| 授業コード | s262007 |
|---|---|
| 科目分野 | 専門基礎 |
| 科目名 | 呼吸発声発語系の構造、機能、病態 |
| 科目責任者 | 武村 紀裕 |
| 実務経験 | |
| 配当年次 | 2年 |
| 開講期 | 前期 |
| 履修区分 | 必修 |
| 昼間部・夜間部の別 | 昼間部 |
| 授業方法 |
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| 曜日・時限 | 金曜1限 |
| 単位数 | 1 |
| 時間数 | 30 |
| 授業概要 | 発声・発語・嚥下機能の基礎となる呼吸器系の解剖と機能の知識を学ぶ。さらに代表的な呼吸器疾患の病態と言語聴覚領域に影響する項目の紹介を行う。本講義は、摂食嚥下障害や運動障害性構音障害に対する呼吸機能の状態評価や観察力、呼吸リハビリテーションの基本的知識を身につける。また、誤嚥性肺疾患に対するリスクマネジメントを理解して、対応方法の基礎作りを行う。 |
| 一般学習目標 GIO | 発声・発語・嚥下機能に関係する神経及び解剖学的メカニズムを理解する。呼吸に関しては、内呼吸、外呼吸のメカニズム障害などを把握する。また、誤嚥性肺疾患を中心とした呼吸器疾患の症状やモニタリング方法を学ぶ。更に、呼吸リハビリテーションに必要な基礎的知識を習得する。 |
| 授業内容 | 呼吸機能障害に対する言語聴覚士の介入の必要性について |
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| 個別目標 | 呼吸機能障害に対して言語聴覚士が介入する目的やその内容について理解する。 |
| 予習 | P.2~9を観る。また、インターネットから嚥下と呼吸の関係性について調べる(15分)。 |
| 復習 | 呼吸機能障害に対して言語聴覚士が介入する目的やその内容についてレポートにまとめ、提出する(30分)。 |
| 授業内容 | 誤嚥性肺疾患の分類や診断基準について |
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| 個別目標 | 言語聴覚士にとって対象疾患である誤嚥性肺疾患の分類や原因、症状について理解する。また、誤嚥性肺炎の臨床診断基準を確実に把握する。 |
| 予習 | P.10~17を観る。また、インターネットで誤嚥性肺炎の特徴を調べる(15分)。 |
| 復習 | 誤嚥性肺炎の臨床診断基準を振り返り、その内容について小テストを受ける(30分)。 |
| 授業内容 | 呼吸ケアのための基礎知識 呼吸不全について |
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| 個別目標 | 呼吸不全の定義や基準について理解する。また、分類尺度として使用されているBorgスケール、Hugh-JoneやMRCの分類内容を把握する。 |
| 予習 | P.20~21を観る。また、呼吸不全の状態をインターネット等を通じて把握する(15分)。 |
| 復習 | 呼吸不全の状態を復習し、その定義や基準についての内容をまとめ、レポートを提出する(30分)。 |
| 授業内容 | 呼吸器の構造について(胸郭と呼吸筋) |
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| 個別目標 | 胸郭の構造と呼吸筋(吸気筋、呼気筋)の名称と機能について理解する。 |
| 予習 | P.22~27を観る。胸郭の構造と吸気筋、呼気筋の名称を覚える(15分)。 |
| 復習 | 胸郭の構造と吸気筋、呼気筋の名称と機能を覚え、小テストを受ける(30分)。 |
| 授業内容 | 肺機能について(肺気量分画)と換気障害について(拘束性障害、閉塞性障害、混合性障害) |
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| 個別目標 | 肺気量分画を紹介し、各項目の定義、略号、正常値を理解する。また、%肺活量、1秒率、%1秒量の概念を学び、換気障害の分類の知識を得る。 |
| 予習 | P.28〜30を観る。肺気量分画の各項目名と定義を知る(30分)。 |
| 復習 | 肺気量分画の各項目について理解し、小テストを受ける(30分)。 |
| 授業内容 | 肺機能について(換気のしくみ):気流抵抗、拡散、換気と血流比、シャントなど |
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| 個別目標 | 内呼吸による換気のメカニズムを理解する。気流抵抗障害、拡散障害、換気と血流比の障害を伴う状態を把握する。 |
| 予習 | COPD、間質性肺炎、気管支喘息の疾患概念、臨床症状、身体症状、検査所見、治療方法について学ぶ。 |
| 復習 | 気流抵抗、拡散、換気と血流比、シャントについて説明ができるように内容をまとめる(30分)。 |
| 授業内容 | 肺機能について(肺循環と酸素、二酸化炭素の運搬について) |
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| 個別目標 | 酸素運搬と炭酸ガス運搬についてのメカニズムやその病態について理解する。 |
