内部障害系理学療法学Ⅱ

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授業コードp213213
科目分野専門
科目名内部障害系理学療法学Ⅱ
科目責任者甲谷 佳亮
実務経験

循環器系病院・集中治療室での臨床経験を有する.心臓リハビリテーション指導士.3学会合同呼吸療法認定士.
臨床経験を交えて講義します.

配当年次3年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限木曜日・2限
単位数2
時間数30時間
授業概要

 呼吸機能障害に対する理学療法の展開には,病態や治療に対する知識が必要である.また,運動中の監視や治療効果の判定に用いる指標も多職種と共有しなければならない.
 本講義では,呼吸器疾患に関わる解剖学・運動学・生理学の理解を深め,呼吸器疾患の病態に応じた診断・評価・治療の流れを整理する.また,運動療法の留意点やリスク管理も学習したうえで,呼吸理学療法に必要な評価・治療手技を実践できるようになる.
 本講義は1・2年次の解剖学,運動学,生理学,内科学で教授された呼吸機能基礎や呼吸器疾患学に基づき,その理学療法応用を学ぶものである.

一般学習目標 GIO

①呼吸器の構造・機能を理解する.
②呼吸器疾患の成り立ち・病態について理解する.
③呼吸器疾患の病態に応じた評価・治療について理解する.
④呼吸器疾患に対する理学療法において,適切な負荷での実施およびリスク管理を考えることが出来る.


授業計画
【第1回】
授業内容

呼吸理学療法総論

個別目標

本邦における呼吸器疾患の疫学的現状や,呼吸リハビリテーションの置かれている立ち位置・考え方を理解できる.
呼吸不全の定義が説明できる.

予習

本邦における呼吸リハビリテーションの現状を,講義資料をもとに確認しておく.(50分)

復習

呼吸不全の定義が説明できるか確認しておく.(40分)

【第2回】
授業内容

呼吸器の構造・機能①

個別目標

呼吸器系の解剖的位置を理解できる.気管支分岐や肺区域について,体表面のランドマークから位置を同定できる.気管から肺胞に至るまでの構造的特徴を理解できる.
呼吸運動を行う際の胸郭の運動,横隔膜の働きが理解できる.

予習

講義資料をもとに呼吸器の構造を確認しておく.(40分)

復習

気管支分岐や肺区域の位置を確認し,目安となるランドマークの場所を触知できるか確認する.(50分)

【第3回】
授業内容

呼吸器の構造・機能②

個別目標

呼吸筋(主動筋・補助筋)を吸気筋,呼気筋に分けて理解できる.
吸気・呼気のプロセスを理解できる.

予習

講義資料をもとに呼吸筋を確認しておく.(40分)

復習

吸気・呼気のプロセス,吸気筋・呼気筋の区別が出来るか確認しておく.(50分)

【第4回】
授業内容

呼吸器の構造・機能③

個別目標

換気の調節機構や防御機構について理解できる.

予習

講義資料をもとに呼吸調節機構を確認しておく.(40分)

復習

呼吸の神経性調節や吸気呼気の切り替え,生体防御としての咳嗽反射について確認する.(50分)

【第5回】
授業内容

肺機能検査(スパイロメトリー)

個別目標

肺機能検査の測定方法が理解できる.
肺気量分画(スパイログラム)で示されるものが何か理解できる.
フローボリューム曲線から換気状態が推察できる.

予習

講義資料をもとに肺気量検査・肺気量分画とはどのようなものかを確認しておく.(40分)

復習

肺気量分画について説明できる.主要疾患のフローボリューム曲線の特徴が説明できるよう確認しておく.(50分)

【第6回】
授業内容

血液ガス分析

個別目標

血液ガス分析の測定方法と動脈血ガスの各基準値が理解できる.
動脈血ガス値の異常から病態が推察できる.

予習

講義資料をもとに動脈血ガスがどのようなものかを確認しておく.(40分)

復習

動脈血ガスの基準値について説明できる.血ガスの異常値から病態がイメージできるように確認する.(50分)

【第7回】
授業内容

呼吸器疾患 各論

個別目標

呼吸器疾患について代表的疾患の病態が理解できる.
代表的な呼吸器疾患の評価・治療法とその選択が理解できる.

