臨床柔整学Ⅳ

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授業コードj211045
科目分野専門
科目名臨床柔整学Ⅳ
科目責任者時盛ゆかり
実務経験

柔道整復免許取得から17年間の接骨院業務の経験から近年需要の高い、手関節から手部の損傷について説明する。内容は発生や病態、初期対応、鑑別、後療法に至るまでの知識である。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限前期:月・木1限目/後期:金1限目
単位数1
時間数30
授業概要

手関節、手部、手指までの損傷や病気に対して理解を深める。その上で、柔道整復上での対処法が分かる。

一般学習目標 GIO

手関節から手指までの外傷、障害で、将来接骨院で対処できるものとできないものを区分できるような知識を得る。


授業計画
【第1回】
授業内容

手関節部の機能解剖(柔道整復学・理論編P304-P306)

個別目標

解剖とその機能を学ぶことによって、整復、固定、後療法への応用へ繋がる知識の基礎ができる。

予習

柔道整復学・理論編P304-P306【2-6A手関節部の解剖と機能】を20分予習

復習

柔道整復学・理論編P465-466【手関節の可動域】、P482【手・手首の骨端核の発生と閉鎖】を30分確認

【第2回】
授業内容

三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷 (柔道整復学・理論編P321)

個別目標

三角線維軟骨複合体の解剖・役割を理解し、損傷における発生機序・症状・治療法について説明する事ができるようになる。

予習

柔道整復学・理論編P321【2-6E①三角線維軟骨複合体損傷(TFCC損傷)】・P478【TFCCストレステスト】
・P465-466【手の可動域】について20分予習

復習

柔道整復学・理論編P321【2-6E①三角線維軟骨複合体損傷(TFCC損傷)】・P478【TFCCストレステスト】
・P465-466【手の可動域】を30分確認

【第3回】
授業内容

ド・ケルバン病

個別目標

絞扼部の構造と発生の仕方を理解することで、その疾患を疑うことができるようになる。

予習

柔道整復学・理論編P322【2-6E②ド・ケルバン病】・P478【フィンケルスタインテスト】
・P465-466【手・母指の可動域】について20分予習

復習

柔道整復学・理論編P322【2-6E②ド・ケルバン病】・P478【フィンケルスタインテスト】
・P465-466【手・母指の可動域】について30分確認

【第4回】
授業内容

末梢神経障害①

個別目標

絞扼部の構造と発生の仕方を理解することで、その疾患を疑うことができるようになる。

予習

柔道整復学・理論編P322-323【2-6E③末梢神経障害】・P478【ファーレンテスト】
・P481【神経・血管】・について20分予習

復習

柔道整復学・理論編P322-323【2-6E③末梢神経障害】・P478【ファーレンテスト】
・P481【神経・血管】・について30分確認

【第5回】
授業内容

末梢神経障害②

個別目標

絞扼部の構造と発生の仕方を理解することで、その疾患を疑うことができるようになる。

予習

柔道整復学・理論編P322-323【2-6E③末梢神経障害】・P478【ファーレンテスト】
・P481【神経・血管】・について20分予習

復習

柔道整復学・理論編P322-323【2-6E③末梢神経障害】・P478【ファーレンテスト】
・P481【神経・血管】・について30分確認

【第6回】
授業内容

末梢神経障害③

個別目標

絞扼部の構造と発生の仕方を理解することで、その疾患を疑うことができるようになる。

予習

柔道整復学・理論編P322-323【2-6E③末梢神経障害】・P478【ファーレンテスト】
・P481【神経・血管】・について20分予習

復習

柔道整復学・理論編P322-323【2-6E③末梢神経障害】・P478【ファーレンテスト】
・P481【神経・血管】・について30分確認

【第7回】
授業内容

キーンベック病

個別目標

患部の構造と症状を理解することで、その疾患を疑うことができるようになる。

予習

柔道整復学・理論編P323-324【2-6E④キーンベック病】について20分予習

復習

柔道整復学・理論編P323-324【2-6E④キーンベック病】について30分確認

【第8回】
授業内容

マーデルング(Madelung)変形

個別目標

患部の構造と症状を理解することで、その疾患を疑うことができるようになる。

予習

柔道整復学・理論編P324-325【2-6E⑤マーデルング(Madelung)変形】について20分予習

復習

柔道整復学・理論編P324-325【2-6E⑤マーデルング(Madelung)変形】について30分確認

【第9回】
授業内容

手・指部の機能解剖(柔道整復学・理論編P325-P327)

