取穴基礎

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授業コードa262115
科目分野専門
科目名取穴基礎
科目責任者北尾天馬、北村圭司
実務経験

2024年にはり師・きゅう師免許を取得する。
2024年から教員養成に進み、同時に鍼灸整骨院に勤務する。2026年から朝日医療大学校で勤務している。
また、附属治療院で一般の患者への施術も行っている。

配当年次2年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別午後コース
授業方法実技
曜日・時限時間割に準ずる
単位数1
時間数30
授業概要

経絡には、臓腑と身体各部および体表を連絡する通路としての役割がある。経絡が組織・器官を連絡することにより、生理物質を全身に運行し、病邪を伝え病態を反映するなどの機能を発揮する。臨床においてはこれらの機能を通じて治療効果を生み出している。
経穴は、経気の集まるところであり、十二経脈および督脈と任脈には、固有の経穴が存在する。経穴には、経絡や関連する臓腑の反応が現れるため、診断点および治療点となり、その位置を正確に取穴できることは臨床上とても大切である。
この科目では経絡経穴の復習をするとともに、取穴に必要な解剖学的知識を再確認するものである。

一般学習目標 GIO

1.督脈、任脈、正経十二経絡に存在する経穴を取穴できる。
2・骨度法を指標に経穴を取穴できる。
3.解剖学用語を使い経穴の位置を説明できる。
4.経穴に関連する動脈、神経を説明できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

手の太陰肺経

個別目標

骨度法を使用して手の太陰肺経の前腕にある経穴を取穴することができる。
上腕二頭筋、腕橈骨筋、長母指外転筋腱、短母指伸筋腱、橈骨茎状突起、舟状骨、橈骨動脈を触知できる。

