| 授業コード | s262017 |
|---|---|
| 科目分野 | 専門 |
| 科目名 | 高次脳機能障害1 |
| 科目責任者 | 中西 幸生 |
| 実務経験 | 主に回復期リハビリテーション病院にて言語聴覚士として実際の高次脳機能障害の患者に対しその評価とリハビリテーションを行ってきました。この講義では高次脳機能障害の基礎のみならず、実際の臨床に必要な知識も学修して頂きます。 |
| 配当年次 | 2年 |
| 開講期 | 前期 |
| 履修区分 | 必修 |
| 昼間部・夜間部の別 | 昼間部 |
| 授業方法 | 講義 |
| 曜日・時限 | |
| 単位数 | 1 |
| 時間数 | 30 |
| 授業概要 | 高次脳機能障害総論(医学的、行政的)の紹介。高次脳機能障害を診断する上で必要な画像所見の基礎知識、意識障害の見方、神経心理学的検査の判定についての考えかたを知る。高次脳機能障害の各論として失語・失行・失認や、行為・行動の抑制障害、半側空間無視なども含めて学ぶ。 |
| 一般学習目標 GIO | 高次脳機能障害の概論を理解する。画像所見診断に必要な脳局在名、CT・MRIなどの特徴を把握する。高次脳機能障害の各論として失語・失読・失書、さまざまなモダリティにおける失認、行為の障害として失行、無視症候群の半側空間無視について定義や症状、病巣その発声メカニズム、検査方法、リハビリテーション方法を理解する。 |
| 授業内容 | 高次脳機能障害総論 |
|---|---|
| 個別目標 | 高次脳機能障害とはなにか、医学的、行政的に説明することができるようになる。高次脳機能障害を診るための観点を説明することができる。高次脳機能障害の検査について知ることができる。 |
| 予習 | 高次脳機能障害という用語について教科書やインターネットで調べる。(15分) |
| 復習 | 高次脳機能障害の定義を医学的、行政的にまとめる。高次脳機能障害を診るための観点を列挙して覚える。高次脳機能障害の種類を列挙して覚える。(30分) |
| 授業内容 | 脳の側性化と高次脳機能障害、高次脳機能障害の画像診断 |
|---|---|
| 個別目標 | 高次脳機能障害の種類を全て列挙することができる。それぞれの病巣と脳の側性化と合わせて説明することができる。 |
| 予習 | 側性化について調べ、重要なキーワードを列挙する。(15分) |
| 復習 | 課題資料を利用して、高次脳機能の局在を埋める。(30分) |
| 授業内容 | 失語、失読と失書 |
|---|---|
| 個別目標 | 失語症の定義を説明することができる。失読と失書の種類について、その特徴を含め説明することができる。 |
| 予習 | 各失語症の特徴を再学習し重要な項目を抽出する。(15分) |
| 復習 | 失読と失書の分類について、定義と症状、病巣と合わせて説明ができるようにまとめる。(30分) |
| 授業内容 | 視覚性失認 |
|---|---|
| 個別目標 | 2つの古典的な視覚性失認の分類について特徴を説明することができる。統合型視覚性失認、視覚性失語について説明することができる。 |
| 予習 | 視覚性失認の種類について把握する。(15分) |
| 復習 | 視覚性失認の分類表を把握し覚える。(30分) |
| 授業内容 | 視覚性失認の検査、病巣・頻度、視覚認知過程 |
|---|---|
| 個別目標 | 視覚性失認を評価するための方法として、検査やその項目を述べることができる。視覚性認知の情報処理過程を理解する。 |
| 予習 | 前回の配布資料と教科書範囲を再確認する。(15分) |
| 復習 | 視覚性失認の全ての分類についてまとめ説明できるようにする。視覚の情報処理過程を把握する。(30分) |
| 授業内容 | 相貌失認、地誌的見当識障害、その他モダリティにおける失認 |
|---|---|
| 個別目標 | 相貌失認、地誌的見当識障害(街並失認、道順障害)、聴覚失認、触覚失認についてその特徴を説明することができる。 |
| 予習 | 相貌失認や地誌的見当識障害がなにか把握する。(15分) |
| 復習 | 相貌失認について定義、症状をまとめる。地誌的見当識障害の定義、分類、症状をまとめる。(30分) |