| 予習 | 配布資料(PDF)を観て、肺機能と酸素運搬の方法についての概要を知る(30分)。 |
| 復習 | 酸素運搬と二酸化炭素の運搬方法と運搬障害を伴う病態について理解する(30分)。 |
| 授業内容 | 呼吸器疾患に対する薬物治療、酸素療法について |
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| 個別目標 | 呼吸疾患に対する疾患別の薬物治療の方法とその効果、酸素療法の目的、適応やその効果について理解する。 |
| 予習 | P.38~49を観る。各疾患別の薬物療法の概要と酸素療法の適応について理解する(30分)。 |
| 復習 | 気管支拡張薬の効果と酸素療法の適応、効果、禁忌事項をまとめ理解する(30分) |
| 授業内容 | 呼吸器疾患について(COPD、間質性肺炎、気管支喘息) |
|---|---|
| 個別目標 | COPD、間質性肺炎、気管支喘息の疾患概念、臨床症状、身体症状、検査所見、治療方法について学ぶ。 |
| 予習 | P.50~58を観る。各疾患の疾患概念、臨床症状の概要を知る(30分)。 |
| 復習 | 各疾患の疾患概念、臨床症状、身体所見、検査所見、治療方法、リハビリテーションポイントをまとめる(30分)。 |
| 授業内容 | 呼吸器疾患について(誤嚥性肺疾患、神経筋疾患) |
|---|---|
| 個別目標 | 誤嚥性肺疾患、神経筋疾患の疾患概念、臨床症状、身体症状、検査所見、治療方法について学ぶ。 |
| 予習 | P.50~58を観る。各疾患の疾患概念、臨床症状の概要を知る(30分)。 |
| 復習 | 各疾患の疾患概念、臨床症状、身体所見、検査所見、治療方法、リハビリテーションポイントをまとめる(30分) |
| 授業内容 | 呼吸リハビリテーションについて |
|---|---|
| 個別目標 | 呼吸リハビリテーションの定義、適応、評価方法(視診、触診、聴診)について理解する。 |
| 予習 | P.60~76を観る。呼吸リハビリテーションについて概要を知る(30分)。 |
| 復習 | 呼吸リハビリテーションについて概要を復習する(30分)。 |
| 授業内容 | 呼吸リハビリテーションと評価方法について |
|---|---|
| 個別目標 | 呼吸リハビリテーションの評価方法(視診、触診、聴診)について理解する。 |
| 予習 | P.80~92を観る。呼吸機能の評価方法(視診、触診、聴診)について概要を知る(30分)。 |
| 復習 | 呼吸機能の評価方法(視診、触診、聴診)の方法をまとめ、レポート提出する(30分)。 |
| 授業内容 | 呼吸リハビリテーションの基本手技について(1) |
|---|---|
| 個別目標 | 呼吸機能障害に対するポジショニング方法、呼吸訓練、肺痰法について学ぶ。 |
| 予習 | P.93~106を観る。呼吸リハビリテーションの手技について概要を知る(30分)。 |
| 復習 | 呼吸リハビリテーションの手技について学生同士で振り返りを行い、一部演習練習を行う(30分)。 |
| 授業内容 | 呼吸リハビリテーションの基本手技について(2) |
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| 個別目標 | 呼吸機能障害に対するポジショニング方法、呼吸訓練、肺痰法を演習を通じて更に理解を深める。 |
| 予習 | 呼吸リハビリテーションの手技についての振り返りを行い、円滑な演習が行るように準備する(30分)。 |
| 復習 | 呼吸リハビリテーションの手技について学生同士で振り返りを行い、全項目の演習を行う(30分)。 |
| 授業内容 | 定期試験、定期試験(まとめ)の解説 |
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| 個別目標 | 定期試験、定期試験(まとめ)を通じて症例での呼吸機能障害の評価方法や対応方法を理解する。 |
| 予習 | 小テスト、レポート、配布資料、定期試験の要点を覚える(30分)。 |
| 復習 | 定期試験、定期試験(まとめ)を振り返り、呼吸機能障害の対応方法や運動障害性構音障害の知識に繋げる(30分)。 |
| 試験実施月日 | 8月上旬 |
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| 評価の基準・方法 | 小テスト20点、定期試験80点で、合計100点満点中60点以上を合格とする。再試験は1回行うものとする。 |
| 教科書 | 『言語聴覚士のための呼吸ケアとリハビリテーション』第2版(中山出版) |
| 参考書・参考資料 | |
| 受講要件 | |
| コメント | 摂食嚥下障害や運動障害性構音障害に対する対応では、呼吸器の機能についての理解は重要です。臨床では、呼吸リハビリテーションを行う機会も増えてきています。適宜、演習も通じて理解を深めていきましょう。 |
| オフィスアワー | 原則、火曜日~木曜日の放課後は対応可能です。積極的に疑問点は解決しましょう。 |