予習

教科書(P52~53)を読み、手の太陰肺経の流注を確認する。
教科書(P54~59)を使用し、手の太陰肺経の経穴の位置を覚える。

復習

手の太陰肺経の経穴位置を再度確認する。

【第2回】
授業内容

手の陽明大腸経

個別目標

骨度法を使用して手の陽明大腸経の前腕にある経穴を取穴することができる。
前腕伸筋群が触知できる。

予習

教科書(P60~61)を読み、手の陽明大腸経の流注を確認する。
教科書(P62~71)を使用し、手の陽明大腸経の経穴の位置を覚える。

復習

手の陽明大腸経の経穴位置を再度確認する。

【第3回】
授業内容

足の陽明胃経

個別目標

骨度法を使用して足の陽明胃経の下腿にある経穴を取穴することができる。
前脛骨筋、長趾伸筋腱、長母趾伸筋腱、膝蓋骨、膝蓋靱帯、脛骨粗面、腓骨頭を触知できる。

予習

教科書(P72~73)を読み、足の陽明胃経の流注を確認する。
教科書(P74~91)を使用し、足の陽明胃経の経穴の位置を覚える。

復習

足の陽明胃経の経穴位置を再度確認する。

【第4回】
授業内容

足の太陰脾経

個別目標

骨度法を使用して足の太陰脾経の下腿にある経穴を取穴することができる。
内果尖、膝蓋骨、舟状骨粗面を触知できる。

予習

教科書(P92~93)を読み、足の太陰脾経の流注を確認する。
教科書(P94~103)を使用し、足の太陰脾経の経穴の位置を覚える。

復習

足の太陰脾経の経穴位置を再度確認する。

【第5回】
授業内容

手の少陰心経

個別目標

骨度法を使用して手の少陰心経の前腕にある経穴を取穴することができる。
尺側手根屈筋腱、上腕骨内側上顆、尺骨頭、豆状骨を触知できる。

予習

教科書(P104~105)を読み、手の少陰心経の流注を確認する。
教科書(P106~109)を使用し、手の少陰心経の経穴の位置を覚える。

復習

手の少陰心経の経穴位置を再度確認する。

【第6回】
授業内容

手の太陽小腸経

個別目標

骨度法を使用して手の太陽小腸経の前腕にある経穴を取穴することができる。
尺側手根伸筋腱、上腕骨内側上顆、肘頭、尺骨頭を触知できる。

予習

教科書(P110~111)を読み、手の太陽小腸経の流注を確認する。
教科書(P112~119)を使用し、手の太陽小腸経の経穴の位置を覚える。

復習

手の太陽小腸経の経穴位置を再度確認する。

【第7回】
授業内容

足の太陽膀胱経①

個別目標

骨度法を使用して足の太陽膀胱経の下腿にある経穴を取穴することができる。
膝窩動脈、脛骨神経、腓腹筋、アキレス腱、外果尖、踵骨隆起、立方骨を触知できる。

予習

教科書(P120~121)を読み、足の太陽膀胱経の流注を確認する。
教科書(P123~149)を使用し、足の太陽膀胱経の経穴の位置を覚える。

復習

足の太陽膀胱経の経穴位置を再度確認する。

【第8回】
授業内容

足の太陽膀胱経②

個別目標

骨度法を使用して足の太陽膀胱経の下腿にある経穴を取穴することができる。
足太陽膀胱経の経穴を暗唱できる。

予習

教科書(P120~121)を読み、足の太陽膀胱経の流注を確認する。
教科書(P123~149)を使用し、足の太陽膀胱経の経穴の位置を覚える。

復習

足の太陽膀胱経の経穴位置を再度確認する。

【第9回】
授業内容

足の少陰腎経

個別目標

骨度法を使用して足の少陰腎経の下腿にある経穴を取穴することができる。
舟状骨粗面、内果尖、アキレス腱、踵骨隆起、ヒラメ筋を触知できる。

予習

教科書(P150~151)を読み、足の少陰腎経の流注を確認する。
教科書(P152~163)を使用し、足の少陰腎経の経穴の位置を覚える。

復習

足の少陰腎経の経穴位置を再度確認する。

【第10回】
授業内容

手の厥陰心包経

個別目標

骨度法を使用して手の厥陰心包経の前腕にある経穴を取穴することができる。
長掌筋腱、上腕動脈、橈側手根屈筋腱、上腕二頭筋腱を触知できる。

予習

教科書(P164~165)を読み、手の少陰心経・手の厥陰心包経の流注を確認する。
教科書(P166~169)を使用し、手の厥陰心包経の経穴の位置を覚える。

復習

手の厥陰心包経の経穴位置を再度確認する。

【第11回】
授業内容

手の少陽三焦経

個別目標

骨度法を使用して手の少陽三焦経の前腕にある経穴を取穴することができる。
総指伸筋腱、尺側手根伸筋、小指伸筋腱、肘頭を触知できる。

予習

教科書(P170~171)を読み、手の少陽三焦経の流注を確認する。
教科書(P172~181)を使用し、手の少陽三焦経の経穴の位置を覚える。

復習

手の少陽三焦経の経穴位置を再度確認する。

【第12回】
授業内容

足の少陽胆経

個別目標

骨度法を使用して足の少陽胆経の下腿にある穴を取穴することができる。
大腿二頭筋腱、腸脛靱帯、腓骨頭、大腿骨外側上顆、長腓骨筋腱を触知できる。

予習

教科書(P182~183)を読み、足の少陽胆経の流注を確認する。
教科書(P184~201)を使用し、足の少陽胆経の経穴の位置を覚える。

復習

足の少陽胆経の経穴位置を再度確認する。

【第13回】
授業内容

足の厥陰肝経

個別目標

骨度法を使用して足の厥陰肝経の下腿にある経穴を取穴することができる。
足背動脈、前脛骨筋健、半腱・半膜様筋腱を触知できる。

予習

教科書(P202~203)を読み、足の厥陰肝経の流注を確認する。
教科書(P204~209)を使用し、足の厥陰肝経の経穴の位置を覚える。

復習

足の厥陰肝経の経穴位置を再度確認する。

【第14回】
授業内容

まとめと復習

個別目標

経穴に関する問題を解くことができる。

予習

経穴名と関連する動脈・神経を理解する。

復習

取穴に関する国家試験問題を解くことができる。

【第15回】
授業内容

督脈

個別目標

督脈の経穴を取穴することができる。
腸骨稜、腰椎棘突起、胸椎棘突起、第7頚椎棘突起、肩甲骨下角、肩甲棘内端を触知できる。

予習

教科書(P26~27)を読み、督脈の流注を確認する。
教科書(P28~39)を使用し、督脈の経穴の位置を覚える。

復習

督脈の経穴位置を再度確認し、Moodleの復習テストを解く。

試験実施月日試験期間時間割に準ずる
評価の基準・方法

授業中の口頭試問(10%)、期末試験(90%)により評価する。

教科書

授業中の口頭試問(10%)、期末試験(90%)により評価する。

参考書・参考資料
受講要件

特になし

コメント

1年次に学習した経絡経穴概論Ⅰ・Ⅱの知識が必要になります。授業前にしっかりと予習(復習)してください。

オフィスアワー

授業終了後10分間教室、学習棟1階にて、それ以外での曜日、時間帯でもMoodleにて常時対応します。Kitao.t@asahi.ac.jpへメールしアポイントを入れることで対応可能です。