ベッドメーキング/環境整備②

個別目標

1.原理原則に基づいた安全・清潔なベッドメーキングができる
2.安全な療養環境の整備ができる

予習

ワークシート作成(30分)

復習

演習を振り返り、ワークシートの追加記入(15分)

【第5回】
授業内容

演習:ベッドメーキング/環境整備③

個別目標

1.原理原則に基づいた安全・清潔なベッドメーキングができる
2.安全な療養環境の整備ができる

予習

ワークシート作成(30分)

復習

演習を振り返り、ワークシートの追加記入(15分)

【第6回】
授業内容

演習:ベッドメーキング/環境整備④

個別目標

1.原理原則に基づいた安全・清潔なベッドメーキングができる
2.安全な療養環境の整備ができる

予習

ワークシート作成(30分)

復習

演習を振り返り、ワークシートの追加記入(15分)

【第7回】
授業内容

姿勢・体位

個別目標

原理原則に基づいた姿勢と体位の特徴がわかり、安楽な体位が理解できる

予習

ワークシートの作成をして授業に臨む(30分)

復習

演習を振り返り、ワークシートの追加記入(15分)

【第8回】
授業内容

演習:移動(水平移動・上方移動)、体位変換

個別目標

原理原則に基づいた安全・安楽なベッド上での移動と体位変換ができる

予習

ワークシートを作成して授業に臨む(30分)

復習

演習を振り返り、ワークシートの追加記入(15分)

【第9回】
授業内容

演習:ストレッチャー移動・移送、車いす移動・移送①

個別目標

原理原則に基づいた安全・安楽な移乗・移送ができる

予習

ワークシートを作成して授業に臨む(30分)

復習

演習を振り返り、ワークシートの追加記入(45分)

【第10回】
授業内容

演習:ストレッチャー移動・移送、車いす移動・移送②

個別目標

原理原則に基づいた安全・安楽な移乗・移送ができる

予習

ワークシートを作成して授業に臨む(30分)

復習

演習を振り返り、ワークシートの追加記入(45分)

【第11回】
授業内容

演習:臥床患者のリネン交換

個別目標

学習した内容をもとに原理原則に基づいたリネン交換が実施できる

予習

ワークシートを作成して授業に臨む(30分)

復習

演習を振り返り、ワークシートの追加記入(15分)

【第12回】
授業内容

活動運動と休息・睡眠の援助

個別目標

1.人間の活動・運動の意義がわかる。
2.休息・睡眠の必要性を理解し、睡眠障害についてアセスメントできる

予習

わからない言葉について調べて授業に臨む(15分)

復習

授業を基にノート整理をする(30分)

【第13回】
授業内容

演習:罨法の効果と援助方法の選択

個別目標

対象の安全・安楽を前提に罨法の援助について考えることができる

p>原理原則に基づいた罨法の実施ができる

予習

ワークシートを作成する(30分)

復習

授業を振り返り、ノート整理をする(15分)

【第14回】
授業内容

技術試験:ベッドメイキング

個別目標

原理原則を用いたベッドメイキングができる

予習

技術試験合格に向け、授業時間外を活用して技術を繰り返し練習する

復習

練習ごとに自己の課題を明確にする

【第15回】
授業内容

筆記試験(45分)・試験解説

個別目標
予習
復習
試験実施月日2026-08-06
評価の基準・方法

課題提出(20%)、技術チェック(30%)、筆記試験(50%)により総合的に評価する

教科書

電子書籍:医学書院 系統看護学講座 専門1 基礎看護技術Ⅱ

参考書・参考資料

医学書院:根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術

受講要件

1.積極的に講義・演習に参加し、主体的に演習に取り組む。
2.期限内に提出物が出せる
3.演習時には身だしなみを整えて取り組む

コメント

・援助技術は繰り返し実施することで習得することができます。演習時だけではなく、各自で学習計画を立てセルフトレーニングを行って下さい。
・各技術の原理原則に基づいたワークシートを作成します。実習にも活用できるものにするためにも主体的に学び、効果的なワークシートになるよう取り組みましょう。
・毎講義、演習前には事前学習として、学習内容に関する資料と教科書をよく読んで参加して下さい。

オフィスアワー

AM授業の際は昼休み、PM授業の際は15:30~16:30の間に教務センターにて対応します