| 授業コード | s262018 |
|---|---|
| 科目分野 | 専門 |
| 科目名 | 高次脳機能障害2 |
| 科目責任者 | 中西 幸生 |
| 実務経験 | 主に回復期リハビリテーション病院にて言語聴覚士として実際の高次脳機能障害の患者に対しリハビリテーションを行ってきた。この講義では高次脳機能障害の基礎のみならず、実際の臨床に必要な知識も学修して頂きます。 |
| 配当年次 | 2年 |
| 開講期 | 後期 |
| 履修区分 | 必修 |
| 昼間部・夜間部の別 | 昼間部 |
| 授業方法 | 講義 |
| 曜日・時限 | |
| 単位数 | 1 |
| 時間数 | 30 |
| 授業概要 | 成人領域の臨床現場では、脳損傷により高次脳機能障害を呈した患者が多く存在する。高次脳機能障害には多種多様な様態や症状が存在し、広い知識が必要となる。言語聴覚士はこの多様性ある高次脳機能障害に対応できる能力を身に着ける必要がある。この講義の目標は各種高次脳機能障害を知り把握すること、評価するための方法を知ること、リハビリテーションの計画立案や実施方法を検討することである。高次脳機能障害1とともに高次脳機能障害の基礎を学修範囲とし、主に注意障害、記憶障害、遂行機能障害、前頭葉機能障害を扱う。さらに高次脳機能障害演習や臨床実習に対応できる能力を目指すものとする。 |
| 一般学習目標 GIO | 各種高次脳機能障害(注意障害、記憶障害、遂行機能障害、前頭葉機能障害)の定義が説明できる。各高次脳機能障害の症状が説明できる。各高次脳機能障害の発生メカニズムが説明できる。各高次脳機能障害の評価・対応ができるようになる。認知症やせん妄の定義・病型が説明できる。 |
| 授業内容 | 高次脳機能障害の総論 |
|---|---|
| 個別目標 | 高次脳機能障害1で学習した種々の高次脳機能障害について再確認する。 |
| 予習 | 高次脳機能障害1の資料を再確認し、高次脳機能障害を列挙できるよう再学習する。(45分) |
| 復習 |
| 授業内容 | 注意と注意障害について |
|---|---|
| 個別目標 | 注意障害の定義や症状について理解する。 |
| 予習 | 注意障害の教科書範囲を一読し、注意の諸側面を理解する。(15分) |
| 復習 | 注意の3つのコンポーネントを分類し説明できるようにまとめる。(30分) |
| 授業内容 | 臨床的な注意検査、ワーキングメモリ |
|---|---|
| 個別目標 | 注意障害の評価方法について理解する。注意機能の拡大的な解釈について理解する。 |
| 予習 | ワーキングメモリについて調べる。(15分) |
| 復習 | 注意障害の評価方法について説明できるようまとめる。(30分) |
| 授業内容 | 記憶と記憶障害について(記憶の分類) |
|---|---|
| 個別目標 | 記憶のメカニズム、言語性記憶と非言語性記憶、時間的側面からみた分類について理解する。 |
| 予習 | 記憶障害の教科書範囲を一読する(15分)。 |
| 復習 | 記憶障害の定義や分類についてまとめ、説明できるように準備する(30分)。 |
| 授業内容 | 記憶と記憶障害について(臨床的な健忘の病巣と症状) |
|---|---|
| 個別目標 | Papezの記憶回路を理解し、各器質的脳疾患ごとの記憶障害の症状について理解する。 |
| 予習 | 前回の資料を一読する。(15分) |
| 復習 | Papez回路について描画し、記憶の神経回路の流れについて説明できるようにする。記憶障害の評価方法と訓練方法についてまとめる(30分)。 |
| 授業内容 | 遂行機能障害や前頭葉機能障害について |
|---|---|
| 個別目標 | 遂行機能について前頭葉機能と併せて理解する。また、前頭葉機能評価の方法を把握する。 |
| 予習 | 遂行機能障害の教科書範囲を一読する(15分)。 |
