成人聴覚障害

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授業コードs242076
科目分野専門
科目名成人聴覚障害
科目責任者堀田 修
実務経験

神戸市きこえとことばの教室で小児(一部成人)の聴覚障害、言語障害の臨床を22年間担当した。訓練や指導だけでなく、補聴器の選定や調整も行ってきた。また、必要に応じて、医療機関や子ども家庭センター等の関係機関との連携も行った。平成22年より、(社)兵庫県社会福祉事業団にて、地域を対象とした言語・聴覚相談事業を実施している。

配当年次2年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限
単位数1
時間数15
授業概要

成人期の聴覚障害には、青年期から老年期まで幅広い年齢層があり、難聴の発症時期により先天性聴覚障害、中途失聴、加齢性難聴に分けられる。したがって、その影響や問題は、それぞれの置かれている状況やライフステージにより異なる。この講義により、成人聴覚障害者についての概要と援助方法について理解できる。

一般学習目標 GIO

それぞれの時期における難聴の特徴を学習し、対象者のライフステージを基にした援助方法について理解できる。更に聴覚補償機器による情報補償とその評価法、聴取レベルに応じた訓練法やコミュニケーションストラテジーについて理解できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

成人聴覚障害臨床における言語聴覚士の役割(含オリエンテーション)

個別目標

授業の方向性について理解できる。そのうえで、理解の前提となる基礎知識について再確認できる

予習

1年で学習した「聴覚器官の構造・機能・病態」の内容について、教科書やノートを確認しておく(30分)

復習

再確認した内容、今回学習した内容についてのノート整理を行う(60分)

【第2回】
授業内容

対象者のニーズと理解(1)

個別目標

難聴と失聴の違い、発生の頻度、難聴の程度、情報収集、質問紙の使用法等について理解できる

予習

上記に関する領域を教科書で確認しておく(30分)

復習

今回学習した内容についてのノート整理を行う(60分)

【第3回】
授業内容

対象者のニーズと理解(2)

個別目標

ライフステージによるニーズの違い、訓練の留意点、加齢による聴覚障害の特徴等について理解できる

予習

上記に関する領域を教科書で確認しておく(30分)

復習

今回学習した内容についてのノート整理を行う(60分)

【第4回】
授業内容

コミュニケーション手段(1)

個別目標

聴覚的手段(補聴器、人工内耳、聴覚補償機器補助システム)等について理解できる

予習

上記に関する領域を教科書で確認しておく(30分)

復習

今回学習した内容についてのノート整理を行う(60分)

【第5回】
授業内容

コミュニケーション手段(2)

個別目標

視覚的手段(文字、手話、指文字、読話)、触覚的手段(振動補聴器、点字・指点字)等について理解できる

予習

上記に関する領域を教科書で確認しておく(30分)

復習

今回学習した内容についてのノート整理を行う(60分)

【第6回】
授業内容

コミュニケーションの支援(1)

個別目標

聴覚活用(聴覚補償機器の有効活用条件、聴覚活用に影響を及ぼす要因、聴取レベルと内容)等について理解できる

予習

上記に関する領域を教科書で確認しておく(30分)

復習

今回学習した内容についてのノート整理を行う(60分)

【第7回】
授業内容

コミュニケーションの支援(2)

個別目標

読話(読話に影響を及ぼす要因、コミュニケーションパートナーとの練習、読話の訓練)、コミュニケーション方略の利用、補聴支援システム、カウンセリング等について理解できる

予習

上記に関する領域を教科書で確認しておく(30分)

復習

今回学習した内容についてのノート整理を行う(60分)

【第8回】
授業内容

国家試験対策

個別目標

成人聴覚障害の用語について理解し、説明をすることができる

予習

学習した用語について再確認しておく(30分)

復習

取り上げた問題を再度説明し、理解が不充分な部分を確実にする(60分)

【第9回】
授業内容

定期試験

個別目標
予習
復習

理解できていない領域に関して教科書やノートを確認し、再学習する


試験実施月日12月初旬実施予定
評価の基準・方法

授業中の小テスト(30%)、定期試験(70%)として評価する。合格点に達しなかった学生への再試験は、1回実施する

教科書

喜多村健(編著)「言語聴覚士のための聴覚障害学」第1版15刷,医歯薬出版,2021.

参考書・参考資料

城間将江他(編)「標準言語聴覚障害学 聴覚障害学」第3版1刷,医学書院,2021.

受講要件
コメント

おそらく2コマ連続の講義になると思います。これまでの聴覚系科目の復習にもなる内容ですので、国試勉強を進めておくと理解しやすいように思います。講義開始前から、少しずつ進めておいてください。

オフィスアワー

講義の前後に、質問等を受付けます。