耳鼻咽喉科学/形成外科学

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授業コードs261018
科目分野専門基礎
科目名耳鼻咽喉科学/形成外科学
科目責任者古西 隆之
実務経験

耳鼻咽喉科・頭頚部外科領域に関しては、岡山大学病院総合リハビリテーション部にて17年間勤務し、多くの耳鼻科疾患、口腔咽頭癌切除再建患者への介入を経験した。また同時に、口唇口蓋裂患者を対象に合計10年以上の実務を経験している。

配当年次1年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限木曜3限目
単位数1
時間数30
授業概要

耳鼻咽喉科領域は、耳、鼻、喉の解剖と機能、代表的な疾患と診断・治療法、言語聴覚士との関連について講義する。形成外科領域では、対象や手術法、創傷治癒など基礎的な知識と、器質性構音障害の原因疾患となる口唇口蓋裂、口腔・舌・咽頭癌の再建など言語聴覚士の業務と関係が深い領域について講義する。また耳鼻咽喉科学、形成外科学に関する過去の国家試験問題について一緒に解いていく。シラバスの内容は授業の進行具合により変更することがある。

一般学習目標 GIO

各領域において、基礎的な知識を学び、言語聴覚領域における障がいとの関連を理解し、介入についての概要を学習する。


授業計画
【第1回】
授業内容

顔面、口腔、等の発生、および耳科学の構造と機能、聴覚、前庭機能、顔面神経の検査について説明する。

個別目標

口腔顔面、聴覚器の各器官の発生時期や、また聴覚器の構造と機能、検査等について学び説明できるようになる。

予習

教科書のP2-5、P12-28 および前期で学習した聴覚器に関する領域について、またP28-31の耳科学的検査について15分の予習を行う。

復習

聴覚器の構造と機能、検査について授業で習ったことを30分復習を行う。

【第2回】
授業内容

耳科学、聴覚、前庭機能、顔面神経に関する検査、外耳・中耳の疾患についての説明する。

個別目標

耳介、外耳道、中耳の検査、疾患について理解し説明できるようになる。

予習

学習の目標となる検査や疾患について教科書P46 -52 の予習を行う。P31以降の聴覚検査には、基本的には本講義では触れないが、P37 5.耳鳴検査については予習を行う。

