| 授業コード | a212011 |
|---|---|
| 科目分野 | 専門基礎 |
| 科目名 | 人体の構造Ⅵ |
| 科目責任者 | 伊藤 由美 |
| 実務経験 | 1997年 鍼灸師免許取得 乳幼児から高齢者まで、幅広く診療にあたっている。問診、触診、検査から得た所見をもとに、西洋・東洋医学両面から分析を行い施術を行う。内科や整形外科領域から逆子の治療やがんの緩和ケアまで、診療の対象とする疾患、症状は多岐に亘る。 |
| 配当年次 | 2年 |
| 開講期 | 前期 |
| 履修区分 | 必修 |
| 昼間部・夜間部の別 | 昼間部 |
| 授業方法 | 講義 |
| 曜日・時限 | 時間割に準ずる |
| 単位数 | 1 |
| 時間数 | 30 |
| 授業概要 | 鍼灸師にとって、患者の身体内外の、どこに何があるか、そこで何が起きているか推察できる能力は必須である。この能力を会得するためにまず学ぶべきものが解剖学である。解剖学は、人体の基本構造と機能について学ぶ学問である。構造を学ぶことによって、そこから生み出される機能を合理的に理解することができる。本講座では、人体各部の構造物を統括し、複雑な機能を与えることによって生命を維持し、人間たらしめるもの、すなわち神経系(第8章)および感覚器(第9章)について学習する。 |
| 一般学習目標 GIO | ・神経系および感覚器系の解剖学的構造を理解する。 |
| 授業内容 | 1.神経系の構成 中枢神経系・脊髄 |
|---|---|
| 個別目標 | 神経細胞の形態的特徴および、末梢神経系と中枢神経系の構成を理解できる。 |
| 予習 | 総論で学習した細胞の基本的構造、神経組織の特徴を理解しておくこと。 |
| 復習 | ニューロンの図示ができるように。講義で重要と指摘された語句が説明できるように。 |
| 授業内容 | 2.中枢神経系・脳幹・小脳 |
|---|---|
| 個別目標 | 脳幹、小脳の構造、位置関係について理解できる。 |
| 予習 | 頭蓋の構造の復習。神経核とは何か確認しておくこと。 |
| 復習 | 脳幹内各部位の名称、位置関係を確認すること。 |
| 授業内容 | 3.中枢神経系・間脳・大脳 |
|---|---|
| 個別目標 | 間脳の位置、構造について理解できる。 |
| 予習 | 脳幹の腹側、背側にあるものを確認すること。生理学の体温・内分泌の項を見直しておくこと。 |
| 復習 | 視床・視床下部・下垂体の位置関係と機能的なつながりを確認すること。 |
| 授業内容 | 4.中枢神経系・大脳・脳室系 |
|---|---|
| 個別目標 | 大脳の内部構造と他の脳との物理的、機能的関連について理解できる。 |
| 予習 | 大脳の断面図を見て灰白質の領域と白質の領域を把握しておくこと。(23分) |
| 復習 | 大脳基底核の構造と機能、投射線維・交連線維・連合線維とはなにか確認すること。 |
| 授業内容 | 5.脳室系・脳の血管 |
|---|---|
| 個別目標 | 脳脊髄液の役割、産生と循環、吸収の場について理解できる。 |
| 予習 | 循環で学んだリンパの産生と吸収、働きについて見直しておくこと。 |
| 復習 | 髄膜の種類と位置関係、脈絡叢とくも膜顆粒の役割を確認する。 |
| 授業内容 | 6. 伝導路 |
|---|---|
| 個別目標 | 伝導路の特性、構成について理解できる。 |
| 予習 | 神経細胞の形、突起の特性を理解しておくように。 |
| 復習 | 伝導路の各名称とその道筋、伝える情報を確認すること。(22分) |
| 授業内容 | 7.末梢神経・自律神経系 |
|---|---|
| 個別目標 | 自律神経系が2つのニューロンの連鎖で成り立つことを説明できる。 |