予習

講義資料をもとに主要呼吸器疾患の特徴を確認しておく.(40分)

復習

代表的呼吸器疾患について説明できる.病態がイメージできるように確認する.(50分)

【第8回】
授業内容

呼吸管理① 人工呼吸器

個別目標

人工呼吸器の仕組み・モード設定を理解できる.
人工呼吸器のモード・得られたデータから患者の状態を推察できる.

予習

講義資料をもとに人工呼吸がどのようなものか確認しておく.(40分)

復習

人工呼吸のモードとその特徴を確認する.(50分)

【第9回】
授業内容

呼吸管理② 酸素療法

個別目標

酸素療法の基礎と効果が理解できる.
酸素療法の適応と理学療法応用について理解できる.

予習

講義資料をもとに酸素療法がどのようなものか確認しておく.(40分)

復習

酸素療法の方法とその効果を説明できるように確認する.(50分)

【第10回】
授業内容

呼吸リハビリテーションにおける評価 総論

個別目標

呼吸リハビリテーションにおいて,行うべき評価項目が理解できる.
評価結果から得た情報から,臨床推論を行うことが出来る

予習

講義資料をもとに呼吸リハビリテーションにおける評価項目にどのようなものがあるか確認しておく.(40分)

復習

呼吸リハビリテーションにおいて行うべき評価と結果から考えられることを確認する.(50分)

【第11回】
授業内容

呼吸リハビリテーションにおける評価 問診・視診・触診

個別目標

呼吸リハビリテーションにおける問診・視診・触診の方法を知り,実践できる.
得られた情報から,病態を正しく理解できる.

予習

講義資料をもとに問診・視診・触診の方法を確認しておく.(40分)

復習

呼吸リハビリテーションにおいて行うべき評価と結果から考えられることを確認する.(50分)

【第12回】
授業内容

呼吸リハビリテーションにおける評価 聴診・打診

個別目標

呼吸リハビリテーションにおける聴診・打診の方法を知り,実践できる.
体表面ランドマークから長身・打診部位を把握できる.
得られた情報から,病態を正しく理解できる.

予習

講義資料をもとに聴診・打診の方法を確認しておく.(40分)

復習

呼吸リハビリテーションにおいて行うべき評価と結果から考えられることを確認する.(50分)

【第13回】
授業内容

呼吸理学療法① 呼吸介助・呼吸筋トレーニング

個別目標

呼吸リハビリテーションにおける各療法の基礎を知り,実践できる.
各療法の適応・禁忌を理解できる.

予習

講義資料をもとに聴診・打診の方法を確認しておく.(40分)

復習

呼吸リハビリテーションにおいて行うべき評価と結果から考えられることを確認する.(50分)

【第14回】
授業内容

呼吸理学療法② 呼吸法・運動療法

個別目標

呼吸リハビリテーションにおける各療法の基礎を知り,実践できる.
各療法の適応・禁忌を理解できる.

予習

講義資料をもとに聴診・打診の方法を確認しておく.(40分)

復習

呼吸リハビリテーションにおいて行うべき評価と結果から考えられることを確認する.(50分)

【第15回】
授業内容

総括

個別目標

講義全般の総復習

予習

第1回~第14回の内容を確認しておくこと。(90分)

復習
試験実施月日
評価の基準・方法

筆記試験100点とし,100点満点中60点以上を合格とする.
再試験は1回行うものとする.

教科書

Crosslink理学療法学テキスト 内部障害理学療法学 解良武士(メジカルビュー社)

参考書・参考資料

呼吸リハビリテーションの理論と技術(メジカルビュー社)
病気がみえる 呼吸器(メディックメディア)

受講要件

実技を行う際には,KCもしくは動きやすい服装の着用を指定する.

コメント

講義内容について,予習・復習を行い講義に臨むこと.

オフィスアワー

木曜日16:10-17:00