個別目標

解剖とその機能を学ぶことによって、整復、固定、後療法への応用へ繋がる知識の基礎ができる。

予習

理論教科書P325-P327【2-7A手・指部の解剖と機能】を20分予習

復習

掌側板、側副靭帯、腱鞘などその特性や役割を30分復習

【第10回】
授業内容

小テストおよび解答解説

個別目標

第1-9回の講義内容について理解しているかどうかの確認をすることが出来る。

予習

第1-9回の講義内容について教科書およびまとめを20分読む。

復習

小テストの内容について30分確認し、間違えた問題に対し誤答帳を作成する。

【第11回】
授業内容

中手骨骨頭部骨折・中手骨頸部骨折

個別目標

それぞれの骨折特徴を学ぶことによって、転位の違いが分かるようになる。
機能障害を残さないためにはどのようなものに気をつけなければいけないかが分かるようになる。

予習

理論教科書P328-P330【2-7B①中手骨骨頭部骨折②中手骨頸部骨折】、
実技教科書P182-190【中手骨頸部骨折】を20分予習

復習

講義のメモなどをまとめ、理論教科書P328-P330【2-7B①中手骨骨頭部骨折②中手骨頸部骨折】、
実技教科書P182-190【中手骨頸部骨折】30分復習

【第12回】
授業内容

中手骨骨幹部骨折

個別目標

それぞれの骨折特徴を学ぶことによって、転位の違いが分かるようになる。
機能障害を残さないためにはどのようなものに気をつけなければいけないかが分かるようになる。

予習

理論教科書P329-330【2-7B③中手骨骨幹部骨折】、
実技教科書P177-181【中手骨骨幹部骨折】を20分予習

復習

講義のメモなどをまとめ、理論教科書P329-330【2-7B③中手骨骨幹部骨折】、
実技教科書P177-181【中手骨骨幹部骨折】を30分復習

【第13回】
授業内容

第1中手骨基部骨折(ベネット骨折・ローランド骨折)・第5中手骨基部骨折

個別目標

それぞれの骨折特徴を学ぶことによって、転位の違いが分かるようになる。
他指と違い、想像しにくい形態、異なる機能を熟知できるようになる。

予習

理論教科書P330-332【2-7B④第1中手骨基部骨折⑤第5中手骨基部骨折】、
実技教科書P172-176【ベネット骨折】を20分予習

復習

講義のメモなどをまとめ、理論教科書P330-332【2-7B④第1中手骨基部骨折⑤第5中手骨基部骨折】、
実技教科書P172-176【ベネット骨折】を30分復習

【第14回】
授業内容

手根中手(CM)関節脱臼

個別目標

脱臼したことだけが問題でなく、靭帯、関節包損傷により後遺する問題が分かるようになる。

予習

理論教科書P332-333【2-7C①手根中手関節脱臼】を20分予習

復習

講義のメモなどをまとめ、理論教科書P332-333【2-7C①手根中手関節脱臼】を30分復習

【第15回】
授業内容

基節骨骨折

個別目標

それぞれの骨折特徴を学ぶことによって、転位の違いが分かるようになる。
機能障害を残さないためにはどのようなものに気をつけなければいけないかが分かるようになる。

予習

理論教科書P334-335【2-7D①基節骨骨折】、
実技教科書P191-202【R1基節骨基部骨折・R2基節骨骨幹部骨折】を20分予習

復習

講義のメモなどをまとめ、理論教科書P334-335【2-7D①基節骨骨折】、
実技教科書P191-202【R1基節骨基部骨折・R2基節骨骨幹部骨折】を30分復習

【第16回】
授業内容

中節骨骨折

個別目標

それぞれの骨折特徴を学ぶことによって、転位の違いが分かるようになる。
機能障害を残さないためにはどのようなものに気をつけなければいけないかが分かるようになる。

予習

理論教科書P335-337【2-7D②中節骨骨折】、
実技教科書P202-208【R3中節骨掌側板付着部裂離骨折】を20分予習

復習

講義のメモなどをまとめ、理論教科書P335-337【2-7D②中節骨骨折】、
実技教科書P202-208【R3中節骨掌側板付着部裂離骨折】を30分復習

【第17回】
授業内容

末節骨骨折・マレットフィンガー(ハンマー指)

個別目標

それぞれの骨折特徴を学ぶことによって、転位の違いが分かるようになる。
機能障害を残さないためにはどのようなものに気をつけなければいけないかが分かるようになる。

予習

理論教科書P337-339【2-7D③末節骨骨折④マレットフィンガー】、
実技教科書P282-287【マレットフィンガー】を20分予習

復習

講義のメモなどをまとめ、理論教科書P337-339【2-7D③末節骨骨折④マレットフィンガー】、
実技教科書P282-287【マレットフィンガー】を30分復習

【第18回】
授業内容

第1指中手指節(MP)関節脱臼・第1指以外の中手指節(MP)関節脱臼

個別目標

それぞれの脱臼特徴を学ぶことによって、症状の違いが分かるようになる。
機能障害を残さないためにはどのようなものに気をつけなければいけないかが分かるようになる。

予習

理論教科書P339-341【2-7E①第1指中手指節関節脱臼②第1指以外の中手指節関節脱臼】、
実技教科書P254-256【第1指MP関節脱臼(背側脱臼)】を20分予習

復習

講義のメモなどをまとめ、理論教科書P339-341【2-7E①第1指中手指節関節脱臼②第1指以外の中手指節関節脱臼】、
実技教科書P254-256【第1指MP関節脱臼(背側脱臼)】を30分復習