復習

前回の解剖と生理を合わせたうえで、耳科学の検査と外耳・中耳の疾患について理解を深める復習を30分行う。

【第3回】
授業内容

耳科学、中耳・内耳、顔面神経の疾患、その他の聴覚障害の疾患について説明する。

個別目標

中耳疾患・顔面神経麻痺、内耳疾患、その他の聴覚障害の疾患について学び説明できるようになる。

予習

学習の目標となる疾患について教科書P52-56、P64-67、P75-76のB、を15分の予習を行う。

復習

解剖と生理を合わせたうえで、中耳疾患、内耳疾患、顔面神経麻痺について理解を深める復習を30分行う。

【第4回】
授業内容

耳科学の疾患および小児・成人聴覚障害の疾患について説明する。

個別目標

内耳、腫瘍性病変、前庭疾患 、遺伝性疾患、めまい・耳鳴りへの対応について理解を深め、説明できるようになる。

予習

学習の目標となる疾患について教科書の前回までの頁とP86-P111 を15分の予習を行う。

復習

解剖と生理を合わせたうえで、内耳疾患、前庭、遺伝性疾患、めまい・耳鳴の疾患・対応について理解を深める復習を30分行う。

【第5回】
授業内容

鼻科学、鼻の構造と検査について説明する。鼻疾患についても若干説明する。

個別目標

鼻、副鼻腔の構造と機能、鼻出血、副鼻腔炎等の鼻疾患について学び説明できるようになる。

予習

教科書P114-126について15分の予習を行う。

復習

解剖と機能を理解する。その上で、鼻出血、副鼻腔炎等の疾患について理解を深める復習を30分行う。

【第6回】
授業内容

鼻科学(鼻疾患)、口腔咽頭学、口腔の構造と機能、検査、疾患について説明する。

個別目標

アレルギー疾患、副鼻腔炎やその他の鼻疾患、および口腔咽頭の構造と機能、検査について学び説明できるようになる。

予習

前回の解剖と機能を理解したうえで教科書P126-132を、またP133-140の口腔機能の構造や検査について15分の予習を行う。

復習

解剖と生理を合わせたうえで、鼻疾患、口腔の構造と機能、検査について理解を深める復習を30分行う。

【第7回】
授業内容

口腔咽頭(疾患)および呼吸器、喉頭の構造と機能、検査について説明する。

個別目標

口腔・咽頭癌などの各疾患、呼吸器、喉頭の構造と機能、検査について学び説明できるようになる。

予習

教科書の前回までの部分とP141-146、P174-184について15分の予習を行う。

復習

解剖と生理を合わせたうえで、口腔咽頭の構造と機能、検査、各疾患について理解を深める復習を30分行う。

【第8回】
授業内容

喉頭(疾患)、気管食道科学、構造と機能、検査等について説明する。

個別目標

喉頭の構造と機能、検査、各種疾患、気管食道の構造と機能について説明できるようになる。

予習

教科書P190-209について疾患だけでなく、音声障害について。さらに、P214-217で気管・食道の解剖について15分の予習を行う。

復習

解剖と生理を合わせたうえで、喉頭の各疾患、気管食道の構造や機能について理解を深める復習を30分行う。

【第9回】
授業内容

気管・食道科学、気管・気管支疾患や気管切開におけるカニューレについて説明する。

個別目標

気管・食道の構造と機能、検査、などの疾患について学び説明できるようになる。

予習

教科書P217-243について15分の予習を行う。

復習

解剖と生理を合わせたうえで、気管食道の疾患や気管切開、カニューレについて理解を深める復習を30分行う。

【第10回】
授業内容

形成外科総論、手法における講義。形成外科の歴史や創傷治癒、組織移植等について説明する。

個別目標

形成外科の歴史や創傷治癒、組織移植等について学び説明できるようになる。

予習

講義スライド等にて15分の予習を行う。

復習

授業で学んだことを30分の復習を行う。

【第11回】
授業内容

前回の続き。外傷や熱傷、頭頸部外科手術、再建術、その他の手法について説明する。

個別目標

外傷や熱傷、頭頸部外科手術、再建術、その他の手法について学び説明できるようになる。

予習

講義スライド等にて15分の予習を行う。

復習

授業で学んだことを30分の復習を行う。

【第12回】
授業内容

口唇口蓋裂の概要について、口唇・口蓋裂の手術と評価、関連する症状について説明する。

個別目標

口唇裂・口蓋裂の基礎知識について学ぶ。病態と機能障害、手術方法について学び説明できるようになる。

予習

講義スライド等にて15分の予習を行う。また耳鼻咽喉科学の教科書の、P165-166機能性構音障害についても予習する。

復習

口唇口蓋裂について授業で学んだこと、特に病態と手術方法を30分の復習を行う。

【第13回】
授業内容

口唇・口蓋裂の治療や言語聴覚士の関わり、口蓋裂を合併する症候群や頭蓋骨縫合早期癒合症など関連疾患について説明する。

個別目標

口唇口蓋裂児・者への治療の流れと、言語聴覚士としての関わり方について理解し、説明できるようになる。また関連疾患について病態を説明できるようになる。

予習

講義スライド等にて15分の予習を行う。

復習

口唇口蓋裂に対する復習を30分で行う。

【第14回】
授業内容

耳鼻咽喉科学・形成外科学領域の国家試験対策、各授業の補足

個別目標

耳鼻咽喉科学・形成外科学領域の補足と国家試験の耳鼻咽喉科学・形成外科学領域の過去問を解き理解する。

予習

第1回から第13回までの授業内容を30分かけて確認する予習を行う。

復習

国家試験の過去問を解き、今後の勉強の目標を立てる作業を15分で行う。

【第15回】
授業内容

単位認定試験・解説とまとめ

個別目標

定期試験内容を振り返り、国家試験の過去問を適切に解答できるようにする。

予習

1回から14回までの授業内容を45分復習する。

復習

試験の内容を振り返り、国家試験に向けて何を勉強していけばよいか対策を立てる。15分間行う。

試験実施月日2027年2月頃
評価の基準・方法

定期試験(100点)にて、60%以上取得により合格とする。再試験は1回のみ行うものとする。状況によっては再試験以降はレポートになることもある。

教科書

田山二朗 編集 言語聴覚士のための基礎知識 耳鼻咽喉科学第3版 医学書院

参考書・参考資料

➀岡崎恵子 加藤正子 編集,口蓋裂の言語臨床 第2版
②大森孝一・永井知代子・深浦順一・渡邉修 編集,言語聴覚士テキスト 第4版

③医療情報科学研究所、病気が見える耳鼻咽喉科

受講要件

特記事項無し

コメント

特記事項無し

オフィスアワー

授業終了後の休憩時間に質問等について対応する。