言語聴覚障害診断学1

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授業コードs262001
科目分野専門
科目名言語聴覚障害診断学1
科目責任者武村 紀裕
実務経験

医療機関での臨床経験を踏まえ、見学実習に必要な知識を講義に随時盛り込む。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限水曜1限目
単位数1
時間数30
授業概要

評価・診断の基本概念について理解する。また、見学実習では、実習指導者の業務全般を見学します。そのため、見学実習に必要とされる臨床の流れ、各職務の概要を理解する必要性があります。また、対象者の見学では、他領域に渡って様々な機能能力障害を見学する機会があります。本講義では、専門的各論を知識を使い、広い観点で対象者の見学及び観察に必要な臨床的知識の講義を行います。

一般学習目標 GIO

評価・診断の基本概念と評価の技法について理解する。
見学実習に必要な臨床の流れを理解する。また、対象者の見学時に必要な観察点や観察項目を理解する。さらに、実習日誌の作成方法の概要を知る。


授業計画
【第1回】
授業内容

言語聴覚療法における評価・診断の基本概念について

個別目標

言語聴覚療法の評価・診断についての目的、求められること、留意点について把握する。

予習

講義資料PDFをPDFを読み、評価・診断の概要を確認する(15分)。

復習

言語聴覚療法における基本的留意事項を把握する(30分)。

【第2回】
授業内容

評価と診断についての考え方(基本的姿勢)

個別目標

評価や診断についての基本的な姿勢(多角的視点)を理解する。

予習

講義資料を一読する(15分)。

復習

評価や診断に必要な多角的な視点について復習する(30分)。

【第3回】
授業内容

言語聴覚障害診断の流れについて。

個別目標

言語聴覚士が行う臨床的流れを理解する。

予習

講義資料の言語聴覚障害診断の流れの例題についてトライしてみる(15分)。

復習

例題について講義内容を振り返り修正を行う(30分)。

【第4回】
授業内容

言語聴覚障害診断の目的について各項目に関連する因子を具体的に考えていく。

個別目標

評価の各目的に対して必要な情報や評価内容を理解する。例として評価の目的に予後予測があるが、予後予測を行うために必要な情報や項目について理解する。

予習

講義資料を観て、言語聴覚障害診断の目的について考える(15分)。

復習

言語聴覚診断の目的や必要な考え方について復習を通じて理解を深める(30分)。

【第5回】
授業内容

情報収集について(情報収集の目的と項目について具体的に把握する)

個別目標

初回時面接・行動観察・基礎情報について各項目を理解する。

予習

講義資料及び教科書P.8-12を観て、情報収集の項目を調べる(30分)。

復習

講義内容及び講義資料から初回時面接や行動観察の具体的項目を理解する(15分)。

【第6回】
授業内容

情報収集についての具体的検討について

個別目標

講義資料の症例について、情報収集に必要な項目を抽出できるようにする。

予習

講義資料の症例問題をみて必要事項を抽出してみる(30分)。

復習

症例問題の復習を行う(15分)。

【第7回】
授業内容

多職種との情報収集について

個別目標

多職種からの情報収集項目を把握する。

予習

講義資料及び教科書P.10を観て、多職種間での必要な情報を考える(30分)。

復習

講義内容及び講義資料から多職種間での情報収集及び提供内容を理解する(15分)。

【第8回】
授業内容

スクリーニング検査項目の概要について

個別目標

言語関連障害に対するスクリーニング検査の方法を理解する。

予習

講義資料を観て、スクリーニング検査の目的、概要を知る(15分)。

復習

スクリーニング検査時の留意事項を振り返る(30分)。

【第9回】
授業内容

各言語聴覚障害関連の症状を踏まえ、スクリーニング検査項目を考えてみる。また、失語症に対する具体的な評価内容を立案する。

個別目標

言語聴覚療法のスクリーニング検査項目の概要の項目をあげることができる。

予習

講義資料及び教科書P.28‐33を読む(15分)。

復習

講義内容を踏まえ、効率的なスクリーニング検査実施に必要な知識を得る(30分)。

【第10回】
授業内容

高次脳機能障害に対するスクリーニング検査からの流れについて

個別目標

高次脳機能障害に対するスクリーニング検査の方法を理解する。

予習

講義資料及び教科書P.34‐39を読み高次脳機能障害の知識の確認とスクリーニング検査の方法の具体的方法を知る(15分)。

復習

講義を通じて、高次脳機能障害に対する評価手順、掘り下げ検査へのまとめなどを振り返る(30分)。

【第11回】
授業内容

運動障害性構音障害、摂食嚥下障害に対するスクリーニング検査からの流れについて

個別目標

運動障害性構音障害、摂食嚥下障害に対するスクリーニング検査の方法を理解する。

予習

講義資料及び教科書P.43‐51を読み運動障害性構音障害、摂食嚥下障害の知識の確認とスクリーニング検査の方法の具体的方法を知る(15分)。

復習

講義を通じて、運動障害性構音障害、摂食嚥下障害に対する評価手順、掘り下げ検査へのまとめなどを振り返る(30分)。

【第12回】
授業内容

ケースノートの作成方法について(1)

個別目標

見学実習でのケースノートの作成方法について理解する(STの関わりと対象者の反応)。

予習

講義資料をみてケースノートの記載方法を確認する(15分)。

復習

講義資料をみて健常者に一部評価を実施し、ケースノートを作成する(30分)。

【第13回】
授業内容

ケースノートの作成方法について(2)

個別目標

見学実習でのケースノートの作成方法について理解する(一部考察)。

予習

講義資料をみてケースノートの記載方法を確認する(15分)。

復習

講義資料をみて健常者に一部評価を実施し、ケースノートを作成する(30分)。

【第14回】
授業内容

ケーススタディ(1)症例査読と要点のプレゼンテーション

個別目標

教科書のケースから評価報告の内容を理解する(失語症もしくは高次脳機能障害関連予定)

予習

あらかじめ指定された教科書のケーススタディを読む(30分)。

復習

ケーススタディから評価・診断に必要な記載項目を理解する(15分)。

【第15回】
授業内容

ケーススタディ(2)症例査読と要点のプレゼンテーション

個別目標

教科書のケースから評価報告の内容を理解する(失語症もしくは高次脳機能障害関連予定)

予習

あらかじめ指定された教科書のケーススタディを読む(30分)。

復習

ケーススタディから評価・診断に必要な記載項目を理解する(15分)。

試験実施月日2月
評価の基準・方法

教科書の参照症例の記述(40点)、ケースノートの作成(50点)、講義内での積極性(10点)合計100点で評価する。合計60未満の場合は、再レポート課題を1回のみ提示する。

教科書

言語聴覚士のための臨床実習テキスト 成人編 建帛社

参考書・参考資料

自信がもてる!リハビリテーション臨床実習:医歯薬出版
明日からの臨床・実習に使える言語聴覚障害診断-成人編-第2版:医学と看護社

受講要件
コメント

本講義は、12月からの臨床実習を見据えた講義内容になります。臨床実習は、各利用者様の情報を知る場面です。職業倫理や個人情報を扱う責任、対応力などの能力や認識を身につけられるように心がけてください。適宜レポートやグループでの検討を実施します。

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