言語学1

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授業コードs261025
科目分野専門基礎
科目名言語学1
科目責任者辻 星児
実務経験
配当年次1年  
開講期後期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限火曜3限目
単位数1
時間数30
授業概要

言語聴覚士として必要な言語学についての基礎的な知識と方法を学びます。           言語学1では、主に言語の機能と特質、形態論、品詞および格について概説していきます。     <授業計画は進度に応じて順序・内容の変更がありうる>

一般学習目標 GIO

言語学の専門用語が正しく理解できるとともに、言葉を客観的に捉える目を養い、日本語の仕組みが理解できる。


授業計画
【第1回】
授業内容

言語とは:言語の優劣、共通性と個性、言語学の見方;言語の機能

個別目標

世界の言語についての客観的な知識、見方を知ることができる。

予習

シラバスを見て、言語学でどんなことを学ぶかを知り、また授業資料を読み30分以上の予習をする。

復習

授業資料を読み、言語学の見方、言語の機能などについて30分以上復習する。次回小テストに備える。

【第2回】
授業内容

小テストとその解説;言語の機能:認識の機能、詩的機能、感情的機能;記号とは

個別目標

言語には情報伝達以外、さまざまな機能があること、記号の二面性を知ることができる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。授業資料などを読んで、「言語相対論(サピア・ウォーフの仮説)」、「記号」等について調べて、30分以上予習する。

復習

小テストを見直す。言語機能、記号に関する授業内容を確認しつつ30分以上復習する。次回小テストに備える。

【第3回】
授業内容

小テストとその解説;記号の恣意性、ラングとパロール

個別目標

記号の恣意性と言葉がもつ二面性について知ることができる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。授業資料などを読んで、「(言語記号の)恣意性」、「ラング」について調べて、30分以上予習する。

復習

小テストの見直しをする。恣意性とラング等についての授業内容を確認しつつ30分以上復習する。次回小テストに備える。

【第4回】
授業内容

小テストとその解説;統合関係と系列関係、二重分節

個別目標

言葉がつくる二つの関係、言葉がもつ無限の生産性を知ることができる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。授業資料などを読んで「統合関係」と「系列関係」、「二重分節」について調べて、30分以上予習する。

復習

小テストを見直す。言葉の持つ2関係と二重分節に関する授業内容を確認しつつ30分以上復習する。小テストに備える。

【第5回】
授業内容

小テストとその解説;言語学の分野;形態論と形態素

個別目標

言語学の中心分野はどんなものか、また、これから勉強する形態論とは何かを知ることができる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。授業資料などを読んで、「言語学の分野」、「形態論」について調べ、30分以上予習する。

復習

小テストを見直す。言語学の分野、形態素等に関する授業内容を確認しつつ30分以上復習する。次回小テストに備える。

【第6回】
授業内容

小テストとその解説;形態素と異形態、形態音韻論、形態素の種類

個別目標

形態素とは何か、異形態のまとめ方とその交替について知ることができる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。授業資料などを読んで、「形態素」「異形態」と「形態音韻論」について調べ、30分以上予習する。

復習

小テストを見直す.異形態、形態音韻論などに関して授業内容を確認しつつ30分以上復習する。

【第7回】
授業内容

小テストとその解説; 派生と複合、複合語の品詞と語形成、

個別目標

実例をとおして、接辞、派生の意味とプロセスを知ることができる。複合したとき全体の品詞はどうなるかが理解できる。

予習

授業資料などを読んで、「派生」と「複合」について調べ、30分以上予習する。

復習

派生と複合、複合語の品詞、語形成などに関し授業内容を確認する。初回から今回までの授業内容をしっかり確認し中間試験に備える。あわせて1時間以上復習する。

【第8回】
授業内容

中間試験;言語類型論  (中間試験については進度の関係で9回以降に変更することがある) 