| 予習 | 脊髄の外観、内観を把握しておくこと。 |
| 復習 | 自律神経系の基本原則を押さえた上で、交感・副交感神経の特徴を確認すること。 |
| 授業内容 | 8.末梢神経・脳神経 |
|---|---|
| 個別目標 | 各脳神経の所属神経核、神経節、走行、支配器官を説明できる。 |
| 予習 | 頭蓋の構成を詳細に見直すこと。 |
| 復習 | 各脳神経が中枢(神経核)から支配器官に分布する経路を、通導路および神経節の経由を交えて説明できるようにすること。(22分) |
| 授業内容 | 9.末梢神経・脳神経 |
|---|---|
| 個別目標 | 各脳神経の所属神経核、神経節、走行、支配器官を説明できる。 |
| 予習 | 頭蓋の構成を詳細に見直すこと。 |
| 復習 | 各脳神経が中枢(神経核)から支配器官に分布する経路を、通導路および神経節の経由を交えて説明できるようにすること。(22分) |
| 授業内容 | 10.末梢神経・脊髄神経 |
|---|---|
| 個別目標 | 脊髄神経前枝、後枝の共通点と相違点を説明できる。 |
| 予習 | 筋学で学んだ骨格筋の支配神経を再度確認すること。(23分) |
| 復習 | ベル・マジャンディの法則を説明できるようにすること。脊髄神経の前枝、後枝の共通点と相違点を説明できるようにすること。(22分) |
| 授業内容 | 11.末梢神経・脊髄神経 |
|---|---|
| 個別目標 | 各神経叢の構成とその枝、後枝の分布について説明できる。 |
| 予習 | 上肢帯および上肢、下肢帯および下肢の筋の神経支配を確認すること。(23分) |
| 復習 | 各神経叢の構成要素が答えられる。 |
| 授業内容 | 12.感覚器系・視覚器 |
|---|---|
| 個別目標 | 眼球および眼球の付属器の構造と機能について説明できる。 |
| 予習 | 視覚野、視神経のルートを確認しておくこと。 |
| 復習 | 眼球および付属器の形態を確認すること。 |
| 授業内容 | 13.感覚器系・平衡聴覚器 |
|---|---|
| 個別目標 | 外耳、中耳、内耳の区分、それぞれの構造と機能について説明できる。 |
| 予習 | 側頭骨、耳小骨の形状を確認しておくこと。 |
| 復習 | 外耳・中耳・内耳の形態的特徴を確認すること。 |
| 授業内容 | まとめと解説 |
|---|---|
| 個別目標 | 第1~13回目までの学習内容を理解できる。 |
| 予習 | 第1~13回目までの学習内容での不明な点を調べる。(23分) |
| 復習 | 解剖学神経系の国家試験関連問題を解答する。(22分) |
| 授業内容 | 15.感覚器系・味覚器・嗅覚器・まとめ |
|---|---|
| 個別目標 | 味覚および嗅覚の受容器と伝導路について説明できる。 |
| 予習 | 舌および舌乳頭の形態を確認すること。鼻腔の構造、鼻腔と頭蓋腔との位置関係を確認すること。(23分) |
| 復習 | 味蕾の構造と味覚の伝導路、嗅上皮の構造と嗅覚伝導路を確認すること。(22分) |
| 試験実施月日 | 試験期間時間割に準ずる |
|---|---|
| 評価の基準・方法 | 不定期に行われる小テスト(20%)、定期試験(80%)の結果をもって評価とする。 |
| 教科書 | (社)東洋療法学校協会編 解剖学第2版 医歯薬出版株式会社 |
| 参考書・参考資料 | 解剖学アトラス(文光堂) |
| 受講要件 | |
| コメント | 講義は繋がりを持って構成されるので、毎回出席することが望ましい。神経系は全ての器官系が関わってくるため、これまで履修した解剖学、生理学の知識が講義の理解度に直結する。早い段階で履修した事柄を総復習しておくことを強く勧める。 |
| オフィスアワー | Moodleコメントにて対応 |