| 授業内容 | 失行 |
|---|---|
| 個別目標 | 失行の定義を説明することができる。3つな古典的な失行の分類について特徴を説明することができる。失行の確認方法を述べることができる。 |
| 予習 | 失行の概念や定義を確認する。(15分) |
| 復習 | 失行の定義をまとめ覚える。失行を3つに分類しその特徴を覚える。(30分) |
| 授業内容 | 失行の診断と分類、行為の種類と失行の分類、病巣、メカニズム |
|---|---|
| 個別目標 | 新しい失行の行為の種類による分類を説明することができる。 |
| 予習 | 前回の配布資料と教科書範囲を再確認する。(15分) |
| 復習 | 失行の発生メカニズムについて、その種類が述べられるようまとめる。(30分) |
| 授業内容 | 口腔顔面失行、複数物品の系列的操作の障害、着衣失行、把握現象 |
|---|---|
| 個別目標 | 各種失行の定義について説明することができる。各種失行の評価方法について述べられることができる。 |
| 予習 | 教科書の口腔顔面失行、複数物品の系列的操作の障害、着衣失行、把握現象の領域を一読する。(15分) |
| 復習 | 口腔顔面失行、複数物品の系列的操作の障害、着衣失行、把握現象それぞれの定義と症状、病巣についてまとめる。(30分) |
| 授業内容 | 行為・行動の抑制障害、高次の運動の障害 |
|---|---|
| 個別目標 | 失行の上位カテゴリーである行為・行動障害について把握する。失行以外の行為・行動障害の種類を述べ説明することができる。 |
| 予習 | 教科書の行為障害の領域を一読する。(15分) |
| 復習 | alien hand、使用行動と模倣行動、運動無視、運動維持困難について説明できるようまとめる。(30分) |
| 授業内容 | 半側空間無視 |
|---|---|
| 個別目標 | 半側空間無視の定義を説明することができる。半側空間無視の症状を述べることができる。半側空間無視の発現メカニズムの仮説について述べることができる。 |
| 予習 | 半側空間無視の定義を確認する。(15分) |
| 復習 | 半側空間無視の定義を覚える。症状について述べられるようにまとめる。(30分) |
| 授業内容 | 半側空間無視の評価・検査、病巣、リハビリテーション |
|---|---|
| 個別目標 | 半側空間無視の鑑別診断する方法について理解する。リハビリテーション手法について理解する。 |
| 予習 | 前回の配布資料と教科書範囲を再確認する。(15分) |
| 復習 | 半側空間無視の評価方法について再確認する。(30分) |
| 授業内容 | 無視症候群としての半側空間無視 |
|---|---|
| 個別目標 | 半側空間無視以外の無視症候群について把握する。 |
| 予習 | 右半球損傷における半側空間無視とそのた随伴症状について調べる。(15分) |
| 復習 | 半側空間無視と身体失認について述べられるようにまとめる。(30分) |
| 授業内容 | 国家試験対策 |
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| 個別目標 | |
| 予習 | 事前に提示された国試問題を解答する。(45分) |
| 復習 |
| 授業内容 | 定期試験とまとめ |
|---|---|
| 個別目標 | 高次脳機能障害の範囲について国家試験問題が解答できるようになる。 |
| 予習 | |
| 復習 | 定期試験で解けなかった問題や理解不十分な範囲について資料を読み再学習する。(45分) |
| 試験実施月日 | 8月上旬実施予定 |
|---|---|
| 評価の基準・方法 | 小レポートや小テスト(20%)と定期試験(80%)を行い、合わせて100点満点として評価する |
| 教科書 | 『高次脳機能障害学 第3版』(医歯薬出版株式会社) |
| 参考書・参考資料 | 随時資料を配布 |
| 受講要件 | |
| コメント | |
| オフィスアワー | 月曜日~金曜日(16:20~17:20)、水曜日(16:20~19:30) |