【第19回】
授業内容

小テストおよび解答解説

個別目標

第11-18回の講義内容について理解しているかどうかの確認をすることが出来る。

予習

第11-18回の講義内容について教科書およびまとめを20分読む。

復習

小テストの内容について30分確認し、間違えた問題に対し誤答帳を作成する。

【第20回】
授業内容

近位指節間(PIP)関節脱臼

個別目標

それぞれの脱臼の特徴を学ぶことによって、症状の違いが分かるようになる。
機能障害を残さないためにはどのようなものに気をつけなければいけないかが分かるようになる。

予習

理論教科書P341-343【2-7E③近位指節間関節脱臼】、
実技教科書P245-253【PIP関節脱臼(背側脱臼)】を20分予習

復習

講義のメモなどをまとめ、理論教科書P341-343【2-7E③近位指節間関節脱臼】、
実技教科書P245-253【PIP関節脱臼(背側脱臼)】を30分復習

【第21回】
授業内容

遠位指節間(DIP)関節脱臼

個別目標

それぞれの脱臼特徴を学ぶことによって、症状の違いが分かるようになる。
機能障害を残さないためにはどのようなものに気をつけなければいけないかが分かるようになる。

予習

理論教科書P343-344【2-7E④遠位指節間関節脱臼】を20分予習

復習

理論教科書P343-344【2-7E④遠位指節間関節脱臼】を30分復習

【第22回】
授業内容

指側副靱帯損傷

個別目標

損傷度合と指の機能を知ることにより軽視してはいけない疾患ということが分かる。

予習

理論教科書P344-346【F手部,指部の軟部組織損傷~a-2第1指以外のPIP関節側副靱帯損傷】、
実技教科書P274-281【指側副靱帯損傷】を20分予習

復習

理論教科書P344-346【F手部,指部の軟部組織損傷~a-2第1指以外のPIP関節側副靱帯損傷】、
実技教科書P274-281【指側副靱帯損傷】を30分復習

【第23回】
授業内容

ロッキングフィンガーとばね指

個別目標

第1指のロッキングとその他の指のロッキングでは病態が全く異なることを知ることにより対処法が分かる。

予習

理論教科書P347-348【F①bロッキングフィンガー・Cばね指】、
実技教科書P272-273【ロッキングフィンガー(第2指)】を20分予習

復習

理論教科書P347-348【F①bロッキングフィンガー・Cばね指】、
実技教科書P272-273【ロッキングフィンガー(第2指)】を30分復習

【第24回】
授業内容

手指部の変性疾患および変形

個別目標

各疾患の病態が分かることにより、良い対処方が判断できるようになる。(医科の紹介含める)

予習

理論教科書P348-350【F②その他の手部の変性疾患および変形】を20分予習

復習

理論教科書P348-350【F②その他の手部の変性疾患および変形】を30分復習

【第25回】
授業内容

総復習①

個別目標

第1回~第24回までの内容を理解し確認することが出来る。

予習

15分:第1回~第24回までの教科書およびまとめに目を通す。

復習

30分:講義内容のメモなどをまとめ、教科書の内容も含めて再確認する。

【第26回】
授業内容

総復習②

個別目標

第1回~第24回までの内容を理解し確認することが出来る。

予習

15分:第1回~第24回までの教科書およびまとめに目を通す。

復習

30分:講義内容のメモなどをまとめ、教科書の内容も含めて再確認する。

【第27回】
授業内容

総復習③

個別目標

第1回~第24回までの内容を理解し確認することが出来る。

予習

15分:第1回~第24回までの教科書およびまとめに目を通す。

復習

30分:講義内容のメモなどをまとめ、教科書の内容も含めて再確認する。

【第28回】
授業内容

総復習④

個別目標

第1回~第24回までの内容を理解し確認することが出来る。

予習

15分:第1回~第24回までの教科書およびまとめに目を通す。

復習

30分:講義内容のメモなどをまとめ、教科書の内容も含めて再確認する。

【第29回】
授業内容

定期試験

個別目標

合格することにより1回~28回分の内容を6割以上理解、修得することができる。

予習

30分:全29回分の重要項目のチェック

復習

20分:試験問題内容に対し教科書等でチェックする。

【第30回】
授業内容

試験内容の解説

個別目標

試験解説を聴くことによって、さらに知識を記憶に残すことができる。

予習

30分:定期試験内容のチェック

復習

20分:まとめ


試験実施月日形成的評価
評価の基準・方法

①国家試験に準じた4択一、4択二形式問題を原則に行う(85%)
②学修成果をみる手段として授業の小テスト全3回(15%)
①と②を合わせて100%として評価する。

教科書

柔道整復学・理論編改訂第6版
柔道整復学・実技編改訂第2版

参考書・参考資料

解剖学改訂第2版
カラー写真で学ぶ骨・関節の機能解剖

受講要件

医療人として自己管理ができて欠席しない者

コメント
オフィスアワー

授業開始前の5分間教室にて