個別目標

中間試験によってこれまでの理解の程度を知ることができる。言語類型論とは何を扱う分野かを知ることができる。

予習

初回から7回目までの授業内容をしっかり確認し中間試験に備える。授業資料などを読んで、「言語類型論」について調べる。合わせて1時間以上予習する。

復習

中間試験を見直す。言語類型論について授業内容を確認し30分以上復習する。小テストに備える。

【第9回】
授業内容

小テスト;日本語の品詞と動詞の活用

個別目標

日本語の品詞分類の原理、動詞の活用の見分け方を知ることができる。

予習

前回の授業内容を確認し小テストに備える。授業資料などを読んで、「品詞」と「(日本語の)動詞の活用」(五段、一段)について、30分以上予習する。

復習

小テストの見直し。品詞と活用に関し授業内容を確認しつつ30分以上復習する。次回小テストに備える。

【第10回】
授業内容

小テストとその解説;動詞の音便形;形容詞、形容動詞、助動詞の形態、助動詞の異形態 

個別目標

3種の音便形、形容詞と形容動詞の見わけかた、動詞の活用と関連する異形態を知ることができる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。授業資料などを読んで、「音便形」、(日本語の)「形容詞」、「形容動詞」について30分以上予習する。

復習

音便形、形容(動)詞に関し授業内容を確認しつつ30分以上復習する。小テストに備える。

【第11回】
授業内容

小テストとその解説;可能表現の用法;動詞・形容詞の分類

個別目標

可能表現の諸用法の中での「ら抜き」の真の意味を知ることができる。動詞、形容詞の文法的意味分類が分かる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。既習の「異形態」を確認する。授業資料などを読んで、「ら抜き」(見れる)、「状態動詞:動態動詞」「意志動詞:無意志動詞」「自動詞と他動詞」などについて30分以上予習する。

復習

小テストを見直す。異形態や可能表現や動詞形容詞の分類に関し授業内容を確認しつつ30分以上復習する。次回小テストに備える。

【第12回】
授業内容

小テストとその解説;名詞;代名詞、指示詞の分類

個別目標

体言の種類と指示詞の体系と用法などについて知ることができる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。授業資料などを読んで、「形式名詞」「数量名詞」、[コソア(ド)言葉」、「照応」「直示」について30分以上予習する。次回小テストに備える。

復習

小テストを見直す。名詞の種類、指示詞の用法等に関する授業内容を確認し30分以上復習する。次回小テストに備える。

【第13回】
授業内容

小テストとその解説;副詞と助詞の種類、「格」とは;格助詞の種類、表層格と意味役割            

個別目標

3種の副詞の違い、「格」の意味とその機能、また表層格と意味役割の違いを学ぶことができる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。授業資料などを読んで、「格」「格助詞」について30分以上予習する。

復習

小テストを見直す;格助詞等に関して授業内容を確認しつつ30分以上復習する。次回小テストに備える。

【第14回】
授業内容

小テストとその解説;提題助詞について、国家試験対策(進度によって変更あり)

個別目標

「は」の働きについて知ることができる。過去問を解き、解説を受けることで国試への対応ができるようになる。

予習

前回の内容を確認し小テストに備える。授業資料等を読んで「は」の働きについて30分以上予習する。

復習

小テストを見直す。授業内容を確認し30分以上復習する。期末テストに備える。

【第15回】
授業内容

期末試験;試験の解説

個別目標

授業内容に関し自己の問題点を知ることができる。

予習

中間試験以後の授業内容および小テストを確認し期末試験に備え1時間以上勉強をする。

復習

試験の解説によって間違った部分を確認し、授業資料やノートを参照しつつ30分以上復習する。

試験実施月日2月実施予定
評価の基準・方法

定期試験84%(中間42%、期末42%)、平常点(小テスト)16%とし、100%中60%以上を合格とする。 なお定期試験(中間、期末それぞれ)6割以上の点数をとること。再・追試験は1回行うものとする。

教科書

授業資料を事前に掲示

参考書・参考資料

"『言語学入門』(三省堂)、
『明解言語学辞典』(三省堂)、『言語学大辞典』(三省堂)"

受講要件

特になし

コメント

言語学は、確実な積み重ねで進みます。上記授業計画に毎回記載された事項をよく読んで計画的な学習を⾏ってください。毎回、復習予習を欠かさず、とくに重要語句は確実に理解しておいてください。復習には、授業資料、自分のノートを参照し、予習には、授業資料や参考書(上記、その他言語学概説書、百科事典等)などを利用して、新出の用語や意味を調べてください。なお、毎回、復習のための小テストを行います。また、授業形態の変化その他に伴い、課題などが課されることがあります。

オフィスアワー

授業内容に関する質問は、授業終了後、教室にて面談して対応します。