補聴器・人工内耳

cft format=27
授業コードs215079
科目分野専門
科目名補聴器・人工内耳
科目責任者菅谷明子/中川敦子/矢永美穂
実務経験

矢永美穂:児童発達支援センター「岡山かなりや学園」に、言語聴覚士として18年勤務。聴覚障がい乳幼児の聴力検査や療育などを通して得た知識や経験をもとに、補聴器について臨床的な観点から講義をしたい。
菅谷明子:岡山大学病院および岡山かなりや学園にて約10年間難聴の診療に従事しており、小児および成人の難聴の診断、補聴器外来および人工内耳手術を担当している。"

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限
単位数1
時間数15
授業概要

"現在、言語聴覚士のほとんどが成人言語領域や嚥下領域の道に進むことが多い。本講義を通して、言語聴覚士として聴覚分野に関して必要な知識や技術を身につけることはもとより、学生のみなさんには、聴覚分野に興味や関心を持ってもらいたい。また、臨床と結びつけながら講義・演習を行うことで、聞こえにくさや補聴器について正しく理解することができるようにし、学生のみなさんの今後の臨床に役立つような講義としたい。
日本で初めて人工内耳手術が開始されてから20年以上が経つ。機器の管理、調整をしつつ、コミュニケーション、小児に関しては言語面など幅広く言語聴覚士が関与出来る領域である。しかし、現在、聴覚に携わる言語聴覚士は他の領域に比べると非常に限られている。この講義をとおして、人工内耳について理解を深め、多くの学生のみなさんが聴覚分野の臨床にも興味をもっていただきたい。"

一般学習目標 GIO

"補聴器の構造や機能について理解し、フィッティングなど演習を通して臨床的な視点を学び、補聴器に関して言語聴覚士として必要な知識・技能・考え方などの基礎力を身につける。
人工内耳について、適応からマッピング・リハビリテーションまで、おおよその流れと基本的な事項について学び、臨床的な言語聴覚士の役割について理解する。"


授業計画
【第1回】
授業内容

オリエンテーション

個別目標

聞こえにくさについて理解する。補聴器の歴史や岡山県の聴覚障がい乳幼児に対するフォローアップ体制について学ぶ。

予習

「授業内容の範囲に応じて、事前に教科書等を読んでおくこと」 予習90分

復習

「授業内容を教科書や資料をもとに振り返り、自身でよく整理しておくこと」 復習90分

【第2回】
授業内容

難聴の程度・種類・原因、補聴器の種類と特徴について

個別目標

難聴の種類や程度による聞こえ方の違いや、様々な補聴器の特徴と適応について知る。

予習

「授業内容の範囲に応じて、事前に教科書等を読んでおくこと」 予習90分

復習

「授業内容を教科書や資料をもとに振り返り、自身でよく整理しておくこと」 復習90分

【第3回】
授業内容

補聴器の構造と機能について

個別目標

補聴器の構造やデジタル補聴器の様々な機能について学ぶ。

予習

「授業内容の範囲に応じて、事前に教科書等を読んでおくこと」 予習90分

復習

「授業内容を教科書や資料をもとに振り返り、自身でよく整理しておくこと」 復習90分

【第4回】
授業内容

補聴器の特性測定とフィッティングについて

個別目標

補聴器の特性の測定法について学ぶ。補聴器適合検査の指針やフィッティングの考え方について学ぶ。

予習

「授業内容の範囲に応じて、事前に教科書等を読んでおくこと」 予習90分

復習

「授業内容を教科書や資料をもとに振り返り、自身でよく整理しておくこと」 復習90分

【第5回】
授業内容

補聴器購入までの流れや補聴援助システムについて

個別目標

補聴器購入時の具体的な手続きについて学ぶ。補聴援助システムなどについて学ぶ。

予習

「授業内容の範囲に応じて、事前に教科書等を読んでおくこと」 予習90分

復習

「授業内容を教科書や資料をもとに振り返り、自身でよく整理しておくこと」 復習90分

【第6回】
授業内容

人工内耳の手術適応基準、機能と構造について

個別目標

人工内耳を中心に人工聴覚機器の適応基準や、体内装置・体外装置について学ぶ

予習

「授業内容の範囲に応じて、事前に教科書を読んでおくこと」(90分)

復習

「授業内容を教科書や資料をもとに振り返り、自身でよく整理しておくこと」(90分)

【第7回】
授業内容

人工内耳マッピングの実際 (1)

個別目標

診断から音入れまでのプロセスについて、マッピングの手順などについて学ぶ

予習

「授業内容の範囲に応じて、事前に教科書を読んでおくこと」(90分)

復習

「授業内容を教科書や資料をもとに振り返り、自身でよく整理しておくこと」(90分)

【第8回】
授業内容

人工内耳マッピングの実際(2)

個別目標

人工内耳マッピングに関するパラメータとカウンセリングについて学ぶ

予習

「授業内容の範囲に応じて、事前に教科書を読んでおくこと」(90分)

復習

「授業内容を教科書や資料をもとに振り返り、自身でよく整理しておくこと」(90分)

【第9回】
授業内容

人工内耳領域 ミニテスト・解説とまとめ

個別目標

基本的な仕組みやそれに関する用語、概念の理解を確認する。

予習

これまでの授業内容で重要と思われるところを復習、覚えておく。人工内耳分野に相当する国家試験の問題を見直しておく。(90分)

復習

試験の内容について教科書や資料等で確認し、自身で整理しておくこと。(90分)


試験実施月日
評価の基準・方法

補聴器領域提出物と過去問の理解度(60%)、人工内耳領域ミニテスト(40%)の合計100%で評価する

教科書

言語聴覚士のための聴覚障害学  編集 喜多村 健

参考書・参考資料
受講要件
コメント
オフィスアワー