| 復習 | 遂行機能障害と前頭葉機能障害の定義についてまとめる(30分)。 |
| 授業内容 | 遂行機能障害や前頭葉機能障害について |
|---|---|
| 個別目標 | 遂行機能について前頭葉機能と併せて理解する。また、前頭葉機能評価の方法を把握する。 |
| 予習 | 遂行機能障害の教科書範囲を一読する(15分)。 |
| 復習 | 遂行機能障害と前頭葉機能障害の定義についてまとめる(30分)。 |
| 授業内容 | 認知症の概要について |
|---|---|
| 個別目標 | 認知症の定義、DSMとICDの理解、問診及びスクリーニング検査について理解する。 |
| 予習 | 認知症の教科書範囲を一読する(15分)。 |
| 復習 | 認知症の定義についてまとめる。認知症の評価方法についてまとめ、ペアになり実施する(30分)。 |
| 授業内容 | 認知症の病型について |
|---|---|
| 個別目標 | アルツハイマー型認知症、前頭側頭葉型認知症、レビー小体型認知症、脳血管性認知症の症候学的特徴を理解する。 |
| 予習 | 前回の資料を一読する。(15分) |
| 復習 | 各種認知症の分類について表にまとめ、説明できるようになる(30分)。 |
| 授業内容 | せん妄症状について |
|---|---|
| 個別目標 | せん妄の定義、診断基準、臨床症状、危険因子について理解する。また、対応と薬剤を含めた治療方法について把握する。 |
| 予習 | せん妄の教科書範囲を一読する(15分)。 |
| 復習 | せん妄の定義についてまとめ、認知症や意識障害や高次脳機能障害との相違を説明できるようになる(30分)。 |
| 授業内容 | 外傷性脳損傷による高次脳機能障害 |
|---|---|
| 個別目標 | 外傷性脳損傷による高次脳機能障害、特に前頭葉機能障害を中心にその評価方法も含めて理解する。 |
| 予習 | 外傷性脳損傷による高次脳機能障害の教科書範囲を一読する(15分)。 |
| 復習 | 外傷性損傷による高次脳機能障害についてその特徴をまとめる(30分)。 |
| 授業内容 | 右半球損傷による高次脳機能障害、その他高次脳機能障害 |
|---|---|
| 個別目標 | 右半球損傷による高次脳機能障害として、コミュニケーション障害、半側空間無視、身体失認などを含めて理解する。 |
| 予習 | 右半球損傷による高次脳機能障害の教科書範囲を一読する(15分)。 |
| 復習 | 右半球損傷による高次脳機能障害についてその特徴をまとめる(30分)。 |
| 授業内容 | 症例呈示 |
|---|---|
| 個別目標 | 高次脳機能障害の症例を通じて臨床的流れを理解する。 |
| 予習 | 事前に提示された症例について考察を行う(15分)。 |
| 復習 | 症例に対するリハビリテーションの流れと評価・訓練方法についてレポートにまとめる(30分) |
| 授業内容 | 国家試験対策 |
|---|---|
| 個別目標 | 高次脳機能障害の範囲について国家試験問題が解答できるようになる。 |
| 予習 | 事前に提示された国試問題を解答する。(45分) |
| 復習 |
| 授業内容 | 定期試験と試験解説 |
|---|---|
| 個別目標 | |
| 予習 | |
| 復習 | 定期試験で解けなかった問題や理解不十分な範囲について資料を読み再学習する。(45分) |
| 試験実施月日 | 2月中旬予定 |
|---|---|
| 評価の基準・方法 | 小レポートや小テスト(20%)と定期試験(80%)を行い、合わせて100点満点として評価する。 |
| 教科書 | 『高次脳機能障害学 第3版』(医歯薬出版株式会社) |
| 参考書・参考資料 | 随時資料を配布 |
| 受講要件 | |
| コメント | |
| オフィスアワー | 月曜日~金曜日(16:20~17:20)、水曜日(16:20~19:30) |
