小児構音障害2

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授業コードs262023
科目分野専門
科目名小児構音障害2
科目責任者深水峰子/宮澤秀行
実務経験

医療機関等の臨床経験を活かし、小児の構音障害について講義を行う。

配当年次2年  
開講期前期
履修区分必修
昼間部・夜間部の別昼間部
授業方法講義
曜日・時限金曜3限/月曜4限
単位数1
時間数30
授業概要

この講義では、小児発声発語障害に分類させる先天性の構音器官の形態異常が原因となって発生する器質性構音障害、吃音や早口症などの流暢性障害を中心に扱う。
今年度は、先にシラバス第9~16回の内容を行い、その後シラバス第1~8回の内容を行う。

一般学習目標 GIO

①「器質性構音障害」と言っても種々の原因があり、さらに個々の患者の有するその部位の残存機能や全身的問題、環境も異なる。したがってそれらの事柄を把握して構音障害の問題を評価し治療目標・治療法等を考えて臨床に当たれるよう広い知識の習得を目標にして欲しい。
②流暢性障害のDSMやICDにおける定義、原因論、評価方法、訓練方法などについて理解することを目標とする。


授業計画
【第1回】
授業内容

口唇裂・口蓋裂1

個別目標

口唇裂・口蓋裂に伴う問題点について理解する。

予習

口蓋裂の発生について振り返る(1年次 耳鼻咽喉科学/形成外科学)。(30分)

復習

授業で学んだ内容をノートなどに整理する。(15分)

【第2回】
授業内容

口唇裂・口蓋裂2

個別目標

口唇裂・口蓋裂の医学的治療、言語聴覚士の役割、チームアプローチについて理解する。

予習

教科書pp153-174を読む。(20分)

復習

授業で学んだ内容をノートなどに整理する。(25分)

【第3回】
授業内容

口唇裂・口蓋裂の発達段階ごとの言語管理・治療

個別目標

乳児期(口蓋形成術前)、幼児期(口蓋形成術後)、学童期、青年期以降の言語管理・治療について理解できる。

予習

教科書pp175-186を読む。(15分)

復習

授業で学んだ内容をノートなどに整理する。(30分)

【第4回】
授業内容

舌の形態異常に伴う構音障害

個別目標

舌小帯短縮症、舌巨症・小舌症について理解できる。

予習

教科書pp205-210を読む。(15分)

復習

授業で学んだ内容をノートなどに整理する。(30分)

【第5回】
授業内容

事例検討:口唇裂・口蓋裂の事例

個別目標

事例検討を通して、実際のチームアプローチと言語管理、鼻咽腔閉鎖機能不全の構音訓練を理解できる。

予習

教科書pp186-192を読む。(15分)

復習

授業で学んだ内容をノートなどに整理する。(30分)

【第6回】
授業内容

事例検討:粘膜下口蓋裂、先天性鼻咽腔閉鎖不全症、口蓋裂を伴う症候群

個別目標

事例検討通じて、粘膜下口蓋裂、先天性鼻咽腔閉鎖不全症、口蓋裂を伴う症候群の訓練・支援について理解できる。

予習

教科書pp193-204を読む。(15分)

復習

授業で学んだ内容をノートなどに整理する。(30分)

【第7回】
授業内容

国家試験問題

個別目標

小児の器質性構音障害の国家試験問題を通じて出題傾向を知る。

予習

第1~6回の内容を振り返る。(20分)

復習

国家試験問題の解説と正誤の判断がなされた理由について整理・理解する。(25分)

【第8回】
授業内容

定期試験と解説(シラバス第1~7回の内容)

個別目標

シラバス第1~7回の学びを振り返り、まとめることができる。

予習

シラバス第1~7回の内容を振り返る。(30分)

復習

学んだことをノートなどに整理する。(15分)

【第9回】
授業内容

吃音の定義・現在の状況・発症と経過・原因論について学ぶ

個別目標

吃音の定義・現在の状況・発症と経過・原因論について理解する

予習

復習

吃音の定義・現在の状況・発症と経過・原因論について復習する

【第10回】
授業内容

診断の流れと評価について学ぶ

個別目標

診断の流れと評価について理解する

予習

テキストのP34~48を読んでおく(15分)

復習

診断の流れと評価について復習する

【第11回】
授業内容

実際の評価表について学ぶ

個別目標

実際の評価表について理解する

予習

テキストのP49~88を読んでおく(15分)

復習

実際の評価表について復習する

【第12回】
授業内容

訓練法①について学ぶ

個別目標

訓練法①について理解する

予習

テキストのP98~8167読んでおく(15分)

復習

訓練法①について復習する

【第13回】
授業内容

訓練法②について学ぶ

個別目標

訓練法②について理解する

予習

テキストのP98~P167読んでおく(15分)

復習

訓練法②について復習する

【第14回】
授業内容

各ライフステージ(幼児期・学童期・成人期)の支援法について学ぶ

個別目標

各ライフステージ(幼児期・学童期・成人期)の支援法について理解する

予習

テキストのP89~P98読んでおく(15分)

復習

各ライフステージ(幼児期・学童期・成人期)の支援法について復習する

【第15回】
授業内容

国家試験問題

個別目標

吃音の国家試験問題を通じて出題傾向を知る。

予習

第9~14回の内容を振り返る。(20分)

復習

国家試験問題の解説と正誤の判断がなされた理由について整理・理解する。(25分)

【第16回】
授業内容

定期試験と解説(シラバス第9~15回の内容)

個別目標
予習
復習

試験実施月日6月頃と8月に2回に分けて実施予定
評価の基準・方法

深水担当(シラバス第1~8回):50%(定期試験40%、課題など10%)
宮澤担当(シラバス第9~16回):50%(定期試験40%、小テスト10%)
※担当別に試験を実施し、各担当の得点が6割未満の場合は、その担当分のみ再試験を行います。

教科書

深水担当:『クリア言語聴覚療法5 小児発声発語障害』 建帛社
宮澤担当:『クリア言語聴覚療法7 吃音・流暢性障害』 建帛社

参考書・参考資料
受講要件
コメント

この科目は、前半7コマ終了した時点で試験を1回実施します(形成的評価も含め50%分)。後半の7コマについては前期定期試験期間内で行います。
深水担当:事前に1年次科目「小児構音障害1」を復習してください。特に訓練・支援は、理解していることを前提に授業を進めていきます。

オフィスアワー

深水:授業終了後、放課後は対応可能です。